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モントルー、ワイン畑散策、ローザンヌとシヨン城

 2003年10月14日  成田〜チューリヒ経由〜ジュネーブin さらにモントルーへ

●満席のLX169便

間もなくエアバスに機材変更が予定されている、スイス インターナショナルエアラインズのMD-11に乗り込む。搭乗前に「10月はずっと込んでるんですよ」と聞いていたが、この日のフライトもほぼ満席でCクラスもお客さんはぎっしり。幸いアサイン(席を割り振ること)された席は、ビデオスクリーン前の足元が広い場所だったが、真ん中あたりの席に座っていたらさぞかし窮屈に感じられたのではないかと思う。
チューリヒまでのフライトは実にスムーズ。ほとんど揺れを感じることなくチューリヒ・クローテン空港に着陸した。

●新ターミナルへの到着

チューリヒ・クローテン空港の今年の利用は実は2回目だ。前回は猛暑だった8月の上旬に空港に寄っている。この時は北欧からスイスまで列車の旅を続け、日本への帰国便に乗るためにここから出発したのだった。 今回の旅の最初の目的地はモントルー。そのためチューリヒからさらにジュネーブに乗り継ぐことになる。先に降りた乗客に続き、ターミナルへ向かう。すると以前はなかったホールが現れ、さらに成田空港第二ターミナルで使っているような電車が入ってきた。

8月にはまだ稼働していなかったそうだが、実はチューリヒ空港ではターミナルの拡張工事を行っており、我々が到着したのはその新しくできた「Eターミナル」だったのだ。工事中の建物を見ながら仮設の通路を通り、ジュネーブへの乗り継ぎ便が待つ別のターミナルに向かった。

建設中の、ターミナル間を結ぶビルディング。ショップやレストランが入る予定だ

●モントルー到着

ジュネーブ空港へも無事に到着。空港駅から出る列車に乗り換えてモントルーに移動する。スイスでは日のあるうちに観光を終えることがほとんどだったので、夜7時過ぎの列車に乗ることはほとんどなかったが、暗くなってからでも車内は明るく不安感はまったく感じない。ジュネーブ駅ではビジネスマンがどっと乗り込んできた。

モントルーでの滞在は2泊。ホテルはレマン湖をすぐ前に望むことができる「Eden au Lac」。駅に着くとモントルー観光局の方が迎えに来てくださっていて、荷ほどきをする間もなく会食となった。明日の天気は今いちの様子。朝、シャワーを浴びることにしてベッドに倒れ込んだ。

疲れていたけどおいしかった! このグルメ旅最初のごちそう

 2003年10月15日 ワイン畑の散策とローザンヌ、シヨン城訪問

●由緒あるワイナリーを訪問

時差のためか少し早く目が覚めてしまったが、体調は良好。グルメ旅に備えて(?)朝からしっかり食べることにする。今日の訪問先はモントルー〜ヴヴェイ〜ローザンヌ間に広がるラヴォー地区のワイン畑とローザンヌ、それからシヨン城だ。

スイスのワインは生産量が少ないために日本でお目にかかるチャンスはまずないが、すっきりした飲み口が特徴的で、評価が高いワインだ。
訪問したワイナリーはDezaley(デザリー)地区にある「Clos des Abbyes」。1141年にブルゴーニュの司教がぶどう栽培を持ち込んで以来、ぶどう栽培とワイン作りが続けられている。
この日はこの地区のワイン生産を管理するニコラさん夫妻の案内で畑を散策。僧院だったセラーでは3種類のワインを試すことができたが、いずれもすっきりした味わいながら個性がはっきりしており、朝からすいすいとおなかにおさまった。

畑に高低差があるので、ワイン畑の散歩は楽しい。とはいえ、この日はあいにくの天気に加え、地元の人が「ビーズ」と呼ぶ北風のおかげで寒かった

●土地の恵みをいただく

昼食はワイン畑の続く丘の高台にあるレストランで。アコモデーションもあるかわいらしく眺めのいい建物で、地元の人たちも窓際の席に座りワインを飲みながら談笑していた。

昼食のメニューは前菜にはサラダ、メインはレマン湖で捕れたスズキの仲間をホワイトソースで仕上げたもの。デザートはチョコムースだった。もちろんワインは地元産のものをいただくことにする。
スイスの料理は全般に塩辛いことが多いのだが、ここの料理は繊細な味付けで素材の持つ風味もよく味わうことができる。ワインの試飲でおなかいっぱいになったつもりでいたが、デザートまでぺろっと食べてしまった。

昼食をゆっくりといただき、午後はローザンヌとシヨン城を訪問。シヨン城は過去に2回訪問しているが、今回は日本人のガイドさんが案内してくれたおかげで、実によくいろいろなことを学ぶことができた。
シヨン城は以前より詳しい日本語パンフレットが準備されているので、ガイドさんなしでもかなりの情報を得ることができる。個人旅行で訪れ、自分で見て回る場合は2時間から2時間半ほどの所要時間をみておくといい。

レストランはウインドウが広く眺めも料理も最高!

●地元のレストランでまたまたグルメご飯

シヨン城最後の客となりホテルに戻り、今度はローザンヌおよびレマン湖地区の観光局の方と会食。観光局の方のご自宅のすぐ近くにあるおすすめレストラン「La Pinte de Veytaux」での食事だったが、野趣あふれるカモのメインディッシュほか、盛りつけがきれいな4コースのお皿に満足した。

ワイナリー訪問は他の国で経験していたが、ここラヴォー地区は独特の景観とよく整ったハイキング道のおかげで、ワイン畑の散策も立派なアトラクションとなる。5月から10月は「ラヴォー・エキスプレス」というミニトレインも走るので、それに乗車してレマン湖と山の景色を楽しむのもよさそうだと感じた。

夕食のデザートの前に供されたチーズとブドウの小皿。ワインによく合います

2004年01月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部