ビール&ワイン Beer & Wine


ビールで楽しむ

注文のしかた
レストランなどで「ビーア、ビッテ (ビールください)Bier, bitte」と注文すると、たいてい「クライネス (小さいグラスで)kleines Bier? それともグローセス・ビーア (大きいグラスで)Oder grosses Bier?」と聞き返される。小は0.2〜0.3リットル入り、大は0.4〜0.5リットル入り。ミュンヘンのホーフブロイハウスなどのビアホールなら、1リットル入りの大ジョッキもある。

おもなビールの種類
特に銘柄を指定しなければ、最も一般的な淡色ビールのヘレス〈Helles〉、あるいはピルス〈Pils〉 (ピルスナー〈Pilsner〉ともいう)が出てくるのが普通。黒ビールはドゥンケルス〈Dunkels〉、小麦を原料にしたヴァイツェン〈Weizenbier〉(ヴァイスビーア〈Weissbier〉ともいう)、ヴァイツェンに酵母を入れたヘーフェヴァイツェン〈Hefeweizen〉などがおもな種類。

ミュンヘンのビアガーデンといえば、この3点セットで決まり!
リットルジョッキ入りのビール、茹でたての白ソーセージ〈Weisswurst〉、塩をまぶしてあるブレーツェル〈Brezel〉というパン。ただし白ソーセージは昼の12時ぐらいまでしか頼めない店が多い。

ドイツには、全国シェアのビールメーカーはなく、各地に地ビールメーカーがある。その土地ならではの、出来たて生を飲むのが最もおいしい。また、町によって特色のあるビールや飲み方があって、日本ではお目にかかれない珍しいビールもある。
ベルリーナーヴァイセ Berlinerweisse
ビールをシロップで割ったビールのカクテル。赤いラズベリーと緑色のヴァルトマイスターという2種類がある。ベルリン名物。
オリジナルのビールドリンクがある店も
(ミュンヘン「ヴァイセスブロイハウス〈Weisses Braeuhaus〉」にて)
a.
珍しいビールカクテル「ローテ・ヴィトヴェ〈Rote Witwe〉」は、ヴァイスビーアをリンゴジュースとサクランボのリキュールで割ったもの
b.
ヴァイスビーア
c.
ドゥンケルス
d.
ビール・パンチ〈Bier Punch〉は暖めたビールのシロップ割り。寒い季節に

ワインを味わう

注文のしかた
高級レストランでない限り、グラスワインでもオーダーできるので、いろいろなワインを試せるのがうれしい。グラスは1杯0.25リットル程度。ワインの種類がわからなかったら、お店の人に自分の好みを伝えて、おすすめを聞いてみよう。
ワインを炭酸水で割って飲むのも好まれている。こうすると爽やかさが増すので、喉が渇いているときや、軽く飲みたいときにぴったり。アルコールに弱い人にもおすすめ。このタイプの飲料はドイツではショーレ〈Schorle〉、オーストリアではゲシュプリッツテ〈Gespritzte〉という。

試してみたいワインの種類
ドイツワインの銘柄は、多種多様で紹介しきれないほど。ここでは、本場に行かないとなかなか味わえないワインや稀少なワイン、知っているとちょっと自慢できるワインを紹介しよう。

フランケン地方の白ワイン Franken
さわやかな辛口または中辛のワインで知られるフランケンワインは、通好みのワイン。丸っこいボトルがかわいい。
ゼクト Sekt
ドイツのスパークリングワイン。高級品はフランスのシャンペンとほぼ同様の製法で作られ、誕生日やイベントに飲む。
アイスヴァイン Eiswein
11〜12月の気温がマイナス7℃以下になるまで収穫を待ち、完熟したブドウがほどよく氷結した朝に摘み取り、凍ったまま絞ってつくる最高級のデザートワイン。糖度がとても高く、とろりとした甘さがあって香りもよい。おみやげにもおすすめ。
バーデン・ヴュルテンベルク地方の赤ワイン Baden-Wuerttemberg
ドイツは白ワインで知られるが、赤ワインにもすばらしいものがある。しかし生産地以外にはあまり出回らないといわれている。フランスと国境を接するバーデン・ヴュルテンベルク州は赤ワインの名産地。深みのあるおいしいワインに出会える。
グリューヴァイン Gluehwein
冬になると登場するホットワイン。果物のシロップやシナモンなどの香料をまぜてあり、体がとても温まる。特にクリスマスマーケットには欠かせない。
アップルワイン Apfelwein
フランクフルト名物のリンゴ酒。アルコール分が意外に高いので、飲みすぎに注意。
写真協力/ワイナックス URL:http://www.winax.co.jp/
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ドイツの世界遺産 World Heritage in Germany


ドイツには2003年現在、27件の世界遺産が登録されている。
中世のままの町並みや、荘厳な教会や修道院など、さまざまな人類の遺産がある。ここでは、特に重要な世界遺産をピックアップ。
博物館の島(ベルリン)
Die Museumsinsel
ベルリンを流れるシュプレー川に浮かぶ島には、ペルガモン博物館、旧ナショナルギャラリー、旧博物館、ボーデ博物館 (改修のため2004年頃まで休館中)の4つの博物館が集まっている。必見はペルガモン博物館。古代ギリシャの大祭壇や、バビロンの巨大な門の遺跡をそっくり再現した壮大なスケールに圧倒される。
サンスーシ宮殿と公園(ポツダム)
Schloss Sanssouci, Preussischer Schloesser und Gaerten
華麗なロココ式のサンスーシ宮殿は、プロイセン王国のフリードリヒ大王 (在位1740〜86年)が自ら設計に加わり74歳で亡くなるまでの人生のほとんどを過ごした。サンスーシ宮殿や新宮殿が建つ広大なサンスーシ公園全体が世界遺産になっている。ベルリンからの日帰りエクスカーションにおすすめ。
デッサウとワイマールのバウハウス博物館
Die Bauhausstaetten
1919年、建築家ヴァルター・グロピウスによってワイマールで創設された芸術造形学校。カンディンスキーやクレーが教鞭をとったバウハウスは、近代デザインを語る上で欠かすことができない。1924年にデッサウへ移転し、その最盛期を迎えた。デッサウの本校舎は、現在も造形美術学校として使用されている。
ケルン大聖堂
Der Koelner Dom
ドイツのゴシックを代表する大建築。13世紀半ばから600年以上もの年月を費やして1880年にやっと完成。高さ157mの高さの塔には、509段の階段で登れる。塔上からはライン川の流れに沿った街を一望できる。


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