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カッセル、ケルン、フランクフルト

グリム童話のふるさとカッセルのメルヘンチックなマーケット

カッセルはグリム兄弟が約30年間暮らし、グリム童話の基礎となる童話を集めた町。グリム兄弟博物館などの見どころも多い。この町のクリスマスマーケットは、ケーニヒス広場という円形の広場がメイン会場で、そこからフリデリチアヌムという美術館周辺など数カ所で開催されている。

カッセルに立つグリム兄弟の像はやさしい顔をしている

カッセルに立つグリム兄弟の像はやさしい顔をしている

グリム童話のふるさとのような町だけに、マーケット会場の一角には童話の一場面を再現した人形が配置されていたり、屋台の屋根の上にも、赤頭巾ちゃんや天使がのっていたりする。なんとなく絵本の世界にいるような気分になってくるマーケットだった。お店の配置もゆったりしているので、のんびり見てまわれるのがうれしい。

屋台の屋根の上にのっている赤頭巾とオオカミ。オオカミがやけに従順そうで餌付けされているみたい……

屋台の屋根の上にのっている赤頭巾とオオカミ。オオカミがやけに従順そうで餌付けされているみたい……

大聖堂のすぐ隣で開かれているケルンのクリスマスマーケット

ユネスコの世界遺産にも登録されているケルンの大聖堂。1248年に着工し、1880年にやっと完成したという巨大なゴシック建築で、塔の高さは157メートル。足元から見上げると建物が覆いかぶさってくるようだ。 ケルンのクリスマスマーケットは、この大聖堂のすぐ隣の広場で開かれている。目の前に大聖堂がそびえていて、迫力がある会場だ。夜には大聖堂もライトアップされて、幻想的な姿が浮かび上がる。

大聖堂が立ちふさがるようにそびえるマーケット会場。特に夕日を浴びる大聖堂は息をのむ美しさ

大聖堂が立ちふさがるようにそびえるマーケット会場。特に夕日を浴びる大聖堂は息をのむ美しさ

2004年のクリスマスマーケットでは、グリューワインのマグカップにかわいい長靴型のカップが各地で登場した。これまでは各町の名所などのイラストが描かれたごく普通の形のマグカップだったが、長靴型のマグは、かなりかわいい!クリスマスマーケットのマグカップを集めている私としては、お持ち帰りのカップの数がまたまた増えることになってしまってうれしい悲鳴なのである。ケルンでは、色違いの長靴カップと、普通のマグカップもあって、それぞれイラストもかわいい。どれを買って帰ろうか本気で迷った。

ケルンのカップは、長靴型のマグカップがとてもかわいい。グリューワインは4.50ユーロ。そのうちカップ代は2.50ユーロなので、カップをお店に戻せば2.50ユーロ返却される

ケルンのカップは、長靴型のマグカップがとてもかわいい。グリューワインは4.50ユーロ。そのうちカップ代は2.50ユーロなので、カップをお店に戻せば2.50ユーロ返却される

フランクフルトの旧市庁舎前にたつ巨大クリスマスツリー!

フランクフルトは、ドイツでは珍しく大銀行などの高層ビルが建つ近代的なビジネス都市ですが、クリスマスの時期は、観光客がぐっと増えます。この町のクリスマスマーケットは、なかなかすばらしいのです。中世風の木組みの家々が建ち並ぶ、レーマ ー広場をメイン会場に、華麗なメリーゴーラウンドと巨大なクリスマスツリーが目を引く立派なマーケットです。訪れたのが日曜の午後だったので、かなりの人出でした。

広場を挟んでレーマーの向かい側に建つのは、中世風の木組みの館。この日はとにかく人出が多くて歩くのも大変だった

広場を挟んでレーマーの向かい側に建つのは、中世風の木組みの館。この日はとにかく人出が多くて歩くのも大変だった

マーケットの会場に入ると、グリューワインやの香りやレープクーヘンのシナモンの香りが漂って、ローストアーモンドの香ばしい香りなども嗅覚を刺激してきます。

2004年12月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部