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計画作りの注意点

ベルニナ線で列車の旅を実行するのは簡単だ。しかし、写真撮影を考えているならスケジュール作りは綿密に行ったほうがいいし、単に列車旅を体験するだけでも、貴重な時間を無駄にしないためにポイントを押さえておいたほうがいい。ベルニナ線の列車旅を計画する際に注意したほうがいいと思われるポイントを紹介しよう。

列車の遅れがあることを前提に考える

スイスの鉄道(運行)が正確とはよく言われるが、2004年と2005年に続けて乗車したところでは、ベルニナ線を走る列車には10分近くの遅れは頻繁に発生していた。運行スケジュールでは、停車駅での待ち時間が設定されているので、スケジュールどおりの出発時刻となることもあるが、列車の遅れが発生する可能性を常に考えておこう 旅の前半は高度差が大きいので列車もゆっくりと走る

旅の前半は高度差が大きいので列車もゆっくりと走る

午前中のほうが撮影条件のいいポイントが多い

ベルニナ線の見どころは路線の西側に多い。そのため、午後には見どころのほとんどが逆光になってしまうので、写真撮影を行おうと考えた場合は条件が悪くなる。
写真撮影を考えている場合は午前中に各ポイントを巡っておくようにしよう。ただしブルジオのオープンループ橋なら、午後でも問題なく撮影できるし、ラーゴ・ビアンコ付近を走る列車を湖側の方向から撮影するなら、午後のほうがよい。
アルプ・グリュムも午後には逆光になり景色を楽しむには今いちとなる

アルプ・グリュムも午後には逆光になり景色を楽しむには今いちとなる

次の目的地への移動があるなら乗り継ぎ時間を充分にみておく

先に説明したように、ベルニナ線は10分程度の遅れが発生する可能性がある。ベルニナ線を乗り継いでさらにどこかに移動するなら、乗り継ぎ時間は充分に見ておこう。
特に、事故や工事で路線の一部が不通となっていた場合、その区間は代替バスでの運行となる可能性が高い。そのときは10分程度では済まない運行時間のズレが生じるかもしれないので、大きな移動があるなら運行状況の再確認もお忘れなく。
急な工事で実際の運行スケジュールが変更される可能性もある(写真は2004年の6月撮影のもの。2005年の6月も同じポイントで工事が続いていた)

急な工事で実際の運行スケジュールが変更される可能性もある(写真は2004年の6月撮影のもの。2005年の6月も同じポイントで工事が続いていた)

季節運行列車に注意する

夏のベルニナ線は列車の運行本数が増えるが、現地の時刻表には夏には運行しない列車も記載されている。
時刻表の表記はドイツ語なので読み取りにくいかもしれないが、わからなければ駅員に尋ねよう。窓口にいるスタッフなら英語も通じる。
サンモリッツは小さな駅だが、次の列車の出発時刻に間に合わなければ仕方がない

サンモリッツは小さな駅だが、次の列車の出発時刻に間に合わなければ仕方がない

2005年07月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部