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サワンナケート/ラオス
タイとの国境に2つ目の国際橋が完成(2006/12/28)
2006年12月、ラオスとタイとの間に2つ目の国際橋が開通した。場所は、首都ビエンチャンから南へ約500kmにあるサワンナケートと対岸にあるタイのムクダーハーンの間。メコン川で国境が隔てられているこのポイントは、これまで船によって結ばれていたが、新しい橋の完成で、人はもちろん、物資の輸出入も大幅にスムーズになる。またサワンナケートはラオス南部屈指の商業都市でもあり、タイとは反対側に位置するベトナムとの交易も盛ん。この橋の完成は、タイ、ラオス、ベトナムの3つが一本の線で結ばれたことをも意味する。

ラオスのメコン川に橋が初めて架かったのは1994年にさかのぼる。ビエンチャン近郊とタイのノーンカーイの間に約1200mの橋「友好橋」。自由主義経済の国タイとの間に架かるこの橋は、社会主義経済から市場経済へと移行していくラオスの象徴でもあった。実際、「友好橋」のオープンと前後してビザの国境発給が始まり、さらに翌年には古都ルアンパバーンが世界遺産に登録されて、観光デスティネーションとしてのラオスの注目度は飛躍的にアップしている。

今回完成した新しい橋の通行についてはまだ正確な情報が入っていないが、日本人観光客については、ビエンチャンの「友好橋」と同じ扱いになる目算が強い。つまり、船による入出国は廃止されて、橋の上をバスなどで渡り、橋詰にある入出国管理事務所および税関で手続きを行うことになるだろう。ちなみに2007年1月1日からビザは不要になった(15日間の滞在に限る)。

タイからラオスに直接入るバス、そしてタイ、ラオス、ベトナムを結ぶ夢の直行バスも、この橋の完成で実現するかもしれない。いずれにしろ、1日も早い本格的な運用が始まることを願うばかりである。



・地球の歩き方編集スタッフ
 秋山岳志


ビエンチャンの友好橋の上から。こちらでは現在、線路の敷設も計画されている


ラオス
2007年1月よりラオスの日本人向け観光ビザが免除に(2006/12/27)
日本人に対するラオスのビザ取得が2007年1月より免除になる。12月中旬、外務省のコメントとしてラオスの新聞で発表された。

ラオスはこれまで、入国に対してはどんな目的でもビザの取得を義務付けていた。だが、ビザ取得がかなり難しかった1980年代から、’90年代に入ると空港などの国境でビザの発給が開始され、事前にビザを準備する必要はなくなっていた。

ビザ免除の予感はあった。国境で取得できる「アライバルビザ」の滞在期間が15日から今年後半には30日に延長されていたし、数年前からおとなりの中国とベトナムでもビザ免除が始まっていたからだ。海外からの投資や観光客で好景気に沸く近隣国を見て、遅ればせながらラオスもビザ免除に踏み切ったのだろう。

今回のビザ免除について新聞では、パスポートに残存有効期限が6ヵ月以上あることを条件に、15日間までの滞在をビザなしで認める、と報道している。この措置は日本人に対して行われるもので、ほかの国籍に対しては今回言及されていない。

ビザが免除されたことは歓迎すべきことだが、周辺を5つの国に囲まれたラオスには国境ポイントも数多く、今回の決定がすべての国境に行き渡るには多少時間がかかるものと思われる。特に辺境のポイントを通過しようという人は、現地で情報を収集してからのほうがよいだろう。



・地球の歩き方編集スタッフ
 秋山岳志


首都ビエンチャンの玄関口・ワッタイ国際空港。ビザ取得のために長い列に並ぶ必要はもうなくなる


韓国
短時間でも快適! コリアンエアーのプレステージクラスに乗る(2006/12/22)
短時間のフライトしかない日韓路線ですが、いつもとはワンランク上の旅を楽しんでみるのもいい経験ではないでしょうか。短かい韓国旅行だからこそ、移動の時間も快適に過ごしたいものです。今回利用したのはコリアンエアーのプレステージクラス。中でも最新型の「プレステージプラスシート」はプライベート空間もばっちり確保できるベッド型座席として注目度も抜群です。

ワンランク上の旅は空港でのチェックインから始まります。専用カウンターがあり、優先的にチェックイン。もちろん預けた荷物は目的地で優先的に出てきます。ビジネスはもちろんですが、観光でも荷物がすぐに出てくるというだけでずいぶんトクをした気になるものです。出国審査を済ませたらラウンジへ。ラウンジの利用も上級クラスならではの楽しみです。コーヒーなどの各種ドリンクやお菓子が無料で用意されているほか、パソコンコーナーではネットも無料で使えます。平常時でもくつろげるラウンジですが、万一遅延が生じて待ち時間が長くなったときなどには快適度の差は圧倒的でしょう。

