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外食にかかる費用の目安(1人分)
○ファストフード 1,000円前後
○カジュアルレストラン 3,000~5,000円
○一流レストラン 1万円前後
ひところ「うまいものなし」といわれたイギリスも、最近ではカリスマシェフの流行で、外食のレベルがグンとアップした。とはいっても、他のヨーロッパ諸国に比べるとまだ「高くでまずい」店が多いのは事実だろう。比較的“外れ”が少ないのが「インド料理のレストラン」。イギリスの旧植民地だったインドからはたくさんの移住者がやってきてイギリスで暮らしており、彼らが食文化も連れてきた。ロンドンでは、本格的なカレーが楽しめる。
中華料理はテイクアウトも広く普及していて、いたるところに店を構えている。
最近ではエスニック料理のレストランも人気がある。タイやベトナム料理はリーズナブルで味もよい。通常、テイクアウトがメインのインド料理店など一部のイスラム系のレストランでは酒を出さないが、持ち込みOKの場合がある。
日本のファミレスに相当するのがパブ・フードだ。週末ともなると「サンデーロースト」を食べにやってくる家族連れでパブは賑わう。パブではイギリスの「おふくろの味」に相当するプディングや肉のロースト、フィッシュパイなどがレストランよりはずっと手頃な値段で食べられる。イギリス人は昼間からアルコールを飲むことに抵抗がない。パブは昼食時でもパイントグラスになみなみとついだビールが飛ぶように出る。
レストランでは通常、スターター(前菜)、メインディッシュ、デザートのコースにドリンクをオーダーする。都市部のカジュアルレストランでは「セットメニュー」が人気。いわゆるコースに比べて割安なのが受けている。
チップは食事代金の10〜15%程度。ただし、請求書に「service charge」と入っていたらチップは不要だ。
ワーキングホリデーや留学などで生活する際にはぜひ自炊を心がけたい。食材も肉や魚は割高だが、外食と比べれば安上がり。テスコ(Tesco)やアズダ(ASDA),モリソンズ(Morrisons)といった低価格スーパー、中位クラスのセインズベリー(Sainsbury’s)、高級スーパーにはウェイトローズ(Waitrose)やマークス・アンド・スペンサー(Marks&Spencer)といったチェーンがあり、最近では日本食材も置かれている。
※本文は2019年5月現在の情報です。(一部注釈のあるものを除く)
イギリスの代表的な料理「フィッシュ・アンド・チップス」のイメージ
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