【イタリア】今年はどのパネットーネ?

公開日 : 2022年12月23日
最終更新 :
筆者 : 白崎和恵

12月は流行りのインフルエンザで体調を崩し、しばらく家にこもっていましたが、明日はクリスマスイヴ、年末年始が差し迫り、日ごろお世話になっている人や友人達にホリデーシーズン前に挨拶に駆け回っています。
今年はクリスマスイヴとクリスマスが土日ということで、例年より休みに入る雰囲気は控えめかと思いきや、
やはりこの時期は誰に会ってもクリスマスの挨拶をします。
贈り物も恒例で、家族でのクリスマスパーティーに備えて、ワインやハム・サラミ類、お菓子などの詰め合わせなどに加えて、パネットーネやパンドーロをプレゼントするのはこの季節の風物詩。
贈り物やパネットーネやパンドーロの包みをクリスマスツリーのそばに飾り、クリスマス当日が来るのを待ちます。
たくさん贈り合うために、パネットーネやパンドーロがいくつも家に溜まっていくのと、クリスマスが来る前に
いくつかはすでに開けて食べてしまうのもイタリア生活ではお決まりです。
今年は贈り物には、シチリアの職人の生産者ヴィンチェンテのパネットーネを選びました。
発祥と多くの生産者はミラノですが、このシチリアの職人のパネットーネはとても工夫されていてバリエーションもたくさんあるので、クラシックなパネットーネに入っている砂糖漬けフルーツが苦手な人も豊富なバリエーションの中から選べるのが嬉しいですね。
パッケージも可愛いポップなグラフィックのデザインで贈り手も贈られる方もワクワクしますね。
私がプレゼントに選んだパネットーネは、19世紀のシチリア出身の詩人の名前にちなんだ「ルイジ・ピランデルロ」の名がついた、イチジク、マルヴァジーア(リキュールワインにも使われる葡萄)、干し葡萄、クルミが中に入っているもの。シチリアらしい材料にとても興味が惹かれました。
すでにお家用に完食したのは同生産者で、シチリアのモディカで作られる名産のチョコレートでコーティングされて中にもチョコレートクリームが入ったパネットーネ。
いろいろな種類をいくつも食べたくなってしまいます。

筆者

イタリア特派員

白崎和恵

名古屋出身。フィレンツェ公認観光ガイド。芸術・歴史文化・グルメ情報、旅行や長期滞在のヒントになるような話題をお届けしていきます。

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