機内での楽しみは機内食。プレステージクラスでは陶器の食器を使い、本格的なサービスが提供されます。食器は韓国陶磁器に関心ある人なら誰でも知っている広州窯がデザインし、ウェッジウッドが制作したもの。一部の便では、コリアンエアー名物ともなったビビムパプが楽しめます。実はこのビビムパプ、初めて食べたのですが機内食のイメージを覆す本格的な味と食感にビックリ。

お目当てのプレステージプラスシートは噂にたがわぬ快適さでした。電動式で背もたれが傾いて、ほとんど平面状態まで倒すことができます。フットレストのほか、背もたれの盛り上がり具合まで調節が可能です。惜しむらくは飛行時間が短いこと! 個別に設置されたモニターで映画や音楽、また飛行ルートを実際の航空写真上で見られるシステムを楽しんでいるとあっという間に着陸態勢です。

どちらかといえば地味なイメージがあったコリアンエアーですが、最近の変貌ぶりには驚きを隠せません。日韓線ならお手頃価格で乗れるプレステージクラス、一度体験すると病みつきになってしまう人も多そうです。



・地球の歩き方編集スタッフ
 服部朗宏


写真(上)出発前のひとときをラウンジでくつろげる
(中)ベッドのようなプレステージプラスシート
(下)本格ビビムパプはぜひ一度ご経験を。機内食のイメージが変わること請け合い!


タイ
黄色のシャツを着て王様に敬意を表す(2006/10/13)
今年タイに行かれた方は、町中で黄色のシャツを着ている人が目立つのに気が付かれたのではないでしょうか。まるで何かのユニフォームのようで、胸には揃いのマークが入っています。テレビを見れば、アナウンサーもリポーターも黄色のシャツを着ています。

実はこのシャツ、ユニフォームでも何でもありません。タイのプーミポン・アドゥンヤデート国王は今年で即位60周年。王様を敬愛するタイの人々が、敬意を表す方法として黄色のシャツを着ているのです。

でもなぜ黄色なのでしょう。

タイの占いでは誕生日だけでなく曜日も重要視されるため、各曜日に象徴となる動物や色が決められています。王様がお生まれになったのは月曜日、月曜日を象徴する色は黄色。それで黄色のシャツとなったのです。先日のクーデター騒ぎの際、兵士が銃に巻いていたリボンが黄色だったのも同じ理由です。

シャツだけでなく、王様の長寿を祝う言葉がエンボス加工された黄色のラバーバンドもあります。

黄色のシャツを着る人が一気に増えたのは、6月に行われた即位60周年記念式典の頃から。特に王様の誕生曜日である月曜に、黄色のシャツを着ている人が多く見られます。

シャツのあまりの人気ぶりにさっそく偽物が出現、正規品もどんどん値上がりして政府が価格統制をかけるほどでした。最近では商品は豊富に流通しているので、問題なく手に入れることができます。

王様を敬愛する気持ちが素直に発露できるのはうらやましい気がします。ただ、ちょっと困ってしまうのは、普段制服を着ている人が黄色のシャツ姿で仕事をしているケースがあること。空港に到着し、黄色シャツ姿の人に「はーい、こっちです」と誘導されても、本当に地上スタッフなのかどうか一瞬迷います。また、あるお店に入ってその店内にいる人が全員黄色のシャツ姿だった場合、店員と客の見分けが付きません。今年いっぱいはこの状況が続きそうです。

ちなみに、王妃の誕生曜日は金曜日。8月12日の王妃誕生日以降、金曜日には水色のシャツを着る人も増えました。

■参考
各曜日を象徴する色は以下の通り
月曜日:黄色
火曜日:桃色
水曜日:緑色
木曜日:橙色
金曜日:水色
土曜日:紫色
日曜日:赤色



・地球の歩き方編集スタッフ
 水野純


大量に売られる王様、王妃記念シャツ。奥には橙色のシャツも並んでいるが、次は誰?


