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モルガン財団を築いた銀行家ジョン・ビアポント・モルガンは、膨大な美術コレクションの多くをメトロポリタン美術館へ寄贈した。石油王ジョン・ロックフェラーの息子ジョン・ロックフェラー二世の妻で美術収集家アビー・ロックフェラーは、美術館の土地と多数の所蔵品をモマに提供している。
かつて、欧州で貴族たちが芸術の発展を支えたように、ニューヨークのアートシーンは、パトロンとなる大富豪たちによって支えられてきた。経済発展著しいニューヨークには、たくさんの大富豪が生まれていたのである。
多くの芸術パトロンは英国の産業革命後に財を成した富豪であったが、ニューヨークの発展に乗じて1900年代に台頭した者の中には、「貧困で、追われるようにヨーロッパから新大陸を目指した先祖」を持つ成り上がりも少なからずいた。そのため、「社交界で三世代前の話をすることは厳禁」だったとか・・・。
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