ガイドブック編集部 > 特集 > 夏のスイス鉄道旅行 >  鉄道旅行はコワくない! >  スイス鉄道旅行のヒント

計画を立てる際、そして実際の旅行中にちょっとした知識やアイディアが役にたつ。安全に、そして確実に鉄道旅行ができるようなヒントをまとめてみた。これらのヒントを自分なりにアレンジして活用してみたい。

ぎりぎりの乗り継ぎスケジュールを作らない

スケジュールの正確さは定評がスイスの鉄道だが、100%スケジュールどおりに運行されているわけではない。計画を立てる時にはぎりぎりの乗り継ぎは危険だ。スイスの駅ではホームの間を移動する際、地下通路を通るのが普通だが、これは意外に時間がかかる。いずれにせよ、余裕をもった計画が必要だ。外国の駅で、のんびりと乗り継ぎの列車を待つのも決して悪くない。

チューリヒ中央駅ではルツェルン行きの列車乗り継ぎに要注意。遠い53、54番線ホームからの出発となるので、最低でも5分の乗り継ぎ時間はみておきたい

チューリヒ中央駅ではルツェルン行きの列車乗り継ぎに要注意。遠い53、54番線ホームからの出発となるので、最低でも5分の乗り継ぎ時間はみておきたい

時刻表はマメに手に入れる

すべて駅ではないが、比較的に規模の大きな駅には路線別に無料の小さな時刻表が置かれたラックがある。自分が乗ろうとする列車、あるいはこれから乗る予定の列車の時刻表があればもらっておこう。列車に乗りながら途中駅の通過時間をチェックしたり、次の計画を立てたりするのに役にたつ。

駅の見取り図が入った時刻表もある(ルツェルン駅)

駅の見取り図が入った時刻表もある(ルツェルン駅)

デジカメで地図や構内図をメモ撮影

写したその場で見られるのが、デジタルカメラの最大の利点。風景を撮ったり、スナップを撮ったりするほかにも、駅の構内図や周辺の地図などが駅に掲示されていたら、メモ代わりにデジカメで写しておこう。乗り継ぎ時間がちょっとある時、駅周辺を歩き回っても迷子になる心配がなくなる。

駅前の地図を撮っておけば、ガイドブックに地図が載っていない場所を歩くときにとても便利

駅前の地図を撮っておけば、ガイドブックに地図が載っていない場所を歩くときにとても便利

ライゼゲペックを活用

旅行中、大きな荷物の運搬には苦労するもの。ところがスイスには「ライゼゲペック」という便利な荷物の運搬サービスがある。これは鉄道のチケット(またはパス)さえあれば、わずかな手数料で、目的地まで荷物を届けてくれて、保管もしてくれるサービス。これを使えば重たい荷物に煩わされることなく、途中下車の旅が楽しめる。

物をもっての移動はフットワークが悪くなる。荷物を別送して身軽に移動しよう

物をもっての移動はフットワークが悪くなる。荷物を別送して身軽に移動しよう

小銭を用意しておく

鉄道パスがあれば、いちいち切符を買う手間はないが、鉄道旅行では意外に小銭を使う機会が多い。荷物用のカート、コインロッカー、有料トイレなど、コインしか受け付けないものがけっこうあるのだ。財布とは別に小さな小銭入れを用意して、よく使うコインは別にしておくと便利。

コインロッカーの利用には小銭が必要だ

コインロッカーの利用には小銭が必要だ

鉄道パスや予約票は決まったところに保管する

スイスの列車では、頻繁に検札がある。そのつど貴重品入れの中から鉄道パスを取り出すのは大変だ。パスは取り出しやすくかつ落としにくいところに保管しておこう。また旅行中は気が急いて、無意識のうちに持ち物をどこかにしまってしまうこともある。大事な予約確認票や頻繁に出し入れする可能性の高いものは、常に同じところに入れるようにして、置き忘れや保管場所を忘れることがないようにしよう。

登山鉄道に乗るときはどちらに座るかに注意

登山鉄道には座席指定はない。基本的に自由席なので、事前に地図をよく調べてどちらのほうがいい景色が眺められるかを検討しておき、早めに並んで好きな席に座れるようにしたい。また写真を撮る場合、眺めだけでなく、光線の具合の関係で太陽の位置も考える必要があるので、乗車する時間帯も検討しておきたい。

スイスでは車窓の景色が何よりの楽しみ。いい景色を眺めることができる方向を確保しよう

スイスでは車窓の景色が何よりの楽しみ。いい景色を眺めることができる方向を確保しよう

2004年6月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部