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コロンビアボゴタ旅行ガイド

ボゴタイメージ 高原の大都会ボゴタは、実にさまざまな表情を合わせもっている。スペイン人入植当時の面影を残す、コロニアルなたたずまいの石畳の路地があるかと思えば、高層ビルに囲まれた大通りで渋滞に悩まされたりする。昼間はスーツ姿のビジネスマンが行き来する経済の中心が、夜中にはガミンGaminesと呼ばれるストリートチルドレンがあふれる貧困の街に変わる。大学や博物館の多い文化都市でありながら、泥棒、詐欺師が徘徊する危ない街でもある。この町のリズムに慣れるのには、少しばかり時間と勇気が必要だが、その極めて人間的なリズムに慣れてくると、かえって居心地のよさを感じてしまうから不思議だ。 ボゴタはアンデス山脈の東部、標高約2600mという高地に広がる南北約500km、東西約100kmの大盆地に建設されたコロンビアの首都である。この広大な盆地に築かれた大都会が、富士山の五合目よりまだ高い所にあるという事実は、にわかには信じられない。だが、北緯4度35分という赤道からさほど離れていないこの地でセーターが必要なことと、アルコールがすぐに回ってしまうという事実から、まずそれを知らされるだろう。実際、軽い高山病にかかる人もいる。 16世紀半ば、スペイン人がやって来るまでは、高度な文明を築いたチブチャ族の都がここにあった。部族の首領は、その就任の儀式に純金の粉を体じゅうに塗り付け、黄金の装身具を身につけてのぞみ、神に数々の黄金の捧げ物を贈る習慣があったという。それがエル・ドラード(黄金郷)伝説を生み出した。つまり、このボゴタこそがその伝説の土地であったわけだ。スペイン人の入植後も政治、文化の拠点として町は発展し、独立以来の首都であるとともに、今日では、人口約700万人を擁する南米5大都市のひとつに数えられている。

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