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ベルニナ線途中下車の旅
ベルニナ線の見どころ2 アルプ・グリュム〜ティラノ間

沿線最高の展望ポイント
アルプ・グリュム Alp Grum

アルプ・グリュムはポスキアーヴォ方面も一望にすることができる、この路線で最も眺めのいいポイントだ。全線乗車の時間がない場合でも、せめてここまでは乗車してほしい。駅に近づくと思わず写真を撮りたくなると思うが、駅に着いてから下車して撮影したほうがいい構図で撮ることができる。
列車の走行写真を撮るなら、ポスキアーヴォからやってくる列車がアルプ・グリュム駅に上ってくる坂のあたりを撮影ポイントとするといい。午前中はカーブの内側からだと逆光になるが、駅の裏手に上ると、カーブしながら上ってくる(下っていく)列車をうまく撮ることができる。

→スライドショーはこちらから「アルプ・グリュムで途中下車」

駅のすぐ前に見事な谷と氷河の景色が広がる

駅のすぐ前に見事な谷と氷河の景色が広がる

ポスキアーヴォ方面の眺めもすばらしい

ポスキアーヴォ方面の眺めもすばらしい

イタリア語圏の町
ポスキアーヴォ Poschiavo

ポスキアーヴォまで来ると気温もすっかり高くなり、町の雰囲気も変わるので、イタリアが近いことを実感できるはずだ。ポスキアーヴォの駅では特に途中下車をする必要はない。列車を降りてゆっくりと過ごすなら、むしろポスキアーヴォ湖に近いレ・プレーゼ Le Preseか、湖畔の駅ミララーゴMiralagoのほうがいい。なお、ポスキアーヴォ以降は、列車が町中を走るため、トイレが使用できなくなる。用を済ますならポスキアーヴォ到着前にどうぞ。

気温も高くイタリアの雰囲気がぐっと増すポスキアーヴォ

ミララーゴ駅前はこのような景色。ポスキアーヴォ湖の眺めもすばらしい

360度のオープンループ橋を見られる
ブルジオ Brusio

ブルジオは一般の旅客にはあまり縁のない駅だが、列車が360度回転して下りる、世界的に見ても珍しいというオープンループ橋がある場所として、鉄道ファンに知られている。
駅からループ橋までは、下り坂を10分弱歩くだけ。特に立ち入り制限が加えられている場所はないので、ループの外からでも内側からでも撮影することができるが、ループの内側には木々が茂り逆光になる部分もあるので、ループ橋の外側からのほうが絵になる写真を撮ることができる。

→スライドショーはこちらから「オープンループ橋の撮影ポイント」

多くの鉄道ファンの被写体となっているループ橋

多くの鉄道ファンの被写体となっているループ橋

橋を実際に下ってみるのも楽しい体験だ

橋を実際に下ってみるのも楽しい体験だ

パスタがおいしいイタリアの国境の町
ティラノ Tirano

ティラノはベルニナ線の終着駅。駅舎を1歩外に出ると、そこはイタリア領となる。町に大きな見どころはないが、列車の写真を撮るなら、ついさっき通ってきたばかりの、町の広場のあたりまで行くといい。ベルニナ線を紹介する多くの写真に写っているマドンナ・ディ・ティラノ教会と、その前を走る列車を撮影できるポイントがあるからだ。 この町ではパスタ料理を試してほしい。スイス国内で食べることができるパスタ料理は、麺がゆですぎであることが多いのだが、ここティラノはさすがイタリアの町だけあって、パスタの味が違う。ワインやビールなどを頼むと15ユーロ以上の予算が必要となってくるが、それでもスイスで食べる食事に比べれば割安でもある。束の間のイタリア滞在を楽しんでからスイスに戻ろう。

スイス側の鉄道駅。建物正面の右手からルガーノ行きのバスが出発する

スイス側の鉄道駅。建物正面の右手からルガーノ行きのバスが出発する

ティラノではぜひパスタ料理をお試しあれ。予算は15〜20ユーロといったところ

ティラノではぜひパスタ料理をお試しあれ。予算は15〜20ユーロといったところ

2005年07月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部