バンコク/タイ
タイのクーデター現地体験記(2006/10/10)
イサーン(タイの東北地方)取材中の9月20日朝、移動するためバスターミナルへ行くと、設置されたテレビに階級の高そうな軍人が5人並んで映っていました。様子が普段と異なるので隣にいたタイ人に尋ねると、「パティワット」と一言。「もしかして」と思い日タイ辞書で「クーデター」を引くと、まさにそれ。

聞けば前日(9月19日)夜から地上波テレビの放送は止まっていたとのこと。とはいえ人々の様子は普段通り、バスも全く通常通り運行されています。田舎にいるとクーデターもこんなもんなのか、と思いつつとりあえずバスに乗り、予定通り次の目的地を目指しました。

バスが目的地に到着すると、平日なのに銀行が閉まっています。目に見えるクーデターの影響はそれだけ。ホテルにチェックインしてテレビをつけると、普段通りの番組を放送しています。

バンコクの知人に電話で尋ねると、役所や公的機関、銀行が1日休みになっただけで、民間企業は普段通り営業しているし、戦車や兵士が展開しているのは国会や首相府周辺などバンコク市内のごく一部、それ以外に特に変わった点はない、とのこと。日本で例えれば「国会議事堂と首相官邸前にだけ戦車が配置されている」という感じ。

夜テレビを見ていると、普通の番組が突然中断し、布告放送のような番組が全チャンネル共通ではじまりました。銀行が閉まっているのに続き、クーデターを感じさせる二つめの出来事。

翌21日、「バーツが暴落してたりして」と予測しながら銀行へ行くとそんなことはなく、続いてラオス国境へ取材に行けば国境も普段通り(ミャンマーとの国境はしばらく閉まった)。テレビのニュースでは、戦車によじ登る子供、戦車の前で記念撮影する人、兵士に食事を差し入れしたり花を手渡す人などの様子を放送しています。とはいえバンコク市民でも実際に戦車を自分の目で見た人は少ないのではないでしょうか。その戦車や兵士も、すでに撤収しました。

ホテルの稼働率はクーデターから一週間程度ぐっと落ち込んだものの、既にほぼ平常通りに戻っています。交通機関には当初から影響なし。現在のところ、普通に旅行するのに支障はありません。

そうは言っても現在憲法停止中、クーデターを起こした「民主改革評議会」が暫定的に政権を掌握中です。タイを旅行される方は万が一の事態に備え、事前にタイの国内情勢をチェックし、滞在中はパスポートを常時携帯、政治的な集会などが行われていても決して近付かないようご注意下さい。



・地球の歩き方編集スタッフ
 水野純


(写真上)クーデター翌日は銀行が臨時休業。「銀行は1日休み」と書いてあります
(写真中)一般の番組を突然中断して、地上波全チャンネル同時に放送される布告。緊張感がみなぎる真面目な雰囲気
(写真下)その直後のニュースで、市内を走行する軍の車両をテレビカメラが延々追い掛けて放送。音声はもともと放映中の番組(画面右の小画面)で馬鹿笑いを続けるおじさん二人の声が流れているため緊張感ゼロ



バンコク/タイ
新バンコク国際空港:スワンナプーム空港見学記(2006/10/5)
2006年9月28日にオープンしたバンコクの新しい表玄関、スワンナプーム国際空港を、9月30日に見学してきました。オープン前からタイのテレビでは連日ニュースで新空港関連のトピックを取り上げ、まさに「鳴り物入り」。しかし実際に見聞する限りでは、「満を持して」とはとても言えないのがタイらしいところです。

出発フロアはターミナルビル4階。柱のない空間は広々としており、天井も高くて明るい造りは去年見学したときのイメージ通りに完成していて感動です。チェックインカウンターの間隔が大きく取ってあるので、利用者が集中する時間帯でも比較的余裕があります。このエリアからエレベーターとエスカレーターで上がれる6階には展望レストラン、7階には展望台があります。なおチェックインエリアにはトイレが2箇所しかないので注意が必要です。

1階下がった3階は、Meeting and Greeting Galleryと名付けられたフロア。航空会社のラウンジのほかに各種レストラン、ショップ、マッサージ店などが並んでいますが、いまだ工事中の場所多し。思わぬ物陰に小さなカフェのカウンターがあったりして、全面的にオープンしていない今だけの穴場だったりします。

到着フロアはターミナルビル2階。空港リムジンやレンタカー、ホテル紹介、旅行会社のカウンターが並んでおり、このフロアまで吹き抜けなので明るいです。国際線の到着旅客の出口は2ヵ所(BとC。Aは国内線)あるのに、なぜかB出口ばかり利用されるので、到着便が集中する午後はかなり混雑します。

空港から市街へ向かう際は、到着フロアから降りた1階にリムジン乗り場、タクシー乗り場、エアポートエクスプレス(空港バス)乗り場があります。地階には鉄道駅がありますが、開通は2年後の予定。

先だってのクーデターで失脚した前首相が強引に早めに設定した開港日が、そのクーデターのおかげで先送りになるのではと噂されたものの、結局予定通りオープンしてしまった新空港。素晴らしい建物、最新の機材が揃っているのだから、もう少しちゃんとしてからオープンすればよかったのにと、少し残念に思います。休憩したレストランではクレジットカードが使えず、「すいません。まだオープンして2日しかたっていないので」、またニュースではエライ人が「あと一週間ほどで万全の状態になる」と言ってましたが、なにか間違っているような気がします。

