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読者投稿:ヨーロッパ、中近東、アフリカ

イタリアを除くヨーロッパおよび中近東、アフリカへの訪問となるみなさまのこだわり旅をご紹介します。

冒険小説家A・J・クィネルの住むマルタに行く
マルタ(ゴゾ島)

私の絶対行ってみたい場所はマルタ。正確にはマルタ共和国のゴゾ島です。マルタは世界遺産で注目されていますが、私にとっては冒険小説家A・J・クィネルの住む場所として強い思い入れがあります。かつては覆面作家といわれていたクィネルですが、『トレイル・オブ・ティアーズ』(集英社刊、2000年)の発行を機に正体を明らかにし、ゴゾ島に住んでいることがわかりました。

傭兵クリーシーを主人公とする人気シリーズの中に、主人公の心の故郷として登場するゴゾ島には、彼が住んでいることを知らされる前から強い興味がありました。そして物語に登場する酒場「グレン・イーグルス」。以前からファンの間ではその存在が知られていて、ある種の聖地のようなものになっていました。バーテンダーのトニーさんも実在するらしいので、ぜひ訪ねてみようと思います。クィネル本人に会えることにも期待して……。 (森谷純夫さん)

フェリーが発着するゴゾ港。右側にあるのがグレン・イーグルス・バー

フェリーが発着するゴゾ港。右側にあるのがグレン・イーグルス・バー

『トレイル・オブ・ティアーズ』

【編集部より】

私もクィネル・ファンでマルタ好きのひとりです。独断で森谷さんの投稿を採用してしまいました。私からひとつホテル情報を。本島の世界遺産に登録されているバレッタの中にグランド・ハーバーに面して建つブリティッシュ・ホテルがあります。ここはクィネルが処女作『燃える男』を9カ月かかって書き上げた場所です。家族経営のホテルで部屋代もリーズナブルなので、ぜひ泊まってみてはいかがでしょう。

もうひとつマニアックな情報をひとつ。「グレン・イーグルス」のトニーさんはクィネルの小説の中では、「Why not ?」が口癖なのでニックネームも「ホワイノット」となったという設定ですが、本当は違います。謎解きは簡単で、「Y(why)・not」を逆さまに読んでみてください。ほら。

◎GLENEAGLES BARの探し方◎

バーの位置は、ゴゾ島・イムジャール湾のフェリー乗り場から徒歩1分。桟橋から続く坂道を登りかけた坂の途中に、港に面して建っています。白い壁に「GLENEAGLES BAR」の文字が目印です。

British Hotel

  • 住所 267 St. Ursola street, Valletta (Capital city), Malta
  • 電話 356-224730 or 23902
  • Webサイト www.britishhotel.com
  • E-mail info@britishhotel.com

『魔女の宅急便』に出てくるような町並みを見に行きたい!
クロアチア(ドブロヴニク)

「『魔女の宅急便』に出てくるあの町、ドブロヴニクっていうクロアチアにある町なんだよ」誰かにそう聞いて以来、海と隣り合わせにあるその美しい町並みを是非この目で見たいと思った。実際、『魔女の宅急便』のモデルとなった町は北欧にあるらしいが、私のなかではどちらでもよくなってしまった。まずはドブロヴニクに行ってみたい。
(カオリさん)

【編集部より】

クロアチアって画になる景色が多い国ですよね。クロアチアを紹介しているのは「中欧編」ですが、次回の改訂ではページを増やす予定です。お楽しみに!

“アドリア海の真珠”ドブロヴニクの町並み

“アドリア海の真珠”ドブロヴニクの町並み

『魔女の宅急便』

映画『アメリ』に出てくるカフェでお茶したい!
フランス(パリ)

そう思って、昨年の春に行ってしまいました。3度目のパリだったので、名所や美術館巡りだけで終わらせたくないといろいろ考えた結果、私の好きな映画『アメリ』の世界を旅してみようと思いつきました。主人公のアメリが働いていたカフェ『レ・ドゥー・ムーラン』についての情報をガイドブックや雑誌で入手して、いざパリへ。

午後は観光客であふれるとガイドブックにあったので、午前10時くらいに訪ねました。地下鉄を出てムーラン・ルージュの手前の通りをしばらく行くと、赤を基調にした見覚えのある外観が見えてきてひと安心。店内に入ってみると、お客さんは新聞を読みながら遅い朝食を取る男性がひとりきりでした。奥に足を進めると壁には大きな映画のポスターがあり、私のような『アメリ』目当てのお客向けの演出にちょっと複雑な気持ちになりました。

