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2004年新規登録の世界遺産 登録一覧 〜ヨーロッパ〜
〜 ヨーロッパ 〜

監修:世界遺産総合研究所

2004年6月28日から7月7日にかけて中国の蘇州で開かれた第28回世界遺産委員会において新たに「世界遺産リスト」に登録された34件を紹介する。

ヨーロッパ

●リヴァプール-海商都市

Liverpool - Maritime Mercantile City
文化2,3,4 イギリス

リヴァプールは18、19世紀において世界最大の貿易港のひとつ。大英帝国の世界規模の貿易に多大な貢献をした。

リヴァプール港

リヴァプール港(拡大↑)

●チェルヴェテリとタルクィニアの
エトルリア墳墓群

Etruscan Necropolises of Cerveteri
and Tarquinia
文化1,3,4 イタリア

古代ローマ以前にイタリア半島を支配していたエトルリア人の墓場。エトルリア人の文化、生活などを知る非常に重要な資料である。

エトルリアの墳

エトルリアの墳墓(拡大↑)

●オルチャ渓谷

Val d'Orcia
文化4,6 イタリア

なだらかな丘陵がつづくオルチャ渓谷は、長い間の土地利用によってできた景観が特徴的。ルネッサンス絵画の中に頻繁に描かれている。

●ドレスデンのエルベ渓谷

Dresden Elbe Valley
文化2,3,4,5 ドイツ

ドイツ東部の中心都市ドレスデンを中心に南北18kmに渡る渓谷。宮殿や記念碑のほか、産業革命以後の発明品も保存されている。

●ブレーメンのマルクト広場にある市庁舎とローラント像

Town Hall and Roland on the Marketplace of Bremen
文化3,4,6 ドイツ

ブレーメンの市庁舎は15世紀にゴシック様式によって建てられ、17世紀にはファサードがルネッサンス様式によって改築された。
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●ムスカウ公園/ムザコフスキー公園

Muskauer Park / Park Muzakowski
文化1,4 ドイツとポーランドによる共同申請

ナイセ川にまたがって造営された公園。周囲の自然に溶け込ませるような設計は、その後の公園設計に多大な影響を与えた。

●ピコ島の葡萄園文化の景観

Landscape of the Pico Island Vineyard Culture
文化3,5 ポルトガル

ポルトガル本土から西に1000kmほどのピコ島では、畑はブドウを守るために小さな石が積まれた細長い壁に囲まれている。

●デチャニ修道院

Decani Monastery
文化2,4 セルビア・モンテネグロ

コソボ西部に位置する修道院で、セルビアで中世に建てられたなかで最大の建築物。内部は聖人を描いたフレスコ画で覆われている。

●ヴァルベルイの無線通信所

Varberg Radio Station
文化2,4 スウェーデン

1924年にスウェーデン南部に作られた無線通信所で、電化される以前のものとしては唯一完全に残っているものである。

●ヴェガオヤン-ヴェガ群島


文化5 ノルウェー

ヴェガ群島の人々は、厳しい環境下で漁業とケワタガモの羽毛採集に依存し、独自の生活手段をあみだしてきた。

●イルリサート・アイスフィヨルド

Ilulissat Icefjord
自然1,3 デンマーク

グリーンランド第3の都市イルリサートの南に位置するフィヨルド。ここは、世界最速を誇る氷河の河口である。

●シンクヴェトリル国立公園

Thingvellir National Park
文化3,6 アイスランド

シンクヴェトリルで開かれていた世界最古の民主議会といわれるアルシングは、北方ゲルマン系民族の文化の一端を反映している。

シンクヴェトリル国立公園

シンクヴェトリル国立公園(拡大↑)

●ケルナヴェ考古学遺跡 <ケルナヴェ文化保護区>

Kernave Archaeological Site (Cultural Reserve of Kernave)
文化3,4 リトアニア

リトアニアの首都ヴィルニュスの北西に位置するケルナヴェは、旧石器時代から中世までの1000年にもわたる遺跡がある。

●ウランゲル島保護区の自然体系

Natural System of Wrangel Island Reserve
自然2,4 ロシア

第四氷河期に氷河に覆われなかったため、氷河で覆われた地域とは異なる進化が進み、多様な動植物相を誇っている。

●ノヴォデヴィッチ修道院の建築物群

Ensemble of the Novodevichy Convent
文化1,4,6 ロシア

モスクワの南西に建つ女子修道院で、モスクワ・バロック様式の代表とされている。修道院内の墓地には著名人が埋葬されている。

●マドリュー・ペラフィタ・クラロー渓谷

Madriu-Perafita-Claror Valley
文化5 アンドラ

渓谷に住む人々は、資源が少なく厳しい環境のなか、自然と共存する生活を続け、独自の山岳生活文化を育んでいった。

出典:「世界遺産データ・ブック−2005年版−
(発行:シンクタンクせとうち総合研究機構)
世界遺産ガイド−特集 第28回世界遺産委員会蘇州会議−
(発行:シンクタンクせとうち総合研究機構)
2004年9月


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