ざっと見て回った限りではまだまだ工事中の箇所が多く見られ、やはり「無理してオープンした感」が否めません。職員のトレーニングや各種機材のチェックも間に合わなかったようで、停電してチェックインが遅れたり、到着したのに荷物が何時間も出てこないので乗客が騒ぎ出すトラブル続出。オープン初日にスワンナプームから成田に着いた某便は、乗客が預けた荷物の4割しか搭載されていなかったそうです。

今後しばらくの間タイへ行かれる方は、荷物はできる限り機内持ち込みにされることを強くおすすめします。特にチェンマイやプーケットなど国内線へ乗り継ぐ場合、機内持ち込みは必須です。



・地球の歩き方編集スタッフ
 水野純


(写真上から)
1 到着フロア。車線も歩道も広々。夜は美しくライトアップされます
2 あまりの広さに人間が小さく見えるチェックインエリア
3 チェックインエリアにはコンビニもあります。水が一本7バーツと、町中と同じ値段で買えるのは良心的
4 午後の到着フロアは、ご覧の通りのイモ洗い状態。現在は見学者も多いので、いずれはこの混雑も多少緩和されるのでは


バンコク/タイ
新バンコク国際空港:スワンナプーム空港アクセス情報(2006/10/5)
現在発売中の「地球の歩き方(D17)タイ06-07」「同(D18)バンコク06-07」制作中には全く不明だったスワンナプーム空港(新バンコク国際空港)へのアクセス情報を、現場で調べました。これからバンコクへ行かれる方は、ぜひご覧下さい。

【空港から市内へ】
現在空港から利用できる交通機関は以下の4種類。
・リムジンタクシー
・メータータクシー
・エアポートエクスプレス(空港バス)
・路線バス

■リムジンタクシー
・利用法:ターミナルビル2階の到着ロビーにカウンターがあり、そこで申し込む。
・料金:行き先、車種により異なるが、バンコク市内なら1000〜1500バーツ程度。例えばスクンビット通りのナナ、アソーク周辺で1100バーツ。申し込み時に支払う。
・運行時間:24時間。
・所要時間:渋滞状況や有料道路の出入り口からの遠近によって異なるが、最短で20分程度、通常30分〜1時間程度。

■メータータクシー
・利用法:ターミナルビル1階から外に出るとカウンターがある。
・料金:メーター料金(バンコク市内なら200〜250バーツ程度)+利用手数料50バーツ+有料道路料金(バンコク市内なら20〜65バーツ)。到着時にメーターの数字に50バーツ追加した金額を運転手に渡す。有料道路の料金も乗客の負担。長距離は固定料金制で、アユタヤー1000バーツ、パタヤー 1050バーツなど。
・運行時間:24時間。
・所要時間:渋滞状況や有料道路の出入り口からの遠近によって異なるが、最短で20分程度、通常30分〜1時間程度。

■エアポートエクスプレス(空港バス)
・利用法:ターミナルビル1階にチケットカウンターがある。外に出たバス乗り場前にもチケットカウンターあり。
・路線:現在4路線が運行中。
AE1:シーロム線 プラトゥーナーム→BTSラーチャダムリ駅→ルンピニー公園→スリウォン通り→チャルン・クルン通り→シーロム通り→BTSサラデーン駅
AE2:カオサン線 プラトゥーナーム→ペッブリー通り→ラーン・ルアン通り→民主記念塔→プラ・アーティット通り→プラ・スメン通り→カオサン通り
AE3:スクンビット線 BTSオンヌット駅→スクンビット通り→セントラル・ワールド→プラトゥーナーム→スクンビット通りソイ3→スクンビット通り(東方向へ)→ソイ・トンロー→ソイ・エカマイ
AE4:フアランポーン線 戦勝記念塔→ソイ・ランナム→BTSパヤータイ駅→BTSラーチャテウィー駅→サヤーム・スクエア、マーブンクロン・センター→ラーマ4世通り→フアランポーン駅
・料金:1人150バーツ。切符はカウンターで購入。
・運行時間:5:00〜24:00(いずれ〜01:00になるとのこと)、45分〜1時間おき。AE4(フアランポーン線)は9:00〜。
・所要時間:1〜2時間。

