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オーロラ観測地ミニガイド

北極圏の国々には、オーロラ観察の拠点となるさまざまな都市があり、日本発のツアーでは複数の都市や国を訪れるものも多い。

データを紹介した各ポイントについて、簡単なプロフィールを作成した。都市の情報やアクティビティ、イベント情報なども参考にして、訪問先を決定しよう。

ユニークアクティビティ イベント情報

北米
アラスカ

●フェアバンクス

世界最先端のオーロラ研究機関、アラスカ大学地球物理学研究所を擁するフェアバンクス。アラスカ州第2の都市だけに、ホテルやレストランなどの施設は充実しており、スキー、犬ぞり、アイスフィッシングなど、アクティビティにも事欠かない。
世界中からオーロラを目指してやってくる人のために、市内から多数のツアーが催行されている。町中でもオーロラを見ることはできるが、車で郊外へ15分ほど走れば、町の灯の影響がなくなるのでさらに条件はよくなる。人気があるのは、小高い丘の上にあるロッジやスキー場。

フェアバンクス
www.explorefairbanks.com

●チナ・ホットスプリングス

フェアバンクスから車で1時間20分。天然の温泉が湧き出るロッジ以外、周りに何もないのでオーロラ観測には絶好の場所。
昼間のアクティビティなどはややとぼしいが、オーロラ観測用のドームがあったり、寒さ避けの小屋があったり、日本からのオーロラツアーが多いせいか、日本人が欲しいと思うものが揃っている。2003年の冬からアメリカ初のアイスホテルがオープン。

チナ・ホットスプリングス
www.chenahotsprings.com

●ベテルス

北極圏にある小さな村で、フェアバンクスから飛行機で1時間弱。夏の間、周囲はツンドラの湿地になるため車でのアクセスは不可。大地が固く凍りつく冬の間だけ車で行き来できる陸の孤島だ。
特別な施設はないがネイティブの素朴な文化に触れることができる静かな村。人工の光が少ないので、ロッジを一歩出れば、どこでもオーロラ観測が可能。

ベテルス
www.bettleslodge.com

北米
カナダ

●イエローナイフ

イエローナイフは、北緯60度43分に位置するノースウエスト準州の州都。周囲を平原に囲まれ、降水量の少ないイエローナイフは、カナダのオーロラ観察の先駆者的な役割を担ってきた。
オーロラを見るための観測所はもちろん、昼間遊ぶためのアクティビティも豊富に揃う。ホテルなど宿泊施設も充実しており、最近ではより安価なB&Bに泊まるプランなども出されている。また、日本人の経営するオーロラを扱うツアー会社が複数あるのも安心だ。

イエローナイフ(ノースウエスト準州)
www.northernfrontier.com
www.northernfrontier.com/12_Japanese/NF_Region.htm(日本語)

●ホワイトホース

アラスカと州境を接するユーコン準州の州都がホワイトホースだ。ホワイトホースがオーロラ観察の拠点として注目されるようになったのはまだ最近のこと。日本人の経営するオーロラツアーを取り扱う旅行会社もあり、温泉に浸かりながらオーロラを見られるなど、独自の観察方法で人気を集めている。
森林や山など豊かな自然を持ち、オーロラがそれらの風景と相まってより美しく見ることができるといわれる。

ホワイトホース(ユーコン準州)
www.touryukon.com
www.yukoninfo.com
www.yukonjapan.com(日本語)

●フォート・マクマレー

フォート・マクマレーは、カナダのアルバータ州で発見された油田によって発展した町。近年では、カナダのオーロラ観察の拠点として、認識されてきた。
人気の理由は北米の都市のなかでは比較的気温が高いこと。同じカナダのイエローナイフと比べるとその差は明らかだ。町の規模も意外に大きく、大型のシティホテルを中心に、宿泊施設も揃っている。オーロラ観賞は、ガイドツアーで郊外へ出かけるのが一般的。

フォート・マクマレー
www.fortmcmurraytourism.com

ヨーロッパ
フィンランド

●ロヴァニエミ

北極圏のすぐ南に位置する、ラップランド県の首都。町中でもオーロラ観察はできるが、街灯などが明るくて見えにくいため、ほとんどのツアーは郊外へと出かけていく。特に、この町を出発してオーロラの出ていると思われる場所に移動するオーロラバス「モイモイ号」は有名だ。
また、市内からバスを使って10分ほどでアクセスできるサンタクロース村は、本物サンタクロースに出会える人気スポット。町には、アルヴァル・アールトが設計した建物が点在し見どころも多い。町の規模が大きいので、ショッピングも存分に楽しめる。

北極圏を示すラインが引かれているロヴァニエミ
ロヴァニエミ
www.rovaniemi.fi

●サーリセルカ

フィンランド最北に位置する通年型リゾート。小さな町なので、明かりもほとんどなく町なかからでも充分にオーロラを観察することができる。すぐそばにスキー場があり、その他のアクティビティも豊富に揃う。もちろんオーロラの観測所も整備されている。ただし、レストランやショップの数は非常に少なく、レストランはほとんどがホテルの中に入っているものとなり、ショップは小さなみやげ物屋が数件ある程度だ。

サーリセルカ
www.saariselka.fi

ヨーロッパ
スカンジナビア(スウェーデン)

●キールナ

オーロラの研究所である、スウェーデン王立スペース研究所がある町。日本からのツアーの場合、キールナの町に宿泊しながら、アイスホテルやイエリバーレのドゥンドレット、スカンジナビア半島では抜群に晴天率の高いアビスコ、ノルウェーのトロムソなどと一緒に回るツアーが多い。

キールナ
www.kiruna.se

●イエリバーレ

町の中心から約3km離れたところにある山小屋のようなホテル、ドゥンドレットに宿泊して観察するというものがほとんど。山の上に立てられたホテルの周辺は、オーロラ観察に最適だ。キールナやトロムソなどを一緒に回るツアーも多く、途中アイスホテルを見学する場合もある。

イエリバーレは夏にもにぎわう。
イエリバーレは夏にもにぎわう。
ロケーションのいいホテル「ドゥンドレット」
イエリバーレ
www.gellivare.se

ヨーロッパ
スカンジナビア(ノルウェー)

●トロムソ

フィヨルドに面した港町。フィヨルドに彩られたノルウェーの海岸線を進む沿岸急行船の寄港地でもあり、船の上からオーロラを見るツアーなども催行されている。フィンランドやスウェーデン、ノルウェーの北極圏に位置する町のなかでは最大の規模を持ち、町には、大型ホテルをはじめとした宿泊施設やレストランやショップも非常に多い。ただし、やや降水量が多いのが難点。日本からのツアーは、スウェーデンへも一緒に行く場合も多い。

ステンドグラスが美しい北極教会
ステンドグラスが美しい北極教会
トロムソ
www.destinasjontromso.no
www.destinasjontromso.no/japan_main.htm(日本語)

ユニークアクティビティ イベント情報
2004年1月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部