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旅のスタイルとバッグ選び

旅のメインバッグを何にするか。ひと昔前であれば、海外旅行=スーツケースという単純な図式があり、外国へはスーツケースを携えて行くのが常識のようになっていた。しかし、現在、市場にはバラエティ豊かな旅バッグが存在し、選択肢は大きく広がった。そのなかからどのバッグをチョイスするのか。賢いバッグ選びは、旅を成功させるポイントでもある。それぞれのバッグの特徴を把握し、自分の旅にもっともふさわしいバッグを選ぼう。


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パターン1 パッケージツアーに参加 バックパックを除くタイプのバック

パッケージツアーの場合、バスを使った周遊観光がメインとなるため、荷物を個人で運ぶのは基本的に自宅〜空港間。よってどんなバッグを選んでも支障はない。旅行期間によるが1週間程度の旅程ならハードまたはソフトのキャリーバッグを利用する人が大半だろう。多くのバッグから自分のものを発見しやすくするため、目立つカラーを選んだり、ハンドルにバンダナを結んだりといった工夫をするといい。

どのタイプでも大丈夫。だが、ホテルでの宿泊が一般的なのでバックパックの使用は避けたい

どのタイプでも大丈夫。だが、ホテルでの宿泊が一般的なのでバックパックの使用は避けたい

パターン2 リゾートに滞在 ハードキャリーバッグ

ハワイやバリ島といったビーチリゾートに滞在する個人旅行には、ハードなスーツケースがおすすめ。リゾートの場合、宿泊先のホテルに到着してしまえば、移動することはほとんどないため、部屋で荷ほどきをし、チェックアウト時に荷造りをするまでバッグを運ぶこともない。


新たに購入を考えているなら、リゾートへの旅をより楽しく演出してくれる明るいカラーのものを選ぼう。また、リゾートステイでも小さな子どもを連れたファミリー旅行の場合は、メインのハードケースに滞在中に必要な着替えなどを入れ、お父さんが持ち運びを担当。お母さんは、機内持ち込み可能なサイズのソフトキャリーバッグを管理し、中には機内で必要になりそうな子どもの遊び道具や1日分程度の着替えなどを入れておくと安心。こうしておけば、万一、メインバッグがロストバゲージになっても、あわてずに対応できる。子どもたちにはリュックタイプのバッグを背負わせ、お菓子やハンカチ、ティッシュなどを持たせよう。

パターン3 ビジネス出張 ソフトキャリーバッグ

ビジネストラベルといっても、最近はアジア方面が多く、期間も2〜3日の短期出張旅行が主流になっている。日程から見ればもはや国内出張と何ら変わらない。ソフトキャリーバッグがビジネストラベル向きといえるのは、外側にいくつものポケットがあり、書類や雑誌などをカンタンに収納できる点。色は男女性別を問わず、ブラックが大半だが、女性ユーザーの増加を視野に入れて、少しずつカラーが増えてきている。

パターン4 アウトドアの旅 バックパック

旅の途中、トレッキングをしたり、いくつかの国を移動したりする行動派の個人旅行には、バックパックが最適。なんといっても背負うことで重い荷物も楽に運べるというのが最大のメリットといえる。また、両手が自由になるので、買い物をしたり、写真撮影をしたりするときにもいちいち荷物を置く必要がないので、置き引きなどのトラブルに遭う心配も少ない。


とくにひとり旅の場合、バックパックが荷物を管理する面でもラクだ。最近では、背負うだけでなくキャスター付き、ショルダーベルト付きの3ウェイタイプのバックパックが人気。旅のシーンに合わせて持ち方を変えられて便利。

パターン5 鉄道で周遊旅行 スイッチバッグ

車窓の景色を楽しみながら鉄道で周遊する旅には、旅行専用のバッグパックであるスイッチバッグが最適だろう。キャリーバッグでありながら背負えるうえ、デイパックがカンタンに着脱できる。アメリカのバッグメーカー、イーグルクリーク等が販売している。


優れた走行性をもつホイールと手になじむラバー加工のキャリーハンドルが付いているので、キャリーバッグとして持ち運ぶときにもラク。 鉄道の旅は、ホテル〜駅、駅構内やホーム、そして車内までバッグを持っての移動が思いのほか多い。スムーズな移動が可能なデザインで自分に合ったサイズのバッグを選ぶようにしたい。

2005年3月号