ブータンはヒマラヤのシャングリラ(桃源郷)として知られる仏教王国。20世紀後半まで鎖国に近い政策だったこともあり、地球上のほとんどの場所で失われてしまった手付かずの美しい自然と、自給自足に基盤を置いた伝統的な生活文化が残っている。
中国とインドの2大国に挟まれているが、ネパールと違ってインド文化の影響は少なく、チベット文化圏に属す。他のチベット文化圏が近代化の波に洗われる中、ブータンは広大な仏教圏、チベット文化圏の文化と伝統を伝える、残されたサンクチュアリでもある。
電気、乗用車、電話、テレビが一般に普及し始めたのは21世紀に入ってから。他の国とあまりにも大きな差がある国情から、旅行にも特殊な制約はあるが、世界中のほかのどの場所でも体験できないなにかがあると、訪れた旅人たちは口をそろえる。
ブータンの概要
| 国名 |
ブータン
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| 正式国名 |
ブータン王国 Kingdom Of Bhutan Bhutanという国名は、もともとインド人がチベットを指して呼んでいた言葉に由来し、後に欧米人の間でブータンという特定の国を指す言葉として定着した。ブータン人自身の言葉による国名はドゥク・ユル(Druk Yul)だ。「チベット仏教ドゥク派の国」という意味。ドゥクとは雷龍であり、この宗派の開祖にまつわる伝説に由来する。
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| 国歌 |
曲名なし
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| 面積 |
3万8394km2 九州の0.9倍
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| 人口 |
67万2425人(2005年国勢調査)
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| 首都 |
ティンプー Thimphu 推定人口約7万人
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| 元首 |
ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王
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| 政体 |
立憲君主制
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| 民族構成 |
チベット系3分の2、ネパール系3分の1
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| 宗教 |
大乗仏教(密教)ドゥク派、ニンマ派が国家的に保護されており、日常生活においても仏教信仰が浸透している。南部にはヒンドゥ教の国民も多い。
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| 祝日・祭日 |
仏教に関する祝日が多い。陰暦を元にした複雑なブータン暦があり、占いによって決まる部分もあるので太陽暦の何日になるかは直前まで決まらないことも多い。国家的行事は太陽暦に基づいている。なお、振替休日はない。
2月21~23日 5代国王誕生日
11月6日 5代国王戴冠記念日
11月11日 4代国王誕生日・戴冠記念日
12月17日 王制記念日
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