幸せの魔法に満ちた店内。ヤン・ティルセンの曲が聞こえてきそう……

幸せの魔法に満ちた店内。ヤン・ティルセンの曲が聞こえてきそう……

『アメリ』


コーヒーとクロック・ムッシュをオーダーして、気持ちを落ち着けて店内をゆっくり眺める。入口に入ってすぐ右手にあるはずのタバコ売り場のコーナーは改装中でしたが、照明や時計など一つひとつが映画の世界そのもの、それだけでうれしくなりました。店内で写真を撮っていると『今日はアメリは来ないよ』とギャルソンから冗談を言われました。

カフェを出た後、映画のもうひとつの舞台モンマルトルの丘へ足を延ばしました。時間の関係で、アメリが水切り遊びをしていたサン・マルタン運河には行けなかったけど、次回は行ってみたいと思います。 (鈴木淑子さん)

Les Deux Moulins

  • 住所 15,rue Lepec
  • 電話 01.42.54.90.50
  • 営業時間 7:00〜22:00
  • 最寄り駅はA線ブランシュ駅Blancheから約4分

【編集部より】

コリニョンの八百屋もモンマルトルに実在するようです。地球の歩き方ポケット「パリ」編で「映画で見つけたパリを探して」というモデルプランを紹介していますので、チェックしてみてください。

ベルリンに旧東ドイツグッズを探しに行きたい!
ドイツ(ベルリン)

ドイツでは、ベルリンを舞台にしたドイツ映画『グッバイ、レーニン!』のヒットをきっかけに、東西分裂時代に旧東ドイツで作られたグッズが、ひそかにブームとなっているようです。シンプルで単調な色合いの雑貨やポスター、缶や瓶のラベルなど。決してかわいさを狙って作っていないことは明らかなのに、かわいさを感じてしまうものが多いなぜだろう。ベルリンのフリーマーケットやのみの市めぐりをしてこれらのグッズを発掘したいです! (サユリさん)

【編集部より】

確かに映画のなかにも登場していた旧東ドイツ製品のかわいさには注目すべきものがたくさんありますね!日本でも旧東ドイツグッズを扱っているお店がオープンしたようです。

おしゃれな広告が並ぶベルリンポツダム広場(写真は2003年夏)

おしゃれな広告が並ぶベルリンポツダム広場(写真は2003年夏)

『グッバイ、レーニン!』

デンマークを暮らすように旅してみたい!
デンマーク

私が学生時代にアルバイトをしていたパン屋は、デンマークの食卓をモデルにしており、アルバイトの私も社員に混じって、そのゆとりある生活と食事についてデンマークの町の画像とともにレクチャーを受けた。私の頭のなかには、デンマークの人々が、シンプルでセンスのよい家具のある家で、ゆっくりと朝からおいしいデニッシュとコーヒーをいただくという光景がすっかりすりこまれた。ほんとかどうかは知らないが、パン屋でおいしいデニッシュを買って、町を散歩する、そんなシンプルで、デンマークで暮らしているような旅がしたい。
(カタツムリさん)

きれいな建物が並ぶ港町、ニューハウン。コペンハーゲンの観光名所のひとつだ

きれいな建物が並ぶ港町、ニューハウン。コペンハーゲンの観光名所のひとつだ


【編集部より】

北欧の国々は、本当に、町のいたるところに素敵なデザインがあふれています。デンマークでの滞在は楽しいと思いますよ。物価が高い国なのでがっちりお金を貯めて計画を実行してください。

本場オランダのチーズを体験したい!
オランダ

最近、チーズにハマっています。ヨーロッパの本場、できればオランダのアルクマールやエダムなどのチーズマーケットに行ってみたい。春から6月くらいに、いろんなところでチーズ祭りもあるようなので、美味しいチーズを買ってきたり、自分で作ったりしてみたい。
(春乃さん)

黄金色のチーズがズラリ。ついついたくさん買ってしまう

黄金色のチーズがズラリ。ついついたくさん買ってしまう

【編集部より】

私もチーズ大好きです。オランダのチーズ屋さんにはゴーダチーズだけでもかなりの種類があるので楽しいですよ!チーズ作りはオランダ各地で行なわれているようですが、私は昨年ベネコムという町にあるフックラムチーズ工房でゴーダチーズ作りを体験しました。自分だけのチーズ作り、とっても楽しいですよ!

