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知っていると旅の楽しみがぐっと広がる「花の旅」こぼれ話

あこがれの庭や風景を訪ねたら、あれも見たい、これも見たい……と出発前から期待も大きく膨らむもの。でもちょっとその前に、「花の旅」のプロならではの、ひとくちアドバイスをチェックしてみて。次の旅にすぐ役立つような、花巡りをめいっぱい満喫するためのヒントがきっと、見つかるはずだ。

スイスの黄色い花絨毯は6月末まで

スイスの牧草地に咲くタンポポなどの花は、6月の終わりには牧草ごと刈り取られてしまいます。これは牛の放牧が始まるためで、牛がはみやすいように草を短くするのです。ですから黄色い花絨毯はそれまでの間にしか見られません。また、5月頃は観光シーズン前なので、登山鉄道などがまだ運行していないことがあります。注意してください。

押尾雅代さん/スイス政府観光局

英国のB&Bは多少不便でも泊まる価値あり

英国を旅するなら、B&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)に泊まることをおすすめします。ご主人が丹精して造った庭を朝に夕に愛でるのは、名園巡りとは違った体験をもたらしてくれるはず。料金も手頃です。ただし、個人のお宅に滞在するわけなので、ホテルのような施設やサービスは期待できません。B&Bとホテルとをうまく組み合わせれば、メリハリの利いた旅程になるでしょう。クレジットカードはほとんど不可ですが、ポンド建てのトラベラーズチェックなら多くのB&Bで使えるようです。

宮岡晃洋/「地球の歩き方MOOKヨーロッパ花の旅」エディター

ロンドンのコロンビア・ロードは買い食いも楽しみ

ロンドンのコロンビア・ロードで毎週日曜日に開かれるフラワーマーケットは、下町っ子の活気が肌で感じられて、花好きならずとも必見。その際はなるべく朝早く(8時くらいに)、朝食は食べない状態で出かけるとよいでしょう。ここには、色あざやかな花やガーデングッズを売る店のほかに、焼きたてのホットドッグを出す屋台や種類豊富なパンが並ぶベーカリーなどもあります。散策の合間に青空の下で頬張るのは格別ですよ。

中平洋一さん/トラベルライター

球根は植える時期を確認して

球根には大きく分けて春植えのものと秋植えのものがあり、春に植えた球根は夏から秋に花を咲かせ、秋に植えた球根は冬を越して春に花をつけます。春植え球根の代表格はカラーやグラジオラスなど、秋植えの代表格はチューリップやヒアシンス、ムスカリなどです。春にオランダに出かけて春植えの球根を買ってきたら、植える時期を逃さないよう、4月から5月のうちに植えましょう。仮に春に秋植えの球根を売っていた場合、去年の球根ということになりますのでご注意を。

横井理恵さん/オランダ国際球根協会

2004年04月