トップページ >  個人旅行じゃ体験できない!?ひと味違う個性派ツアー最前線 >  専門旅行会社3社に聞く、個性派ツアーの魅力!

 
美術や音楽などをテーマにした旅を積極的に展開している朝日サンツアーズ(朝日新聞事業株式会社)。東京営業本部部長・間邊恒夫氏と旅行事業本部課長・森野健典氏に人気の高かったツアーについて聞いてみた。 東京営業本部部長・間邊恒夫氏 旅行事業本部課長・森野健典氏
あのウッフィツィ美術館を貸切なんて夢のような……
「当社では、各分野の専門講師が同行し、解説付きで旅をする朝日歴史・移動教室ツアーを1977年から行っていますが、最近では今年3月に実施した著名な美術館を貸切で鑑賞できる『魅惑のフィレンツェ〜至福の時〜』が好評でした。

ボッティチェツリが描いた「ヴィーナスの
誕生」と1対1で対面
このツアーは、フィレンツェのウッフィツィ美術館とパラティーナ美術館を貸切で見学し、現場では明治学院大学ほかで講師をされている塚本博先生の講義を聴くという内容でした」
フィレンツェのウッフィツィ美術館といえば、開門前に行列ができる美術館として有名。100人以上が並ぶことも珍しくなく、2時間待ちは当たり前という超人気美術館だ。電話での事前予約者は優先して入館できるが、希望日時に入館するには約1週間前の予約が必要とされている。朝日サンツアーズは、そのウッフィツィの2時間貸切見学を実現したのだ。
 
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名画と1対1で対面するウッフィツィの貸切見学 
ウッフィツィ美術館を2時間貸切にし、1社のツアー客だけでじっくり鑑賞できるというのは日本の旅行業界でも初めての快挙であり、画期的な企画といえる。間邊氏によると「7コースを催行し、参加者は合計110名でその7割が60代の女性でした。参加者からは"芸術家の息吹が感じられた"、"名画と1対1で対面できて感激"といった感想が寄せられています」とのことだ。まさに、美術好きにはたまらない企画といえる。

ピッティ宮殿フィオーリの間でのガラディナー
このような大がかりな貸切見学は、7コースのツアー参加者がフィレンツェに一堂に会して100名を超えるスケールであるからこその企画だといえる。個人旅行の場合、ウッフィツィに入館できても、たくさんの人たちの頭越しに作品を垣間見るような形になるが、この貸切ツアーなら名画とほぼ1対1で対面するスタイルで鑑賞できたのだから、参加者の感動はひとしおだったことだろう。
ウッフィツィを見学した翌日は、パラティーナ美術館を貸切見学し、ラファエロの作品に感動。芸術にふれた後は、ピッティ宮殿フィオーリの間でトスカーナ料理のフルコースを堪能した。
35〜58万円という高額ツアーだったが、その至れり尽くせりぶりに参加者の満足度はきわめて高かったという。なお、今後の催行については未定だが、また新たな驚きのある企画が期待される。
 
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今年3月、『魅惑のフィレンツェ〜至福の時〜』の1コースである「フィレンツェ美術探訪とベルギーの都市めぐり」ツアーに同行し、ウッフィツィ美術館とパラティーナ美術館で講義を行った塚本 博先生に話を聞いた。
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参加者だけでなく講師にとっても至福の時
「ウッフィツィとパラティーナ、2つの美術館を貸切で鑑賞するという今回のツアーは、まさに日本初の夢のような企画でした。通常、館内でマイクを使った解説は許されていないのですが、通称「ボッティチェッリの間」にイスを並べて講義を行い、作品鑑賞の前にルネサンス芸術に対する理解を深めました。『ビーナスの誕生』の前で『初期ルネサンスから最盛期ルネサンス絵画へ』というテーマで45分間お話ししましたが、講義をする側としてもこのようなシチュエーションは通常あり得ないので、まさしく至福の時でした。

ウッフィツィ美術館で講義をされた塚本先生
講義の後、参加者とともにコレクションをゆったり鑑賞し、"自分の美術館"のように作品と向き合うことができました。
ピッティ宮殿での夕食会では、生演奏が流れる優雅な雰囲気の中、ツアー中に見た絵画について感想を述べ合い、楽しく有意義な時間を過ごしました」
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コース設定から自ら企画にかかわる
「7年ほど前から私が同行するツアー『イタリア美術の旅』を実施していますが、コース設定から参画し、パンフレット作りのプロセスも楽しんでいます。日本人のルネサンスに対する興味は年を経るごとに高まりを見せており、よりテーマ性の高い旅が求められているように思います。

ツアー参加者に囲まれて。ミケランジェロ広場にて
皆さん、知識が増すに従って、見たい作品が広がっていきますね。こうした趣味性の高いツアーは、個人旅行では体験することができない特別なものですし、気持ちが高揚する旅といえるでしょう。私としても、仕事ということ以上に、とても貴重な体験をさせていただきました」 塚本先生が同行する旅、今後の企画としては、中欧の美術都市をめぐるコースをプランニング中とか。人気が高く、すぐ定員に達してしまうので、早めの予約がおすすめだ。
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塚本 博(つかもと・ひろし)  
1950年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学修士・博士課程修了。現在、明治学院大学、国際基督教大学、横浜市立大学講師、朝日カルチャーセンター、NHK文化センター講師を務める。主な著書に『イタリア・ルネサンス美術の水脈』(三元社)ほかがある。最新刊は『イタリア・ルネサンスの扉を開く』(角川書店刊・本体価格1,905円)。
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スペシャルプログラムで楽しむベルギー
華麗なるフランドル 〜極上の休日〜
 建国175周年を迎えたベルギーのベストシーズンに訪れるスペシャルツアー。ベルギー観光局とフランダース観光局、ゲント市の協力を得て、ウェルカム・セレモニーやこのツアーでないと体験できない夜景運河クルーズといった特別プログラム『フランドルの休日』が組まれている。ツアーの目玉は、美術史家・絵画修復家の黒江光彦先生による特別講演とゲントの多翼祭壇画『神秘の仔羊』の独占貸切見学。全7コースが企画されている。

最大の見どころである、ファン・エイクの祭壇画「神秘の仔羊」
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専門学芸員が解説する5年ぶりのツアー
エルミタージュ美術館特別見学
5年ぶりに実施されるエルミタージュ美術館の特別見学ツアー。各専門の学芸員が展示コレクションを解説することにより、作品への理解が深められる。詳細については朝日サンツアーズへ問い合わせを。※10月催行予定。5月下旬から募集開始。
 
問合せ先:朝日サンツアーズ http://www.asahi-sun.com/
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2005年5月

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