大規模な遺跡もなく、雄大な自然美もない。だが、素朴でのどかなこの国はまさに桃源郷。なだらかな緑の丘の向こうに古い教会の白壁が映え、村の家々には色とりどりの花があふれている。パラグアイの国名は、パラナ川やウルグアイ川とともにリオ・デ・ラ・プラタ盆地を形成しているパラグアイ川にちなんで命名された。国土はそのパラグアイ川によってまったく異なる特徴を持つ東西ふたつの地域に分かれている。
パラグアイ川とパラナ川の間に広がる東部地域は森林丘陸地帯で、大小無数の河川、湖、広大な草原、そして深い森からなっている。対して西部地域は、船が通過できないほどの河川が縦横に流れる広大な平原。このあたりは人口密度が低いことから、野生動物の宝庫ともなっている。
パラグアイは元来、先住民族グアラニーが暮らす大地だった。その後、ほかの南米諸国と同様スペイン人の植民地化が始まり、スペイン人とグアラニー族の混血が進んだ。パラグアイの人口の96%は混血のメスティーソが占め、白人とグアラニー族が残りの各2%となっている。そのパラグアイの人々の誇りは、グアラニー族の祖先の血。パラグアイというのもグアラニー語で「鳥の冠をかぶった人々の国」という意味だし、通貨の単位や最高級ホテルの名前までグアラニーである。
メスティーソの多くは、自分のことをグアラニーと称し、グアラニー語を話そうとする。店先で買い物するとき、グアラニー語で値切ったらすぐまけてくれたという話があるほどだ。小柄だが、均整のとれた容姿と美しい黒髪のメスティーソは、スペイン人の血よりも、グアラニーの先祖のほうを誇りにしているという。
南米でも有数の親日国で日系移民も7000~8000人いる。リオの熱気やブエノス・アイレスのレトロ感覚に酔うのもいいけれど、ツアーでは行けない桃源郷、花とグアラニーの人々の笑顔を見に行くのもお忘れなく。
パラグアイ川とパラナ川の間に広がる東部地域は森林丘陸地帯で、大小無数の河川、湖、広大な草原、そして深い森からなっている。対して西部地域は、船が通過できないほどの河川が縦横に流れる広大な平原。このあたりは人口密度が低いことから、野生動物の宝庫ともなっている。
パラグアイは元来、先住民族グアラニーが暮らす大地だった。その後、ほかの南米諸国と同様スペイン人の植民地化が始まり、スペイン人とグアラニー族の混血が進んだ。パラグアイの人口の96%は混血のメスティーソが占め、白人とグアラニー族が残りの各2%となっている。そのパラグアイの人々の誇りは、グアラニー族の祖先の血。パラグアイというのもグアラニー語で「鳥の冠をかぶった人々の国」という意味だし、通貨の単位や最高級ホテルの名前までグアラニーである。
メスティーソの多くは、自分のことをグアラニーと称し、グアラニー語を話そうとする。店先で買い物するとき、グアラニー語で値切ったらすぐまけてくれたという話があるほどだ。小柄だが、均整のとれた容姿と美しい黒髪のメスティーソは、スペイン人の血よりも、グアラニーの先祖のほうを誇りにしているという。
南米でも有数の親日国で日系移民も7000~8000人いる。リオの熱気やブエノス・アイレスのレトロ感覚に酔うのもいいけれど、ツアーでは行けない桃源郷、花とグアラニーの人々の笑顔を見に行くのもお忘れなく。








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