食べるという文化


  • 食べ物の話しましょか。
  • 待ってました! 高島さんは外国行って和食食べたいって思います?
  • いやあ、全然。
  • わたしもそうです。
    和食はいつでも食べられるんやから、わざわざ海外で食べんでもええやろって。
  • 旅先では、そこの人が食べてるもんを食べたい。
  • インドならずーっとカレー。同じカレーはまずないから、朝から晩までずっーとカレーでも飽きへんですよね。
  • うまいこと指先ですくって食べる人いてますけど、あれ、修得できてないんです。
  • 素手でカレー食べれるようになると、手で触っただけで「美味い!」と思いますよ(笑)。
    モロッコにはラマダーンっていう風習があって。
  • 陽の上がっている間は、飲み食いしたらアカンやつ。
  • イスラム教徒でない外国人のわたしは、一緒になってしなくてもいいんやけど。
  • そこに敢えて飛び込んでいかはるのが、たかのさんならでは。
  • どんなものなんやろ? って興味あるじゃないですか。
    モロッコ旅したとき急にラマダーンが始まったんで、泊めてもらった家族のやってはる通りに。
  • あれ、敬虔なイスラム教徒の人やと、唾も飲まんらしいですね。
  • 飲めないのが一番きついんですよ。ラマダーンやってるって言うと、おっちゃんに「舌を見せてみ」って言われたり。
  • 舌を見たらわかるんですか、断食してるかしてへんか。
  • わかるらしいんですよ。カラカラで白くなってるから、オマエは合格や!って言うてホメてくれる(笑)
  • 彼らにしたら文化を肯定してくれるばかりか、実践までしてくれてるわけですから、そらうれしいですわなあ。
  • で、お腹がペコペコやから、ラマダーン明けてからのイフタールが、めっちゃおいしいんですっ!
  • その表情だけでほんまにおいしそうな感じしますわ。舌と胃ィだけやなくて全身で食文化を理解しはるんですなあ。
  • 体がその国の食べ物に順応しすぎて、飽きるどころか、ナシではいられなくなるんです(笑)。
    こないだルーマニア行ったときは「ソーセージづくし」で、気に入ってしまって帰国後もしばらくそればっかで。
    毎日コンビニ通ってフランクフルト買うてますもん。
  • そこのコンビニ、仕入れ増やしたんちゃいます。たかのさん入ってきたら、もう用意してレジで待ってる。
  • 買い過ぎや。まあ、そんなこんなで、行った国の数だけ、好きな食べ物が増えていくのも、旅の醍醐味かなと(笑)。
【ラマダーン】
イスラムの人々が使う太陰暦の第9月の意。人々はこの月は毎日、日の出から日没まで飲食を絶つのが風習。ここではその風習を言っています。断食といっても、日没からは食事できますし、イスラム教徒でない旅人に強制するものでもありません。ただ、この時期の旅行中は、公衆の面前での飲み食いを控えるのがベターです。
【イフタール】
日が沈んで食事が許される時、最初に口にする料理のこと。確かにDVDを見ると、豆のスープは胃の腑に染み渡るほどおいしそう。
【「ソーセージづくし」】
ルーマニアは肉料理がおいしい。ソーセージは「クルナッツ」と呼ばれます。ほかにも、ルーマニア風のロールキャベツ「サルマーレ」の肉料理攻めに遭い、ハマったらしい。

  • 食べ物の話をしましょうか。
  • 待ってました! 高島さんは外国行って和食食べたいって思います?
  • いやあ、全然。
  • わたしもそうです。
    和食はいつでも食べられるから、わざわざ海外で食べなくてもいいじゃんって。
  • 旅先では、そこの人が食べてるものを食べたい。
  • インドならずーっとカレー。同じカレーはまずないから、朝から晩までずっーとカレーでも飽きないですよね。
  • 上手に指先ですくって食べる人っていますけど、あれ、修得できてないんです。
  • 素手でカレー食べれるようになると、手で触っただけで「美味い!」と思いますよ(笑)。
    モロッコにはラマダーンっていう風習があって。
  • 陽の上がっている間は、飲み食いしてはいけないっていうやつ。
  • イスラム教徒でない外国人のわたしは一緒になってしなくてもいいんですけどね。
  • そこに敢えて飛び込んでいくのが、たかのさんならでは。
  • どんなものかなーって興味ありません?
    モロッコ旅したとき急にラマダーンが始まったんで、泊めてもらった家族のしてるとおりにするんだけど。
  • あれ、敬虔なイスラム教徒の人だと唾も飲ないらしいですね。
  • 飲めないのが一番きついんですよ。ラマダーンやってるって言うと、おっちゃんに「舌を見せてみ」って言われたり。
  • 舌見たらわかるんですか、断食してるかしてないか。
  • わかるらしいんですよ。カラカラで白くなってるからオマエは合格! って言ってホメてくれる (^0_0^)
  • 彼らにしたら文化を肯定してくれるばかりか、実践までしてくれてるわけですから、それはうれしいですよねえ。
  • で、お腹がペコペコだから、ラマダーン明けてからのイフタールが、すごくおいしいんですっ!
  • その表情だけでホントにおいしそうな感じがしますよ。舌と胃だけじゃなくて全身で食文化を理解されるんですねぇ。
  • 体がその国の食べ物に順応しすぎて、飽きるどころか、ナシではいられなくなるんです(笑)。
    この前ルーマニア行ったときは「ソーセージづくし」で、気に入ってしまって帰国後もしばらくそればっかで。
    毎日コンビニ通ってフランクフルト買ってますもん。
  • そこのコンビニ、仕入れ増やんじゃないの。たかのさん入ってきたら、もう用意してレジで待ってる。
  • 買い過ぎですよね。まあ、そんなこんなで、行った国の数だけ好きな食べ物が増えていくっていうのも、旅の醍醐味かなと(笑)。
【旅に出なくては】
このくだりが『地球の歩き方』としても最も重要。試験があるなら必ず出したい。「ガンバタ」はこれで始まりこれで終わる。「たかのてるこ」も同様です。
【「心がむちゃくちゃ喜んでる」】
ここに赤線を引いた読者は80%に及ぶ(『地球の歩き方』調査「調査 5人に聞きました!」より)
【シュウカツに向けて】
面接のために見栄を張って、その証しに苦労するのは古今東西同じである。カンジス河の水が絶えても、この心配のタネは尽きまじ。
【インドが出たんです。】
地球の歩き方 History & Data をご参照ください。
【小口の青い】
やはり 地球の歩き方 History & Data をご参照ください。本の仕上げに三方を断裁するのですが、その切り口を小口(こぐち)といいます。ここを青いインクで染めたのが、『地球の歩き方』創刊時のこだわり。工期、費用も織り込んでの苦労に加え、食品向け色素を使うなどの配慮もあったことはあまり知られていません。2002年、諸般の事情からこの青い小口塗りは廃されました。
【ゼロを見つけた国】
なんてことはないとお思いでしょうが、何もないことを示したり、カウントする時の1の前をゼロだと決めたのは革命的(らしい)。エジプト人もメソポタミアの人たちもマヤ文明もギリシアの学者ですら明らかにしなかったものを7世紀に、親指と人差し指で丸を作って示したのだ。ほーら!ゼロじゃ と。
【10億】
地球の歩き方 D28 インド』 2009-2010 によれば人口は約11億6608万人。差の1億6608万人が正直でない人というわけではない。絶対。

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