パリのおいしいパン屋めぐりをしたい!
フランス(パリ)

パリを訪れたとき、ホテルの数軒先にあったパン屋で朝食に食べた焼きたてほくほくのクロワッサンの味が忘れられない。それ以来、日本でもパン屋めぐりをするようになった。またあのとき食べたクロワッサンの味を求めて、パリのパン屋めぐりをしたいな。
(パン、パン、ここジャパンさん)

ミシュランの星を持つレストランがあるホテルの朝食。パンが本当においしかった!

ミシュランの星を持つレストランがあるホテルの朝食。パンが本当においしかった!

【編集部より】

私も「パンを食べるならフランス!」と思っています。フランスを含む旅の計画を立てるときはフランス滞在を最後に持ってきておいしいものを最後にたらふく食べて帰ります。

スペインでカブラレスリベンジ!
スペイン(アストゥリアス地方)

スペインの強烈な個性を持ったブルーチーズ「カブラレス」。これは私が今まで食べたなかで、口に入れた瞬間吐き出しそうになったほど苦手なチーズ。そのリベンジをはかりにスペインに行きたいのです。カブラレスの故郷アストゥリアス地方はリンゴが名産で、そのリンゴから作られるシドラというお酒(シードルみたいなものでしょうね)に漬けながら食べると美味しいらしいのです。どんな食べ物もそれが生まれた土地で食べたほうが美味しいと言いますが、果たして本当にそうなのか、実際に行って試してみたいと思っています。
(もんじゃ焼きより広島焼きさん)

【編集部より】

マニアックですね〜。私も一度だけ食べたことがありますが、確かにアレはすごい!ぜひリベンジの旅に出ていただきたい。旅のレポートをお待ちしています!

イギリスのリバプールに、ビートルズの足跡を訪ねます!
イギリス(リバプール)

昨年、ビートルズの故ジョンレノンが育ったミミおばさんの家と、ポール・マッカートニーの生家が整備され、ナショナルトラストに登録された。以前は見ることができなかった建物の内部も公開されているそうで、ビートルズ・ファンの私としては見逃すわけにはいかない。毎年8月最後の週には、恒例のビートルズ・フェスティバルも開かれ、世界中から集まったビートルズ・ファンが溢れるそうなので、この時期がいいかな、と思っている。
(堀淳さん)

ナショナルトラストのチラシ。Mendipsとはジョンのおばさんの家、20 forthlin roadがポールの生家のこと

ナショナルトラストのチラシ。Mendipsとはジョンのおばさんの家、20 forthlin roadがポールの生家のこと

【編集部より】

昨年末には『レット・イット・ビー…ネイキッド』の発売が話題になるなど、今も人気のビートルズ。リヴァプールの中心からちょっと離れ、ポツンポツンと散らばっている彼らゆかりの聖地を訪れるなら、やはりツアーが便利でしょう。ガイドさんの解説は当然英語ですが、ビートルズに関する話だとスーッと理解できてしまうのが不思議です。上記の2つの家は、ナショナルトラストのツアーに参加して見学することになります。
最新の情報は www.nationaltrust.org.uk/main/placestovisit/で「Mendips」の項をご確認ください。

ドイツでバッハ500周年のイベントを体験してみたい
ドイツ(アイゼナッハ)

クラシック音楽に興味があるので、ドイツや中欧が好きです。今年は、バッハファミリー500周年とのことなので、アイゼナッハに行きたい。バッハファミリーが暮らした家では、古楽器での演奏やコンサートも開かれるそうなので、楽しみです。
(加藤真美さん)

ヨハン・セバスチャン・バッハ(J.S.Bach)

ヨハン・セバスチャン・バッハ(J.S.Bach)

【編集部より】

恥ずかしながら、バッハファミリーが7代にわたり、なんと100人!もの音楽家を生んでいたとは全く知りませんでした。この音楽一族が1504年にアイゼナハに来て、1685年にこの町でJ.S.バッハが生まれたわけです。500周年の今年は、バッハの家でだけでなく、さまざまなイベントやコンサートが予定されているので、お出かけ前にぜひドイツ観光局のサイト www.visit-germany.jp/ で最新情報をご確認ください。

