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スマートなレストラン利用法

イタリアのレストランは20時過ぎ頃からにぎわいはじめ、人々は食事とおしゃべりを楽しみながら、時間をかけてゆっくりと夜を過ごす。本場のレストランでの食事の前に、ちょっと知っておきたいアドバイスを紹介。

店の種類をわきまえて

通常は前菜と、プリモかセコンドの組み合わせで充分ではあるが、たとえば高級なリストランテで前菜とパスタだけ、というのはあまりいい顔はされない。もしパスタだけ食べたいようなときは、庶民的なトラットリアやオステリアを選ぼう。また1皿を2人で食べるのも、そういう店なら問題はない。

料理の注文の仕方

時間に余裕があっても胃袋の余裕がない日本人には、コース料理の注文の仕方にまず頭を悩ませるところ。実は本格的なフルコースはイタリア人でも注文する人はあまりいない。一般的なのは前菜にプリモかセコンドの組み合わせ。最初から前菜、プリモ、セコンドとすべて注文してしまわないで、様子をみながら、余裕があったら追加するくらいの感覚でいい。

前菜を目で見て選べる店も。前菜だけでもボリュームがある

前菜を目で見て選べる店も。前菜だけでもボリュームがある

ドレスコードは?

服装は、ちょっと高級なレストランでは男性ならジャケット(できればネクタイも)が、女性ならばワンピースや軽めのイブニングドレス、スーツやジャケットがオススメ。あまりおしゃれをする必要はないが、周囲の雰囲気に合わせた格好を心がけたい。

素敵な店は少しおしゃれをして行きたい

素敵な店は少しおしゃれをして行きたい

侮れないコペルト

コペルトcopertoとはテーブルチャージのこと。リストランテやトラットリアでは、席に着くといきなりパンや、スナックの盛り合わせようなものが出てくるが、これはコペルトに含まれている。それらを食べながらワインを飲んでいると、料理が運ばれてくるのが一般的な流れだ。このコペルトの料金は店により違い、観光地などではかなり高いケースがある。メニューのどこかに書いてあるので念のためチェックしよう。なお、これらパンは食べても食べなくても、コペルトはチャージされる。

パスタにスプーンはマナー違反?

ちょっと前まで、イタリアではパスタにスプーンを使わないというのが定説だった。スプーンを使うのは日本人独特の食べ方だとも言われていた。が、近年はイタリアでもスプーンを使う人が増えてきている。そのためスプーンをテーブルに置いてある店もあるし、持ってきてくださいと頼めば持ってきてくれる。イタリアのマナーブックにもスプーンはマナー違反とは書いていないので、気にせず使っていい。ただし、地方に行くとスプーンで食べるなんて御法度、というところもあるようなので、店の人に聞いてみるのがいいだろう。
基本的にマナーについてはうるさくないお国柄だが、例外はパスタやスープを食べるときの音。これはくれぐれもご注意を。

穴場のレストラン探し

さて、肝心のレストランだが、おいしい店を見つけたいときはガイドブックのほかに、ホテルのスタッフやブティックの店員など、現地の人におすすめの店を聞いてみるのがいい。また、現地のレストランガイドを参考に自分だけのおすすめスポットを探すのも、旅の楽しみのひとつとなるはずだ。

2004年08月