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オーロラ撮影マニュアル

オーロラの光は、目に見えている以上に弱く、撮影にはある程度の準備が必要だ。しかし、道具や基本的なカメラの単純な設定さえ知っていれば、誰でも撮影することができる。ここでは撮影に必要なグッズと設定を紹介した。撮影現場で使えるチェックシートも作ったので、カメラの扱いに慣れていない方はそちらも利用してほしい。

オーロラ撮影に必要な機材

●必須グッズ

カメラ……
シャッターを開けたままにすることができる「バルブ機能」があるもの、またはシャッター速度を最低でも15秒から60秒の間まで設定できるものレンズ…広角の明るいレンズ。画角は28mmよりも広角のもの、開放絞り値(F値)は2.8よりも明るいものがいい。
三脚……
雪の上でもしっかりと固定できるもの。人影が入らないようにするため、できれば目線よりも高い位置にカメラを据えることができるものがいい。またカメラを載せる台(雲台)は片手で操作できるタイプのものが便利。
カメラ用の予備電池……
低温下では電池の性能は著しく低下する。温めればだいぶ復活するが、温める余裕がないときのために予備バッテリを用意しておきたい。
オーロラ撮影のための最小セット。デジカメでの撮影も可能なように、2台のカメラを据えつけることができるアダプタを使っている

オーロラ撮影のための最小セット。デジカメでの撮影も可能なように、2台のカメラを据えつけることができるアダプタを使っている

●あると便利なグッズ

レリーズ……
シャッターを押す際にカメラに振動を与えずに済む。 水準器……水平線が取れていない写真は構図が落ち着かない。暗闇でもきっちりと水平線を取ることができるようにする。
クイックシュー……
三脚に付けたカメラをワンタッチで外すことができる台座のこと。カメラ用品専門店で入手可能。これがあればオーロラ出現までカメラをバッグに入れておき、撮影の際に取り出してすぐに設置できる。
防寒カバー……
専用製品の必要はない。厚い長めのマフラーや上着で代用してもよい。冷気に直接さらさないようにする目的で使う。
今では数少ない機械式シャッターのカメラNikon New FM2。現在は後継機種のFM3が販売されている。フラッシュを付けるところに付いているものが水準器だ

今では数少ない機械式シャッターのカメラNikon New FM2。現在は後継機種のFM3が販売されている。フラッシュを付けるところに付いているものが水準器だ

●撮影時の設定(絞りやシャッター速度)

絞り……
開放(そのレンズの値が最も小さい絞り値)。
シャッター速度……
フィルム感度(ISO)と絞り値によって変わるが、感度がISO400、絞り(F値)2.8の場合は20〜40秒で記録できる。
焦点距離……
無限大にする。
2004年1月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部