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蒸気機関車で絶景展望台へ ブリエンツ・ロートホルン鉄道

列車を見るとトイトレインのような印象を受けるが、車窓からの展望のダイナミックなことといったら、ベルナーオーバーラントでも屈指の登山鉄道だ。山上にはホテルもあるので、日程に余裕があるならぜひ宿泊してみるといい。夕日に染まる三山のパノラマを見ることができるポイントは実はそれほどないからだ。

ここは数少ない蒸気機関車で上る登山鉄道。シュッシュッポッポのリズムがからだに心地よい(10月下旬の午後撮影)

ここは数少ない蒸気機関車で上る登山鉄道。シュッシュッポッポのリズムがからだに心地よい(10月下旬の午後撮影)


ブリエンツ・ロートホルン鉄道のスライドショーを見る
ブリエンツ・ロートホルン展望台のスライドショーを見る

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かもぼこ列車は蒸気に押され

車両は座席ごとに扉の付いた小柄なもの。天井は半円のまるでかまぼこのようなスタイルだ。しかし、窓を開けるとオープンカーに座っているかのように解放感があり、蒸気機関車の振動を感じながら風を受けていると、山の風景も忘れてぼーっとしてしまいたくなる。

車体は半円形の屋根が付いた特徴的なもの。窓は大きく開くことができる

車体は半円形の屋根が付いた特徴的なもの。窓は大きく開くことができる

旅の前半はブリエンツ湖を眼下に見ながら上っていく

旅の前半はブリエンツ湖を眼下に見ながら上っていく

のどかなアルプに心がなごむ

この列車のベストポジションは、最前列から2〜3列目の進行方向左側の席。途中駅のプランアルプまでは林の中を進むが、それから先は左手のほうが視界が開けているからだ。また前方の席がいいのは、最後尾に接続された蒸気機関車の写真を撮りやすいため。真っ赤な車体と力強く車体を押し上げる機関車をうまく切り取ろう。

途中駅の「プランアルプ」を過ぎるとずいぶんと視界が広がる。雲に近いところまで上ってきた

途中駅の「プランアルプ」を過ぎるとずいぶんと視界が広がる。雲に近いところまで上ってきた

放牧されている牛の気持ちよさそうなこと! カウベルの音が響いてくるのでスイスらしさをいっそう感じることができる

放牧されている牛の気持ちよさそうなこと! カウベルの音が響いてくるのでスイスらしさをいっそう感じることができる

頂上駅まではもうひと上り

プランアルプを越えると、視界は急に広くなり放牧されている牛が付けているカウベルの音も響いてくるようになる。かなり高いところまで来たと感じるが、列車はずんずんと高度を上げていく。右手に三山のパノラマが見えたら終点はもうすぐだ。休む間もないほどの絶景を楽しもう。

森林限界を越えても列車はまだまだ高度を上げる

森林限界を越えても列車はまだまだ高度を上げる

やっと頂上駅が見えてきた。ここから先はこの鉄道のハイライトといってもいい景色が見られる

やっと頂上駅が見えてきた。ここから先はこの鉄道のハイライトといってもいい景色が見られる

中央スイスを一望に

ロートホルンにはホテルがありテラスのあるレストランもある。ここでゆったりと過ごすのもいいが、どうせなら頂上までさらに足を延ばしてみよう。ベルナーオーバーラントの山々だけでなく、中央スイスのリギ山やピラトゥス山などもくっきりと見ることができる。

湖は間もなく雲海に隠れようとしている

湖は間もなく雲海に隠れようとしている

ロートホルンから見た三山の連なり(10月下旬の午後撮影)

ロートホルンから見た三山の連なり(10月下旬の午後撮影)

■ブリエンツ・ロートホルン鉄道の記事が掲載されている
 「地球の歩き方」シリーズ

地球の歩き方「スイス」2004〜2005年版 P.63〜
地球の歩き方 BY TRAIN2 「スイス鉄道の旅」2004〜2005年版 P.64〜

ブリエンツ・ロートホルン鉄道のスライドショーを見る
ブリエンツ・ロートホルン展望台のスライドショーを見る

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2004年6月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部