
どっしりとそびえる国会議事堂
無名戦士の墓のすぐ東にある建物が国会議事堂。正面の、ギリシア的なドリア式の大理石の柱が印象深い建物だ。もともとこれは、初代ギリシア国王のオットーの王宮として建てられたもの。ドイツのバイエルン宮廷建築家カールトナーの設計で、1842年に完成した。その後1931年に改造され、国会議事堂として使われ現在にいたっている。観光で中に入ることはできないが、クリーム色をした美しい外観を眺めるだけでも価値がある。
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広大な古代アゴラ。バックにはアクロポリスが
世界史の最初を飾っている“古代ギリシア”がここにある。アテネといえば、一般的にアクロポリスが随一の遺跡のように思われがちだが、この古代アゴラも、アクロポリスと並んで見学に値する重要な遺跡だ。
「アゴラ」という言葉は、現代ギリシアでは「市場」を指す語として使われているが、古代ではもっと広く政治、宗教、文化的施設が集中した所という意味をもっていた。多くの古代ギリシアの男性たちは、ここで買い物をするだけではなく(この時代、買い物は男性の役目だったらしい)、政治を論じたり、雄弁家の話に耳を傾けては情報交換をする場として利用していたようだ。ソクラテスやプラトンもここで弁舌をふるっていた。喜劇作家のアリストファネスや歴史家ヘロドトスもこの時代に活躍したといわれている。
1931年よりこの古代アゴラの発掘が開始された。当時、すでにここには300軒あまりの民家があったそうだが、すべてを移転 させたというのだから、ギリシア人がいかに自分たちの古代の歴史を大切にしているかがよくわかる。
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現代のアゴラの魚売り場
オモニア広場から南へ延びるアティナス通りの途中にある。市場はアティナス通りを挟んで左右に分かれている。オモニア広場に向かって左側は、野菜や果物、生きた鶏などを売る店が並ぶ。奥にはいろいろな種類のオリーブを並べた、日本でいえば漬け物屋さんがある。右側は、肉と魚があふれんばかりに売られている。オレンジ色の電球の下で、ウロコをキラキラ光らせた今にも飛び跳ねそうな魚がどっさりといる。その新鮮さはとびきり。狭い通路をアテネっ子たちが大きな袋を持ってあちこちで買い物をしている。
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豊富な展示を誇るベナキ博物館
アントニー・ベナキ氏(1873-1954)のコレクションを集めた博物館。先史時代から現在にいたる彫刻や陶器、絵画、金細工、民族衣装などが1階から4階まで、順に年代を追って展示してある。また、随時、ギリシアの文明に焦点を当てた特別展も開設している。
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