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ディズニーランド・リゾート・パリ

パレードとショーでディズニーランドを楽しむ

異論(反論も)はあるだろうが、ディズニーランドを端的に楽しむにはパレードとショーを見ればいい。ショーアップされた生身の人間の動きには、高レベルに計算され訓練されていることが如実に表れ、ディズニーらしさを堪能できる。

この日、私が観たのは「プリンセスパレードPrincess Parade」(2003年11月7日終了)と「ミッキーズ・ショータイムMickey's Show Time」。
プリンセスパレードは、文字通りディズニー映画などに出てくるお姫様、しかもハッピーエンドの物語のプリンセスたち(白雪姫、アラジンのジャスミン、シンデレラ、リトル・マーメイドのアリエルなど)が次々登場する。メインストリートの突きあたり、パレードの後方には眠れる森の美女城が見えるという最高の場所から見たので、満足度はすこぶる高かった。東京ディズニーランド(以下「TDL)でこんな場所から見るには、場所取りがたいへんだろうなあ、なんてしみじみ思った。

ディズニーランド・パークのエントランス。時計台にはミッキーが

ディズニーランド・パークのエントランス。時計台にはミッキーが

ミッキーズ・ショータイムは、2003年3月8日から始まった新しいショー。ミッキー&フレンズとシンガーたちの歌とダンスで構成。観客を飽きさせない内容は、さすがディズニー。文句なしに楽しい。知っている曲のオンパレードだけに、思わず一緒に歌いたくなる。でも、フランス語でショーは進むから、仏語を話せない私は一緒には歌えないんだよね。

ミッキーズ・ショータイムの一場面。アラジンのジーニーも登場

ミッキーズ・ショータイムの一場面。アラジンのジーニーも登場


オフィシャルホテルはおすすめ

宿泊したのはニューポート・ベイ・クラブ。キャプテン・クックをテーマとするホテルだ。部屋には錨のマークやクック船長の肖像画などがあり、ベッドでは海洋冒険の夢を見そう。
パーク閉園後には宿泊客がどっとやって来るので、チェックインに手間取ったのはご愛嬌。でもマルヌ・ラ・ヴァレ駅で預けた荷物はしっかり届いていた。

ホテルの室内にはキャプテン・クックの肖像画。椅子の背やカーテンにも帆船のデザインが

ホテルの室内にはキャプテン・クックの肖像画。椅子の背やカーテンにも帆船のデザインが

このホテルは、ディズニーランド・リゾート・パリにあるディズニー直営ホテルの中では、ちょうど中間クラスになる。フランスの格付けでも3つ星である。オープンして10年程度。水周りも清潔だし、部屋自体がきれい。シャワーが出ないとか、部屋の鍵がかからない、なんていうトラブルとは無縁だ。ひょっとしたら、同じような料金でパリ市内の古〜いホテルに泊まるより、ここからパリ観光に通った方が快適かもしれない。
パリ市内へはRERで40分程度。内緒の話だが、無性にラーメンが食べたくなり、夜ここからパリへ出て欲求を満たして帰ってきた。それくらいパリは身近だ。

ホテルの全景。ヨーロッパでも最大級の客室数を誇る。それにしてもデカイ

ホテルの全景。ヨーロッパでも最大級の客室数を誇る。それにしてもデカイ

キャラクターズ・ブレックファストでミッキーのサインを

翌朝はディズニー・ビレッジ内のカフェミッキーへ。ディズニーキャラクターがテーブルごとに挨拶に来てくれるのだ(要予約)。

あまり期待せずに、ビュッフェスタイルの朝食をとっていたら、突然着ぐるみが目の前に現れた。なんとグーフィー、その後も来るわ来るわ、ミッキー、プルート、ゼペット爺さん、ロビンフッドなどなど、カフェ内はもう大騒ぎ。どさくさに紛れて、私はミッキーのサインをもらうことに成功。