■路線バス
・利用法:空港敷地内にあるPublic Transportation Centerから利用。Public Transportation Centerへは、ターミナルビル1階から空港施設内を巡回する無料のシャトルバスに乗って7〜8分。シャトルバスはExpressとOrdinaryの2種類あるので、Expressを利用すること。
・路線:現在6路線あるが、旅行者に便利なのは551番(BTS戦勝記念塔行き)と552番(BTSオンヌット駅行き)、556番(カオサン通り経由南バスターミナル行き)。
・料金:35バーツ。切符は窓口でも、乗車後に車内でも購入可。
・運行時間:24時間、20〜30分間隔
・所要時間:1〜2時間。

■路線バスおまけ
路線バス乗り場から、パタヤー、ノーンカーイ行きの長距離バスもある。
・パタヤー
9:00、13:00、17:00発の1日3便。106バーツ。
・ノーンカーイ
21:00発1日1便、484バーツ。

【市内から空港へ】
・タクシー:最も現実的。市内からメーター料金が200〜250バーツ程度、有料道路を利用すると25バーツか65バーツ。合計で300バーツ程度。所要時間は渋滞状況や有料道路の出入り口からの遠近によって異なるが、最短で20分程度、通常30分〜1時間程度。
・エアポートエクスプレス:本数が少なくあてにできない。
・ホテルのリムジンを利用:確実で安心。料金はホテルにもよるが最低でも600バーツ程度。

【まとめ】
・リムジン:高い分安心。
・タクシー:便利だが、午後の到着便が集中する時間帯は長く待たされる可能性あり。
・エアポートエクスプレス:本数が少ない、2人以上ならタクシーの方が割安、バス停から目的地まで歩かねばならない、といいところなし。
・路線バス:バンコクの地理に詳しいならおすすめ。目的地最寄りのバス停で下車してタクシーを利用すれば、総額100バーツ以下で空港から移動できる。



・地球の歩き方編集スタッフ
 水野純


(写真上から)
1 リムジンタクシーは旧空港時代の倍近い強気の料金設定
2 メータータクシーは割安で便利。時間帯によっては長く待つことも
3 便数が少なく割高なエアポートエクスプレス。しかも英語のあまり通じない係員が「降りたところからタクシーに乗ればいい」と適当にどんどん客を乗せるので、降りて途方に暮れる外国人旅行者続出
4 バンコク市内の地理に通じていれば利用価値大な路線バス


バンコク/タイ
中華街の中国趣味ホテル(2006/8/25)
 世界の大都市の例にもれず、バンコクにも大きな中華街があります。歴史的な経緯からもともとタイ全土には華人が多く、国全体が希薄な中華街的のようですが、その中でも特にバンコクの中華街は中国色が濃く、訪れる外国人にエキゾチックな印象を与えます。

 微妙な中国色を残しつつも、それを強調することのなかったバンコクの中華街が、90年代の末頃から「観光地としての中華街」を意識しだしたのか、牌楼を建てる、街頭や電話ボックスを真っ赤な中国風装飾で覆う、チャイナタウン歩きモデルコースの看板を設置するといった、変化を見せ始めました。

 今年の2月、その中華街に中国趣味の装飾を売り物にしたホテルがオープンしました。その名も「シャンハイ・イン Shanghai Inn」。間口が狭く奥に細長いビルの4〜5階をホテルとして使っています。エレベータで上がっていくと、吹き抜けに傘がいくつもつり下げられた不思議な空間が現出。フロントではチャイナドレスを着た女性がチェックインの手続きを行い、部屋へと案内してくれます。

 薄暗くコンクリートむき出しの廊下、その両側に連なる観音開きの客室ドアなど、レトロチャイナの雰囲気満点。そして客室のインテリアも見事なレトロチャイナ。凝った透かしの入った天蓋付きベッド、天井からいくつも下がるランタン風照明、クローゼットやバスルームのドアもすべて観音開き、サービスの中国茶。色使いが少々派手なのは好みの分かれるところでしょう。使い込まれていくうちに、だんだん落ち着いていくのでしょうか。

 インテリアに凝りすぎたためか、使い勝手はいまひとつ。例えば
・タオルラックがバスルームの外にある
・洗面台は水とお湯の蛇口が別なのに水がためられない造り
・バスルームで便器に座ると正面が全面鏡で自分が丸見え
・照明のスイッチが全部バラバラの場所
などなどの細かい点を気にしなければ、話の種に一度泊まってみても楽しいと思います。

●Shanghai Innのサイト(音が出ます)
http://www.shanghai-inn.com/index.html



・地球の歩き方編集スタッフ
 水野純


写真(上)見事なレトロチャイナ風のインテリア。クッションはシルクでピカピカ。カーテンの色遣いがやや淫靡
写真(中)なぜかバスルームの外にあるタオルラック。シャワーの際はタオルのピックアップを忘れずに
写真(下)ここまでやるか。バスルームにある鳥かご。中の鳥はもちろんダミー


