ドミニカ共和国は、カリブ海ではキューバに次いで2番目に大きなイスパニョーラ島の東部3分の2を占める。コロンブスが第1回航海のときに足を踏み入れ、スペインによって新大陸で最初の町が造られ繁栄した歴史を持つ。現在も住民はスペイン語を話し、首都サント・ドミンゴには当時のスペインの面影を残す建築物が数多く保存されている。また、北海岸のプエルト・プラタやカサ・デ・カンポのあるラ・ロマーナなどには国際空港があり、世界各地から美しいビーチリゾートを求めて多くの観光客が訪れる。
ドミニカ共和国の基本情報
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| 国名 | ドミニカ共和国 |
|---|---|
| 正式国名 | ドミニカ共和国 Republica Dominicana(Dominican Republic) |
| 国旗 | 中央に国の紋章を配した白十字、左上と右下は紺、右上と左下に赤を使っている。紺は平和を願う心、赤は戦場で流された愛国者たちの血、そして白十字はキリスト教への信仰を象徴している。国旗は、共和国の創始者、ファン・パブロ・ドゥアルテJuan Pablo Duarteによって創案された。 |
| 面積 | 4万8442km2(九州に高知県を合わせた広さ) |
| 人口 | 965万人54人(2010年7月) |
| 首都 | サント・ドミンゴ Santo Domingo |
| 元首 | レオネル・フェルナンデス・レイナ大統領 Leonel Fernandez Reyna(2008年8月~2012年8月) |
| 政体 | 立憲共和制。元首は直接投票によって選出された大統領で、その任期は4年。また、議会は上院と下院の2院制で、上院は32名、下院は178名の議員で構成され、任期は4年。 |
| 民族構成 | ラテン系白人と黒人の混血73%、白人16%、黒人11% |
| 宗教 | 住民の95%がカトリック教徒、そのほか5% |
| 祝日・祭日 | クリスマスやイースターなどキリスト教の祝日のほかに、1月26日国父ドゥアルテ誕生日、2月27日独立記念日、5月1日勤労感謝の日、8月16日共和国再興記念日、10月12日コロンブスの日、11月初旬の憲法記念日などがある。また、大きなイベントのひとつはサント・ドミンゴで行われるメレンゲ・ウイーク。これはラム酒を飲みながら、ドミニカ独特のメレンゲのリズムに合わせてみんなで踊りまくるというもの。2010年は7月29~8月1日にわたり開催された。観光客も参加でき、ボランティアのインストラクターもいる。また、独立記念日にも全国各地でカーニバルが開催される。 |
| 歴史 | コロンブスは第1回目の航海のとき、ドミニカ共和国のあるイスパニョーラ島に到達。1492年12月5日のことである。そして弟のバルトロメオ・コロンが新大陸で最初に建設した町が現在の首都でもあるサント・ドミンゴだ。島には以前からルカイヨ、タイノ、シグアイヨ、カリベ族などの先住民が住んでいたが、スペインによる植民地時代に重労働と疫病のために絶滅し、その代わりに西アフリカから黒人奴隷が連れてこられた。コロンブスに代わり、ニコラス・デ・オバンドがスペインから総督として送り込まれ、サント・ドミンゴは新大陸の拠点として栄えた。ここを起点に新大陸制覇に乗り出すが、旧市街(リーナ・コロンアル)の町並みはそのころ形成され、ニコラス・デ・オバンドに代わってコロンブスの息子が総督になると、すでにスペインで亡くなっていたコロンブスの遺体は遺言によりサント・ドミンゴに運ばれた。 1844年にスペインから独立するが、スペインへの再併合、アメリカによる保護領化など長い不安定な時代が続く。1930年からはトルヒーリョ独裁政権下となり、それは1961年に彼が暗殺されるまで続いた。以後民主主義に移行。現在はレイナ政権のもと安定した政治経済が続いている。 |
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