ロビン・フッドを中心に「ハイ、チーズ(?)」

ロビン・フッドを中心に「ハイ、チーズ(?)」

今度はカフェの右手奥から「ハッピーバースデー」の大合唱。今日が誕生日なのだろう、満面の笑みを浮かべた子供の周囲にはキャラクターが集合。それにつられてかカフェ内は一時「ハッピーバースデー」の合唱に包まれた。

ホテルにもどると、今度はレセプションの近くにミニーを発見。子供と一緒に写真に収まったり握手したり……。周囲に集まっている子供たちの笑顔が印象的だった。これはキャラクター・グリーティングと呼ばれているもので、各ホテルで定期的に行われている。

ゼペットじいさんと握手

ゼペットじいさんと握手

ウォルト・ディズニー・スタジオ

朝食が済んだら、ウォルト・ディズニー・スタジオへ。シンボルは、ミッキーマウスの耳の形をした給水塔「イヤフルタワー」。パリのシンボルである「エッフェル塔」(英語では「アイフェル・タワー」と発音)に対抗してウォルト・ディズニーがシャレで名付けたというが、本家のお膝元でも見られるのがおもしろい。

ウォルト・ディズニー・スタジオの入り口。立派な門構え

ウォルト・ディズニー・スタジオの入り口。立派な門構え

ここはTDLにはないから、新鮮な印象。「映像」を共通テーマとして、その背景などをいろいろな切り口で見せてくれる。ただ、人気のアトラクション「ロックン・ローラー・コースター」は、はっきり言って絶叫マシーン。それなりの覚悟を持って乗り込んでほしい。ちなみに、私はブリティッシュ・ロックファンだからエアロスミスのアトラクションなんて嫌いです……。もう2度と乗りません(冷や汗)。 参考までに、ディズニーランド・パークやウォルト・ディズニー・スタジオ内のジェットコースタータイプのアトラクションは注意が必要。TDLと同じものでもスピードアップされていたり、宙返りやスピンがあったりと、絶叫マシーンさながら。妊娠中の方など避けたほうがよい。

エッフェル塔のライバル?の「イヤフルタワー」

エッフェル塔のライバル?の「イヤフルタワー」
 

ディズニーランド・リゾート・パリ基本情報

マルヌ・ラ・ヴァレMarne-la-Valleeは、パリから東へ約32キロメートル。近郊線RERの4号線でパリ市内からおよそ40分で到着。

ディズニーランド・リゾート・パリは、パリのおよそ5分の1という広大な面積をもつ。この中には「ディズニーランド・パーク」「ウォルト・ディズニー・スタジオ」のふたつのテーマパーク、夜のエンターテインメントを受け持つ「ディズニー・ビレッジ」、7軒の直営ホテル、ゴルフ場があり、これらを総称して「ディズニーランド・リゾート・パリ」と呼ぶ。1992年の開園以来、アトラクションをはじめとする設備・施設の充実化が年々図られリゾートと呼ぶにふさわしい陣容となった。

全体の印象はパステル調の色遣いが目立ち、やはりヨーロッパ的。東京ディズニーランドと共通するアトラクションもあるが、開園時期に10年の開きがあるため、まったく同じというわけではない。グレードアップまたは差別化されたものもあり、TDLとの違いを探すのもおもしろいかもしれない。もちろんここだけのアトラクションも多数あるので、心ゆくまで楽しむには時間が必要だ。

また、このリゾートに隣接して巨大なショッピングモール「ヴァル・ドゥロプ」やパリ周辺で唯一のアウトレット「ラ・ヴァレ・アウトレット・ショッピング・ビレッジ」もオープンし、ショッピングを楽しむ人でにぎわいをみせている。平日なら割と空いているので、正直言って穴場。 ラ・ヴァレ・アウトレット・ショッピング・ビレッジには70近くのブランドのショップが集まっており商品を最低でも33%オフで購入可能。これはお買い得。一方、ヴァル・ドゥロプには130を超える店舗があり、食料品や日用品までないものはないという印象。しかも今パリで人気の店が入っているというから、最新のパリをも実感できる。 ショッピングを主な目的として、ついでにディズニーランド・リゾート・パリを楽しむというのもいいかもしれない。

2004年02月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部