バンコク/タイ
大きいことはいいことだ
またまた巨大ショッピングセンター誕生
(2006/8/24)
 2005年12月、バンコクに自称「東南アジア最大」のショッピングセンター、サヤーム・パラゴンがオープンしたことを以前ここで報告しました。
http://www.arukikata.co.jp/news/staff_note/c441.html
 そのバンコクに、サヤーム・パラゴンを上回る規模のショッピングセンター、「セントラル・ワールド」がオープンしました。もともと「ワールド・トレード・センター」という名称でオープンし、その後「セントラル・ワールド・プラザ」に改称、今年の4月頃から大規模な改装工事を行っていた物件です。

 すでに巨大な物件でしたが、隣接して大きなオフィスビルを建設、さらにショップエリアも増築して、売り場の床面積は83万平方メートル。50万平方メートルのサヤーム・パラゴンを大きく上回ります。

「そりゃあすごい」と早速足を運ぶと、外観も完全に改装され、以前の面影はありません。期待しながら館内に入ると、真っ白な床はピカピカでまぶしいほど。ところがテナントはまだ工事中のところが多く、やや無理してオープンした感が否めません。タイでよくある「見切り発車」がここでも・・・。将来的には500軒以上のショップ、50軒以上のレストランが入居するそうです。

 これだけで話を終わらせるわけにはいかないので、このとき見つけた小ネタをひとつ。すでに営業している数少ないショップのひとつ「トイざラス」で、面白いものを見つけました。タイ版のモノポリーです。バーツを使ってタイの土地や物件を売り買いする、タイの資産家気分が味わえるゲーム。1セット999バーツ(約3000円)で、「トイざラス」限定販売です。珍しいおみやげとしていかがですか?



・地球の歩き方編集スタッフ
 水野純


写真上から
1 以前の重厚なイメージを一新、ガラスを多用して明るいイメージに
2 タイ人の大好きな吹き抜けがここにも。天井採光で明るい
3 タイ版モノポリー。コレクター向けに通し番号入り
4 地名は全部タイのものです



ルアンパバーン/ラオス
世界遺産の古都で象乗りトレッキングはいかが?(2006/8/22)
 世界遺産にも登録されている古都ルアンパバーンに、ここ数年、トレッキングを催行する旅行会社が増えてきた。会社を主宰するのは主にヨーロッパ人たち。アジアのほかの国々にも多くのトレッキングがあるが、いささかスポイルされ気味のツアーに嫌気が差した旅行者たちの人気が、ルアンパバーンのトレッキングに集まって来るらしい。

 そうはいっても、トレッキングに参加するとなれば頑丈なトレッキングシューズで足元を固めた上に、道なき道を何時間も歩かなくちゃならない。ということで二の足を踏んでしまう方も多いかと思う。ところがルアンパバーンで催行されているトレッキングの多くは、半日、もしくは日帰りの短いものばかり。オプショナルツアーに参加するくらいの気持ちで全然問題ない。もちろん宿泊を伴ったツアーの希望にも応えてはくれるが、まずは日帰りのトレッキングに参加してみよう。

 私たちが選んだのは、ドイツ人がマネージャーを務めるタイガートレイル社の「半日エレファント・ライディング」。ルアンパバーンの町から車で30分ほどの場所で象に乗るツアーだ。こんなに近くでトレッキングが体験できるのは、同社がここで自前のリゾート「ラーオ・スピリット」を展開しており、象の飼育も手がけているから。もし1日あれば、半日で象乗り、もう半日でカヤック、サイクリング、トレッキングのどれかを楽しめるコンビネーション・パックもある。

 リゾートに到着した私たちは、カーン川をはさんだ対岸にあるエレファントキャンプでさっそく象乗りにチャレンジ。道があるようでない緩やかな丘の斜面を、象はゆっくりと、そして器用に歩いていく。途中、草を食べたり水を飲んだりと、向こうもいたってノンビリだ。

 象を降りるとランチタイムだ。食事はタイガートレイル社ご自慢のリゾートにあるレストランで取るのだが、そのついでにリゾートの部屋も見せていただいた。宿泊を伴うプランではこのリゾートに泊まることになるのだが、「トレッキング」のイメージに似つかわしくないほど部屋はオシャレだ。すべてカーン川を見下ろすコテージになっていて、テラスでノンビリとくつろげる。トレッキングやカヤッキングなどのアクティビティもいいが、1日はそんなものに参加しないでテラスで読書を。そんな気持ちにさえさせてくれる。

 世界遺産登録から10年を経て、観光都市としての地位をますますゆるぎないものにしようとしているルアンパバーン。旅行者が参加できるアクティビティも、年を追って増え続けている。