再挑戦! リベンジの旅、ヒジャズ・ハイウエイ
アラビア半島

夏の終わりに友人夫婦と2台の四輪駆動車で旅したアラビア半島の砂漠…。

エジプトのちょうど対岸にあたるあたりで、以前はトルコからメジナ(メッカの北の街)へ巡礼者を乗せて走る鉄道が通っていた所です。ローレンスが吹き飛ばしてしまって以来修復されることもなく、そのままの状態で放りっぱなし。

再現されたヒジャズ鉄道の駅舎

再現されたヒジャズ鉄道の駅舎


が、それがかえって外国人の探検ゴコロをくすぐるのか、大変人気のスポットになっています。錆びた列車の車体が転がっていたり、崩れた駅舎が砂漠の真ん中にぽつんと忘れられたように建っていたりするのです。私も、ローレンスを気取って、鉄道があったベッド(枕木があった個所)をヨルダンの国境近くまで走るのが夢でした。

残念ながら、なんとまあ、こともあろうに、走り出して間もなく乗って行った車(チェロキー)が動かなくなってしまいました。オイル漏れでエンジンが止まってしまったのです。仕方なく、友人の車でけん引されるなんていう惨めなことに…。雷鳴が轟きわたり、稲妻が光る、雨は降り出すわ、日が沈んで暗くなるし、サンドデューンにスタック、そのうえ極めつけに暗闇でタイヤがパンク…。予想外の最悪のコンディションに見廻れてしまったのです。 そんななか、キャンプを避けるために、夜半までかかって次の町を目指すなんていう強行軍となったのでした。

結局のところ、肝心の壊れた線路や橋、駅舎やトンネルなどなどの楽しみにしていた見所は、暗くなってからの通過だったために、なーんにも見られませんでした。こんなバカみたいな旅ってない! だから私は絶対にまた、あの同じ経路を完走するリベンジの旅に出るのです。
(さうでぃえんぬさん)

【編集部より】

せっかくの夢をかなえる旅がたいへんなものになってしまい残念でしたね。でもそれはそれで、また行くきっかけができたのかも? リベンジの際はどうぞお気を付けて!

リビアの古代遺跡群を訪れる
リビア

もともとリビアには古代ギリシャ、ローマ都市遺跡群が点在しているのは知っていた。私は様々な世界遺産を訪れているが、特に好きなのが「ギリシャ、ローマの遺跡」である。なかでも、紀元前1世紀に築かれた「レプティス・マグナ」はローマ帝国の統治下、皇帝セプティミウス・セウェルスによって繁栄した街であり、千年もの間、砂に埋もれていたため保存状態が良いのである。

これが、トリビアの泉でも紹介された“緑一色”の国旗?!

これが、トリビアの泉でも紹介された“緑一色”の国旗?!


昨年末、フセインが掴まってすぐにリビアのカダフィ大佐が無条件降伏をした。これによって時間がかかるかも知れないが、観光化されるのではないかと考えてしまった。観光化されれば、保存状態が保たれる保証は無い。もしかしたら、バーミヤンのように何かがきっかけで破壊されてしまうかも知れない。だからこそ、安定している今年のうちに私はリビアに行きたいのである。
(東京都 無職 68歳さん)

【編集部より】

リビアは今後2〜3年が楽しみな国のひとつですね。遺跡の保存状態も素晴らしいので帰国後の投稿も是非お待ちしております。

エチオピアに行ってみたい
エチオピア

今年は秋にアフリカでサファリを見たいと思っていたので、地球の歩き方を買ったところ、エチオピアが載っていました。それまでエチオピアについてはマラソンくらいしか知りませんでしたが、ラリベラの岩窟教会群など、とても魅力的な街があるんだなぁと思いました。

ナイロビから便が出ていることもわかり、11月にはエチオピアで「へダル・ツィオン」という最大のお祭りがあるそうなので、それに合わせて行こうと考えています。
(どさん子さん)

エチオピアの国教はアフリカで唯一のキリスト教、その儀式も壮大に行われる

エチオピアの国教はアフリカで唯一のキリスト教、その儀式も壮大に行われる


【編集部より】

ありがとうございます。エチオピアは私もイチオシの国です。お祭りのときはヨーロッパからの観光客も多く、宿の手配に苦労しますのでお早めに!

2004年2月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部