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ハードキャリーバッグ大研究

以前より減少したとはいえ、海外旅行にはスーツケースというハードキャリーバッグ愛好家は少なくない。春夏の旅行用にバッグを新たに購入しようと考えている人も多いことだろう。まず、ハードキャリーバッグの長所と欠点を知っておこう。

エース・プロテカ「ジウジアーロ・マニフィコ」

エース・プロテカ「ジウジアーロ・マニフィコ」

■メリット・デメリットを知ろう
ハードキャリーバッグの長所と短所とは?

【メリット】

  • (1)ロックシステムがしっかりしているので、セキュリティ面で安心
  • (2) 防水性が高い
  • (3) 防塵性が高い
  • (4) 堅牢性が高いので、外側からの衝撃に強い
エース・プロテカ「エキノックス」の頼れるロックシステム

エース・プロテカ「エキノックス」の頼れるロックシステム


  • (5) キャスターが選べる(2輪or4輪)
  • (6) 国内ブランドが主なので日本人に合うサイズ展開がある
  • (7) カラーバリエーションが豊富

【デメリット】

  • (1) 比較的重い場合が多い
  • (2) 外側にポケットがないので臨時の収納に困る

■ハードキャリーバッグの最新事情

上記で述べたように数々のメリットがありながら、「重い」というデメリットでソフトバッグへ人気が移行しつつあったハードキャリーだが、最近は軽量化が進行中だ。従来より薄いポリカーボネートを採用したり、さらに軽量化を図ったフレームレスのファスナータイプが登場したり、ハードケースにも新顔が誕生しつつある。

■ハードキャリーバッグの選び方

セレクトする際のポイントは3つ
  • (1)素材
  • (2)フレームありかなしか
  • (3)キャスターは2輪か、4輪かハードキャリーバッグを選ぶ場合、まず着目したいのが、素材だ。これによって重量や堅牢性も変わってくる。次に、フレームありかフレームレスのファスナータイプか、そして、キャスターは2輪か4輪か。
キャスターの数もチェックポイントのひとつ

キャスターの数もチェックポイントのひとつ


この3点を考慮に入れ、自分の旅に合ったバッグを選ぼう。もちろん、サイズは旅の期間に見合ったものをセレクト(→表「旅程で分かるあなたのバッグサイズ」)するようにしたい。おみやげを購入するなどしてどうしても旅の途中で荷物は増えるもの。旅立ち時には2〜3割程度空きスペースがある状態が望ましい。

色選びにこだわるのは日本だけ?

デパートなどの旅行用品売り場に並ぶスーツケース。国産化がスタートした初期には、グレーやベージュなど地味な色合いが多く、カラーも限られていた。それが、1980年代に入るとブルーやパールカラーなどが追加されていく。海外旅行が一般化し、若い女性や学生が旅行者の中心層になるにつれ、スーツケースはよりお洒落に変化してきた。持ち物を運ぶ旅の道具としてだけでなく、ファッションの一部として選択肢が広がっていった。例えば今春発売になったエースのプロテカ「エキノックス」は、ポリカーボネートボディでピンクやシルバー、グリーンなど6色ものカラーバリエーションを展開している。

でも、こうした多彩なカラーがラインナップされているのは、日本市場だけのようだ。欧米ではハードケースを持つ人自体が少数派であり、メインであるソフトキャリーケースも黒がほとんど。旅行バッグをファッションアイテムとして捉えるより、実用性を最優先しているようなのだ。

プロテカ「エキノックス」

■日本発の次世代世界基準「プロテカ」誕生

世界最高品質のラゲージブランド

昨年12月、エースはブランド契約の終了に伴い、40年間にわたるサムソナイト製品の製造を終了した。そして今年3月、新トラベルブランドとして「ProtecA(プロテカ)」がデビューした。プロテカとは、「プロテクト(守る)」と「テクノロジー(技術)」を意味する。エースがサムソナイト生産により培った製造ノウハウと、新技術を駆使した世界最高品質のラゲージブランドだ。旅をより快適に楽しくしてくれるラインナップ。日本発の世界基準に期待したい。 →プロテカ 徹底解剖へ

プロテカ「ジウジアーロ・プレディーシオ」

2005年3月号