●DATA
・エレファント・ライディング(半日):1人37ドル
・タイガートレイル社
http://www.tigertrail-laos.com/






・地球の歩き方編集スタッフ
 秋山岳志


写真(上)4頭の象を飼育するラーオスピリット。他のエレファント・ライディングと違い、すぐに乗れるのも魅力
写真(下)カーン川を吹き抜ける優しい風があふれるリゾートの客室


ビエンチャン/ラオス
ラオスの人気スイーツ事情(2006/8/17)
 外国人旅行者が増えたラオスでは、彼ら目当てのベーカーリーカフェが大流行。外国人だけでなく、カフェのテラスでケーキをほおばるラオス人の姿もチラホラみかけるようになった。しかし、ラオスらしいスイーツを求めるのなら、冷房の効いたカフェに引きこもっていないで町に飛び出してみよう。

 まず向かったのは、ビエンチャン市内でも有数の規模を誇るタートルアン市場。蛇などのゲテモノがたくさん出回っているという噂もある市場だが、入口を入ったすぐのところでさっそくスイーツらしきものを発見!

「それってなんていうお菓子?」
 そう聞く私に、オバチャンは少し間を置いて
「サリー(トウモロコシ)だよ」

 もちろんトウモロコシそのものが売っているわけではなく、トウモロコシを使ったスイーツだという意味だ。ラオスではこのように、使っている材料などがそのまま名前になっていることも多いのだが、困ったのは、人によって言い方が違うこと。スイーツの固有名詞などあってなきがごとし、なのである。

 もっとも、名前なんてどうでもいいのかもしれない。市場で、屋台で、おいしそうなものを見つけたら指差しで注文は完璧。1つ1つはとても安いから、どんどん試してみるといい。

 時は変わって、朝のビエンチャン。町のあちこちからおいしそうな湯気を立てているカオピヤック(うどんに似たもの)のお店のテーブルには「揚げパン」のような物が入っている。種類はいろいろあるが、いちばんシンプルなのはバナナが2つくっついたようなパン。実はこれ、カオピヤックに入れて食べるのだ。カオピヤックの汁を吸ったこのパン、なぜか脂っこさが消えて素直に口の中でとろけていく。
 揚げパンには他にも種類があるが、食べ方はこれだけではない。もちろんそのまま食べてもいいし、コーヒーを別に注文してアメリカン祉D鼻璽淵弔茲蹐靴D瀬鵐@△發茲靴澄」

 このようにテーブルに置かれたスイーツの場合、食べた数は自己申告制というおおらかさ。会計の時に
「カノム(お菓子)・ソン(2)・アン(個)!」
みたいに言えばその分加算してくれる。

 夜になると、今度はスイーツ屋台がビエンチャンの目抜き通りに現れる。インド系のおじさんがパンパンと生地を叩きながら売っているのは「ローティ」というクレープみたいなもの。そのすぐとなりでは「ナムタオフー(豆乳)」の屋台に人が群がっていた。ナムタオフーには温かいものと冷たいものがあり、冷たいものには黒いゼリーを入れる人が多い。日中は気温が40度にもなることがあるビエンチャン、冷たいビールもいいが、たまにはヘルシーな豆乳で火照った体を冷却してみるのもいい。



・地球の歩き方編集スタッフ
 秋山岳志


写真(上)着色料一切なし。豊かな自然と暮らすラオス人が生み出したスイーツたち。タートルアン市場にて
写真(中)いろいろな種類の揚げパン。おやつに、そして朝食、夕食にもどうぞ
写真(下)冷たいナムタオフーの底には黒いゼリーが沈んでいる。ストローでゼリーを吸いだすのに一苦労?


バンコク/タイ
バンコクのメイド喫茶で萌え萌え〜(2006/6/19)
 去る4月21日、バンコクの原宿にも例えられる若者文化の中心地サヤーム・スクエアに、なんとメイド喫茶がオープンしました。
 その名も「AKIBA」。これは聞き捨てなりません。早速取材に飛びました。

 飛び込みで訪れたら偶然お店にいた店長は若干26歳のタウィーラープ・クンポンカーンチャナ Taveelarp Kumpolkarnjanaさん。日本のアニメや漫画、そしてメイド喫茶が大好きで、自らバンコクで漫画やアニメの店を開くにあたり、メイド喫茶も併設してしまったそうです。
 すでに日本のメディアでも「バンコク初のメイド喫茶!」として方々で紹介されていますが、店長自ら「The one-stop shop especially for Cartoon Fans」とおっしゃるように、メインは漫画や、フィギュアなどのアニメ関連グッズを扱うショップ。メイド喫茶は広い店内の一角を占めるにすぎません。
 お客さんも、買い物目当ての方が多いとか。店内は常にお客の姿が。平日で300人以上、週末は700〜800人近くの来客があるそうです。

