|
Pages 1 | 2

L.A.やイタリア
個性的な店や街を訪ねる車旅
20歳で免許を取ってすぐ、アメリカに飛びました。空港に着いてすぐ、レンタカーを借りての一人旅。選んだのは一番安い日本車です。「地球の歩き方・ロスアンゼルス」と、現地で地元の人が持っているような地図を買って、あちこちをドライブしました。
基本的には音楽のルーツをたどりたい、という目的があったのですが、自分に煮詰まっている時期だったので、海に行ったり、ショッピングしたり。そのうち妊婦さんの友達ができて、会社への送り迎えや食事の支度をするからと彼女の家に居候させてもらってからは、彼女の車を借りて行動するようになりました。
大きなショッピングモールに行っても、みんなと同じようなものしか見つからないけれど、例えばメルローズとか、ちょっと路地を奥に入った見えにくいところにこだわりのお店があったりするんです。そういう店をみつけるのがすごく好きでしたね。
今でも年に1,2回は海外で車旅をしています。今まででいちばんハマッたのはイタリアの田舎町のドライブですね。中田英寿さんのサッカーの試合を観にペルージャに行った時、周辺の街をドライブしたんですよ。あの辺はどの街も丘の上に城があって、絵画があって、音楽があり、ワインがある。そして、それらにオリジナリティがあるんです。
石畳の古い道は、L.A.と違って「お腹を壊すぞ!」と思ったくらい運転しにくかったけれど、ベルト屋さん、靴屋さん、額縁屋さん…、代々受け継がれてきたような店が立ち並ぶ路地は、本当に魅力的。ペルージャを起点にボローニャや、ミラノ、ベネチアまで足を伸ばしました。
イタリアで乗った車ですか? 普段はビジュアル重視でスピードが出る車が好みなんですけど、イタリアでは実用性重視でタイヤが太くて小さなバギータイプの車を借りました。現地の人もこのタイプに乗っている人が多いんですよ。 /ページ2へ
|

大黒摩季(アーティスト)
プロフィール
北海道出身。「熱くなれ」「夏が来る」「ら・ら・ら」など数々のミリオン・ヒットを持つ実力派アーティスト。
2007年、デビュー15周年を迎え、10月には全国5ヶ所のライブハウスツアー、2008年2月〜は全国21ヶ所のライブ・ツアーが開催される。07年4月にリリースしたシングル「コレデイイノ!?」が好調。
大黒摩季オフィシャルサイト
|
|
作詞や作曲は、旅先でインスピレーションを得ることが多い。例えば、「マンハッタン・ビーチ」は、L.A郊外のマンハッタン・ビーチでできた。その土地の生活の「音」や「空気」を拾って「音楽」や「言葉」を紡ぎ出す。 |
|
イタリアでは、音楽家や画家などアーティストに縁のある土地を訪ねるのも楽しかった。ビバルディが仕事をしたサンマルコ広場の奥の聖堂、ダ・ビンチが活躍したフィレンツェ…。車は好奇心をかなえてくれる大切な道具だと思う。 |
|
|