地球の歩き方総合研究所、good luck trip

東北通訳案内士及びトレイルガイドのためのスキルアップ研修のご案内

株式会社地球の歩き方は、2016年から毎年、東北にてガイド研修を実施してまいりました。今年度は、東北運輸局のアドベンチャーツーリズム「みちのく潮風トレイル」に訪日ゲストを誘客する事業を行っています。この度、その事業の一環として通訳案内士やトレイルガイドの皆様を 対象としたスキルアップ研修を実施します。今回は岩手県 普代村にて実施します。 歩き旅をガイドする上で欠かせない「安全管理の基本」と「コミュニケーション」について共に考え、学ぶ場にしたいと思います。 「講師は「歩く旅」を訪日ゲスト向けに企画・販売しているパイオニア企業Walk Japanのツアーリーダーをしているジェイミー・ドワイヤー氏が座学と実地研修を行います。ご参加頂いた方は、この研修を通して、 歩く旅に必要なスキルと顧客ニーズにマッチした満足度の高いガイドとなるために必要なノウハウを学べるはずです。 是非、この機会にご参加ください。

地球の歩き方総研/みちのくトレイルクラブ
Walk Japan

Special Training Seminar in Iwate

日時 2021年10月22日(金)~ 10月24日(日) 2泊3日

《研修行程表》
1日日:普代村・くろさき荘の会議室にて座学・トレイルでの実地研修
2日目:歩く旅に必要な「安全管理の基本」「コミュニケーション」について座学とトレイルでの実地研修
3日目:座学+まとめ
場所 岩手・普代村 くらさき荘
〒028-8351 岩手県下閉伊郡普代村第2地割字下村84番地4
受講対象者 通訳案内士試験に合格されている方。
通訳案内士試験には合格していないが、すでにまたはこれから海外からのお客様を案内する/したい方。
山岳ガイド/トレイルガイドの方または目指している方。

この研修では、実際にみちのく潮風トレイルのルートを歩きます。
本格的な登山ではありませんが、急な坂の上り下りもありますので、8~10キロ程度、森の中を歩くことのできる方がご参加ください。
研修の特徴 この研修は外国人を含む方々に日本での歩き旅をガイドしたい、という方が対象です。
従来のいわゆる ”観光=sightseeing” とは違い、自らの足で歩いて旅することで、ゆっくり時間をかけてその地域の文化、風土、歴史について能動的に学ぶことができ、また自然の中を歩くことで心身ともにリフレッシュすることが可能となります。
日本は安全で、また信頼できる優れた交通機関を備えており、歩き旅を行うには最適の国です。それに加え、都市部に極度に集中してしまったオーバーツーリズム、コロナ禍によって高まる地方分散への関心もあり、今後地方での歩き旅の面白さがより広く受け入れられるはずです。そんな歩き旅の面白さを多くの人たちと共有するために、この研修で歩き旅をガイドする上で欠かせない「安全管理の基本」と「コミュニケーション」について共に考え、学びたいと思います。
費用 一人 25,000円~35,000円程度 (9月中旬に決定予定)
ツアー代金に含まれるもの 行程に明示した移動費、宿泊代(2泊・シングル利用)食事代(朝食2回・昼食3回)、拝観料・体験料、会議室料(資料代含む)、2日目の懇親会参加費
ツアー代金に含まれないもの 個人的性質の諸費用(夕食代、2日目、3日目の実地研修外の食費、個別移動費)、普代までの交通費
定員人数 20名程度
協力 みちのくトレイルクラブ
応募方法 下記、申込みフォームにてエントリーしてください。
人数に限りがありますので、ガイド経験の実績、参加希望理由等を加味した上で、参加者を決定させていただきます。予めご了承ください。
☆定員になり次第、応募は終了します。

講師紹介(プロフィールと実績)

ジェイミー・ドワイヤー氏
Walk Japan Ltd Self-guided Tour Manager

経歴・プロフィール
1980年生まれ。アメリカ合衆国シカゴ出身。
19歳の頃、早稲田大学に1年留学。マカリスター大学(ミネソタ州)を卒業後、日本で勤務するため再来日。姫路や倉敷などで英語と国際交流関係の仕事を三年間したのち、東京の国際交流NGOに勤務。
2009年から文部省奨学金を受け、東京農工大学院環境教育研究室に研究生として入学、三年間をかけて農学修士を取得。
修士の研究中、東京都西多摩地域での農業・森林関係のNPO活動や、古民家でのゲストハウス経営、富士山麓の自然学校でのリーダーや東京でメッセンジャーとしてのバイトも経験。
2012年よりWalk Japan Ltdでツアーリーダーとしてのキャリアをスタート。
2015年より同社Self-guided Tour Manager。訪日外国人に向けて日本国内様々な地域での歩くツアーをリードし、また、セルフガイドツアー(ガイドブックをもとに、ガイドなしで実施するツアー)の担当として、新しいツアー開発とガイドブック作成を中心として仕事に従事。
初来日時、島根県の田舎にもホームステイをした経験が、農村の暮らしに興味を持つきっかけになった。
日本の独特な農村の風景を残すために、持続可能なツーリズムは一つの有効な手段であると考え、現在、京都府の山奥で、自家消費用の田畑の作業をしながら、家族と暮らしている。
コロナ禍で特に進化していく「持続可能なツーリズムの概念」を前向きにどのよう進めていくか同僚と考えながら、WalkJapanの新規ツアーや地元のガイド育成のコースを造成するなど、今だからこそできることに力を入れている。

 


 

 

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