 日本とは違い、来客を「お帰りなさいませ」と迎えたり、跪いて注文を取ったりといったいかにもメイドなサービスはありません。
 メイド姿のウエイトレスが普通に接客する(それはそれで当たり前? もう何が何だかわからん!)のは、なんだか出発地点に戻ったような。「メイド喫茶」と言うよりは「メイドオンリーのコスプレ喫茶」でしょうか。え? 日本のメイド喫茶もそう?
 働いている女性はもともとコスプレ好きの漫画ファンで、店長の厳しい面接をパスした大学生や専門学校生などばかり。
 まあ難しく考えるのはやめにして、タイ人の若いオタクと一緒に、バンコクで萌え〜。

●AKIBA
URL:http://www.akiba.co.th/
住所:2F-3F, 430/35-36 Soi 7, Siam Square
tel:0-2654-6228
fax:0-2654-6241
営業:11:00〜20:00
定休:なし
おもなメニュー:
 ホットコーヒー 40B
 よろしくドリンク 45B
 萌えオムレツ 35B
CC:なし



・地球の歩き方編集スタッフ
 水野純


写真(上)いらっしゃいませ! 一番人気のアリミちゃんです
写真(中)入口はA&WとMilk Plus(どちらもファストフード店)の間にある狭い階段
写真(下)それにしても日本のアニメがこんなにタイで人気があったとは。フィギュアもすさまじい充実ぶりでした



ルアン・パバーン/ラオス
古都に登場! 高級ホテルのスパ(2006/6/12)
 いまやアジアのリゾートに欠かせないのがスパ。
 時にはちょっと生暖かい海辺の風に吹かれながら、そして時には都会のど真ん中の高層ホテルから町を睥睨しながら心も体も癒される。
 そのスパがラオスの古都ルアン・パバーン(ルアンプラバーン)にも登場した。

 内陸国でビーチもないラオス、そして町と呼べるほどの都会でもないルアン・パバーンでスパ?
 ちょっといぶかしく思いながらやってきたのが「メゾン・スワンナプーム・ホテル」。ラオスのスパヌウォン元国王の邸宅を利用したこのホテル、改装前もホテルとして営業していたのだが、大がかりなリノベーションを行い、ルアン・パバーン随一の高級ホテルとしてお目見えしたのだ。

「メゾン・スワンナプーム・ホテル」の最大のセールスポイントがスパ。
 アジアのリゾート各地でスパを展開するアンサナ・スパがラオスでは初めてこのホテルに出店し、ルアン・パバーンのスパ・ブームに火をつけた。

 スパがあるのはホテルの中庭で、蓮の葉が浮かぶ池のほとりにサーラー(高床式の家)風のスパ・ルームが点在している。
 なんとなくラオスの農村を思い出させる風景の中、バラエティに富んだメニューの中から選んだトリートメントを受ける。15分もすれば、ここルアン・パバーンでしか感じることのできないスローな風が、あなたの体の上を吹き抜けていくはずだ。

 ほかのホテルも負けてはいない。たとえば、やはり老舗のひとつである「ラ・レジデンス・プーワーオ」。ルアンパバーンを治めていた王が幼少時代に凧揚げを楽しんだという山に設置されたこのホテルにもスパがオープンし、山の斜面からルアンパバーンの町やそれを取り囲む山々が一望できる。

 ルアン・パバーンでのアクティビティといえばこれまで、町中のお寺めぐりと郊外の洞窟や滝の見学くらいしかなかったが、観光地めぐりに疲れたらこんなスパで1日を過ごしてみよう。
 目に焼き付けてきた町の風景と、かつて栄華を誇った王国の姿が、山間を吹き抜ける風とともにダブルイメージとなって脳裏に浮かんでくるに違いない。

●メゾン・スワンナプーム祉D曠謄
http://www.coloursofangsana.com/souvannaphoum/index.htm
▽アンサナ・スパ
http://www.angsanaspa.com/resortspas/luangprabang/index.htm

●ラ・レジデンス・プーワーオ(パンシー・ルアンプラバーン)
http://www.pansea.com/jp/phou_infor.html



・地球の歩き方編集スタッフ
 秋山岳志


写真(上)メゾン・スワンナプーム・ホテルのスパ・ルーム。カーテンを揺らす風に極上の時間がゆっくりと過ぎていく
写真(下)ラ・メゾン・プーワーオのスパ祉D┘螢△C薀廖璽覬曚靴縫襯▲鵝Ε僖弌璽鵑了魁垢鯆C瓩



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