さまざまな名所が点在する東洋のベニス、蘇州。世界遺産に登録されている庭園や地場産名物のグルメスポットなど蘇州旅行情報。
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留園 |
「蘇州四大名園」であるばかりか「中国四大名園」としても名高い、清代の建築造園様式を今に伝える傑作。創建は16世紀にさかのぼるが、清代18世紀に劉恕が改築後、劉園となり後に留園と改名された。園内は楼閣や回廊で4つの景区に分かれている。高さ6.5mの太湖石、廊壁を飾る透かし彫りの花窓が連なっているほか、名書家の墨跡『留園法帖』も見事。
■住所: 留園路338号
拙政園 |
明代の16世紀初頭、高官を失脚した王献臣により造られた「蘇州四大名園」のうち最大の庭園。水をテーマとし、5ヘクタールの敷地のうち池や堀が約7割を占める。園内は東園、中園、西園の3つに分かれている。また拙政園の名は、庭が賄賂で造られたとの噂から「拙き者が政治を為す」という詩句から皮肉ったもの。中国の古典『紅楼夢』の舞台にもなっている。
■住所: 東北街178号
滄浪亭 |
唐代末期956年、呉越広陵王の銭元僚により造園された蘇州最古の庭園。後の宋代に詩人の蘇舜欽が別荘として改築し、滄浪亭と呼ばれるようになった。自然に寄り添うようなシンプルな造りを特徴とし、園前に流れる運河もまた蘇州らしい風情を醸し出している。池や川、樹木が茂っていることから「都市の中の山林」という言葉もあり落ち着いた雰囲気がある。
■住所: 滄浪亭街3号
獅子林 |
城内の園林路にあり「蘇州四大名園」のひとつ。太湖産の奇石、太湖石で埋め尽くされた摩訶不思議な造形美で知られる。回廊には宋代の名家の書を中心とした石刻60枚余りがはめ込まれている。創建されたのは元代1342年、天如という僧侶による。太湖石が林立する築山にはまるで迷路のように通路が巡らされており、ちょっぴり冒険気分で散策を楽しめる。
■住所: 園林路23号
忠王府 |
建物の創建は、三国時代にまでさかのぼる。1860年、太平天国軍による蘇州攻撃の際に、忠王李秀成がここに王府を定めた。建物は呉の郁林太守の邸宅だったもので、かつては隣にある拙政園とつながっていたという。太湖石や池をあしらった庭があるほか、西隣には2006年に新装オープンした蘇州博物館があり、忠王府と直結。青銅器や絹織物なども展示され、一般公開されている。
■住所: 東北街204号
北塔報恩寺 |
蘇州を見守るように建つ高さ76m、8角9層の巨大な塔は町のシンボルになっていて、遠目にも確認できる。三国時代に呉の名将・孫権が母親の恩に報いるために建てた報恩寺の境内にあり、その姿は威風堂々とした存在感に満ちる。内部の階段を9層まで登ると、人民路をはじめ蘇州の町を遠望することができる。
■住所: 人民路1918号
玄妙観 |
西晋時代に創建された道教寺院。町の中心、観前街に面した山門をくぐると正面に見えるのが現存する「中国三大木造建築」のひとつ三清殿である。山門と三清殿のみ創建当初の姿を留めている。内部には宋代のレリーフとともに、太清、玉清、上清の三清が祭られ、香を焚き無心に祈る人々の姿が絶えることはない。玄妙観一帯は、蘇州有数の繁華街で、寺の周囲は自由市場となりにぎわっている。
■住所: 観前街94号
双塔 |
ふたつ並んで建つ高さ30m、八角七層の舎利塔は、まったく同じ構造をもっている。それぞれ舎利塔、功徳舎利塔と呼ばれ、982年に建立された当時は羅漢院内にあったが、現在その建物はなくわずかに石柱などが残るのみ。塔の両側を囲む回廊にその一部が展示されている。これらの遺跡は双塔とともに重点文物保護単位に指定されている。一対の塔は、遠くからも確認できる。
■住所: 定慧寺巷68号
虎丘 |
越王との戦いに破れた呉王・闔閭が葬られた小高い丘。葬儀の3日後に墓に現れたという白い虎の伝説からこの名が付いた。現在の虎丘は泉や庭園をちりばめた市民の憩いの場。のんびり散策も楽しめる。丘の上にそびえ建つ961年建立の高さ47m、八角七層の雲巌寺塔は、地盤沈下により3.5度傾いた東洋の斜塔として名高い。
■住所: 虎丘山門内8号
盤門 |
かつての城門8つのうち現存する唯一の物。創建は蘇州城が歴史に登場する紀元前514年だが、1351年に再建された。検問所と水位調整の役割を兼ねるなど水都らしい特徴も。城壁内にある瑞光塔と盤門、さらに運河に架かる呉門橋は「盤門三景」と呼ばれる蘇州でも有数の景勝地。瑞光塔が建つ城壁内は広い公園になっている。
■住所: 東大街49号
宝帯橋 |
長さ317m、幅4.1m、53のアーチを持つ、中国で最も長い唐代の石橋。古くから交通の要所として知られ、おおいににぎわっていた。橋が建設されたのは元和年間806~821年。町の中心部から南へ10kmほどの所にあり、橋は北京と杭州を結ぶ京杭大運河に平行して架かっている。これはかつて手漕ぎ船の時代に、風上に向かって進む船を引っ張る足場として建設されたためである。行き交う船を眺めつつ石橋を歩いて渡ることもできる。
■住所: 宝南路(石湖東路の突きあたり)
山塘街 |
別名七里山塘とも呼ばれている山塘街は、蘇州市の西部、運河沿いに延びる長さ4km足らずの通り。近年、旧市街寄りの一部が観光用に開発され始めた。明清時代の古い街並みを再現しており、水辺に連なる白壁の家々は風情豊か。老舗レストランや茶館で休憩でき、画廊、印材店なども点在するので、みやげ物探しにも最適。また、夜は水路に船が浮かび、建物の灯が幻想的に揺らめく。
■住所: 山塘街
蘇州刺繍研究所・商品銷售部 |
「中国四大刺繍」のひとつ「蘇繍」の伝統継承を目的に、1957年に設立された国営施設。所内の工房では、数学や絵画など厳しい試験にパスした職人たちが、細かい糸をひと刺しごとに作品を仕上げてゆく様子を間近で見られる。伝統作品のほか多様な品揃え。刺繍ブラウスや小物などの作品は1階の売店で購入可能。
■住所: 景徳路262号
蘇州絲綢博物館 |
蘇州の特産品として知られるシルク産業の歴史と技術を紹介した博物館。皇帝に献上された絹織物や皇帝たちの衣装コレクションなど、その艶やかな収蔵品の数々には思わずため息が出る。ここでは伝統的な養蚕道具の展示のほか、実際にシルクロードの交易を支えた、蘇州シルクの機織りをしている人の作業風景も見学できる。
■住所: 人民路2001号
蘇州檀香扇厰 |
蘇州扇は、ししゅうや絹織物に並ぶ蘇州を代表する工芸品。数ある扇子店のなかでも、ここは熟練職人による品質の高さで知られる。扇ぐたびにふわりと香る白檀の高級扇子、鮮やかなシルク張り扇子など種類はさまざま。店内には所狭しと扇子が並び、目移りしてしまう。隣の工芸美術博物館にも立ち寄ってみたい。
■住所: 西北街90号
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