恭喜發財2005
アジアの旧正月を楽しもう!
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コラム〜お年玉事情!
アジア3都市の旧正月事情
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オーロラを見に行こう! 04-05

 
日本では、明治新政府が太陰暦を太陽暦に変えてから、新暦で新年を祝うようになったが、アジアの多くの国がいまも陰暦で正月を祝っている。旧正月は、1年で最大のホリデー。会社や学校も長期休暇となり、みな故郷にもどって家族と過ごす。旧正月の習慣や正月用品など、知識を深めるためのキーワードを一挙解説。
■大晦日
大晦日の夜(2005年2月8日)は、家族揃って年越しのごちそう「年夜飯」(香港では「団年飯」という)を食べる。大晦日は、かまどの神様が帰って来る日でもあり、お供えにする餃子を一家で作る。このときの餃子は「元宝」という昔のお金の形に仕上げ、具といっしょに洗った硬貨を包む。硬貨を一番先に当てた人はお金持ちになるといわれている。堤灯をつるし、爆竹を鳴らし、花火を打ち上げて旧正月を迎える。
春聯(チュンリエン)
大晦日には、春聯と呼ばれる赤い紙を家の玄関の左右に分けて貼る。宋の時代に始まった習慣だといわれている。春聯はめでたい一対の句になっており、たとえば「歳々平安日 年々如意春(年ごとに平安な日々を迎え、毎年が春の如し)」といった言葉がポピュラー。
家々の扉を彩る春聯
正月になると、家々のドアや壁に赤い地に黄色文字で「福」と書かれた紙を逆さま(倒)に貼る。中国語で「倒」と到着の「到」が同じ発音であり、福を倒すと「福倒了=福到了」つまり、福が到着する、という意味になり、幸福になるようにという願いが込められている。
元日
年始回り「拝年」を始めるが、1月1日は奇数の重なる日なので女性は外出しないほうがいいといわれている。男性は親戚や友人知人、商売上の付き合いのある人々の家を訪問し、「恭喜發財」(お金持ちになれますように)、「新年好」・「新年快楽」(よい新年でありますように)といった新年の挨拶がかわされ、子どもたちにお年玉を渡す。
家族が顔を揃える元日(H)
獅子舞
中国のみならず、香港、シンガポール、マレーシアをはじめ、世界のチャイナタウンで儀式のときに行われているライオンダンス。金、銀や赤など派手な色の獅子が舞う。唐代に始まり、日本に伝わったとされている。
街なかで獅子舞いに遭遇(S)
正月料理
中国北部では、商売人は商売繁盛を願って餅入りの雑煮を食べ、家庭では昔のお金の形に似せた餃子を作る。中国南部でもっとも典型的な食べ物は年[]というお餅。財産が増えて地位が上がり、健康になるという縁起の良い食べ物とされている。このほか、魚団子や肉団子(“団らん”を意味する)なども正月料理の定番。

台湾では、新しい年を迎える前の晩、鍋料理(回爐)と魚を食べる。このとき、魚は必ず残し、完食することは許されない。「年年有餘」という言葉があり、毎年余りが出る=財力が増えることを意味していることによる。「餘」の発音が「魚」と同じであるため魚を食べる習慣がある。

お年玉
中国では、お年玉を「圧歳銭」という。三国志の時代(220〜260年)、魔除けの器具がお金の形をしていたため、庶民がお金に糸を通して子どもの服に縫いつけたのが圧歳銭の始まりといわれている。→コラムへ
爆竹
中国では、旧正月や結婚式、お店のオープンといった慶事には、幸福を祈願して爆竹を鳴らす習慣がある。お祝いごとにはつきものの爆竹には、悪や邪気を追い払うという意味合いがあるが、10年ほど前から爆竹を禁止する都市が増えてきた。住宅密集地で火事が起きたり、負傷者が出たりというアクシデントが増えたためだが、禁止令を破って鳴らす人たちも多い。
鈴なりの爆竹で景気づけ(S)
北京市では、近年取り締まりを強化しており、爆竹を鳴らすと最高500元(約6500円)の罰金を徴収するとしている。ただ、爆竹のない年越しは寂しいと禁止に反対する声も強く、爆竹が認められている郊外の村に年越しツアーへ出かける人もいる。
初詣
日本と同様、中国文化圏にも初詣に出かける習慣がある。上海の人気初詣スポットは三国時代に建立された禅宗寺院の龍華寺。大晦日には除夜の鐘を打ちたいという人々で大混雑。香港では、初詣は「拝神」と呼ばれ、道教寺院黄大仙などの寺院は、商売繁盛や健康を祈願する人々でにぎわう。
商売繁盛の1年を祈る(T)
旧正月のタブー
旧正月の間にはやってはいけないことがある。その1、掃除をしてはならない。これは、幸運を逃してしまうからといわれている。その2、買い物をしてはならない。お金が貯まるようにという意味。このほかにもさまざまな言い伝えがある。香港では、旧正月前に靴を買ってはいけないといわれている。これは靴(広東語でハーイ)とつらいときに発するため息(ハーイ)が似ているためだという。
元宵節
旧正月(春節)から数えて15日目にあたる最初の満月の日。旧正月を締めくくる行事。中国各地や台湾、香港などではランタン・フェスティバルが行われる。元宵節には「湯圓」というお団子を食べる習わしがある。

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