ガイドブック編集部 > 特集 > 海外旅行 デジタルカメラ活用法 > デジタルカメラ利用のメリット・デメリット-「メリット」

海外旅行で出合いやすいシーンを例に、撮影の際のヒントを紹介します。

夜景・夕景の写し方
シャッター速度が遅くなるので、三脚の使用をおすすめします。三脚が使えない場合でも、手でカメラを持つことはせず、何かに固定して撮影したほうがいいでしょう。

カメラにノイズリダクションの機能がある場合は、それをonにしましょう。また、シャッターを押すときはセルフタイマーやリモコンを使い、カメラに直接ふれずにシャッターを切るようにすべきです。わずかな揺れでも手振れにつながってしまうからです。
 
スイス建国記念日の花火。スローシャッターでの撮影(8秒)でノイズリダクションを使用   奈良公園のライトアップ。ベンチに置いてセルフタイマーシャッターを切った
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食事を撮る
充分な明るさがあれば、ストロボは使わず手振れしないようにしっかりとカメラをホールドしながら撮影するだけで、きれいな写真を撮ることができます。もしストロボを使うことが可能なら、光が拡散するように、ストロボの発光部にティッシュペーパーを折り畳んだものやトレーシングペーパーをあてて撮影してみましょう。

広角側で撮るとお皿の形がゆがんでしまいますので、立って撮影ができるようなら、ズーミングして望遠側で撮影するとより正確に記録できます。店内の照明が強くあたっている場合は、ホワイトバランスの設定を変えながら撮影してみましょう。
 
スイスのクルーズ船での昼食。窓の近くのテーブルに座ることができたので自然光だけで撮影   スイスの名物料理「ラクレット」。ストロボ光を天井にあて光を拡散させて撮影した
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教会の中
薄暗く手振れしやすいので、カメラをしっかり支えて撮影しましょう。建物が大きければストロボを使っても光が届きません。ストロボはあらかじめオフにしておきましょう。また礼拝中の人々の邪魔にもなりますので、ストロボの使用はもちろん撮影そのものについても、注意を払う必要があります。天井画がきれいな教会も多いので、頭上に注目することもお忘れなく。
 
世界遺産に登録されているザンクトガレン修道院(スイス)の大聖堂   こちらもスイスの世界遺産、ミュスタイアの修道院内部の壁画
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乗り物からの撮影
窓を開けて撮影する場合は、自分より後方の客に迷惑がかからないかどうかをまず確認しましょう。窓が開かなければ、窓に自分の姿が写り込んでいないか注意しながら撮影します。紺色や黒っぽい色の服を着ていると写り込みの影響を低減することができます。

乗車している乗り物がどのくらいの速さで移動しているかにもよりますが、手振れや被写体ブレをふせぐためには、500分の1秒よりも速いシャッター速度で撮影したほうが安心です。シャッター速度優先モードのあるカメラでしたら、モードを切り換えて撮影してみましょう。

走っている列車からの撮影の場合、カーブの内側から自分が乗車している列車を撮りたいと思うことがあると思います。このようなシーンでは、乗車している車両が傾くことにより平衡感覚を失いやすいので、撮影の際は構図が傾いてしまわないように水平線合わせに気を使う必要があります。
 
カメラをホールドしている手が反射して写り込んでしまった失敗例   スイス鉄道旅行の際の人気被写体「ランドヴァッサー橋」
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建物内での撮影
まずはそこで撮影できるかどうかを確認しましょう。美術館のように、撮影が可能でもストロボの使用はNGという場所もありますから、そのような場所での撮影のときはストロボが自動発光しないように設定変更を行ないます。

ストロボを使うことができる場合でも、撮影したいものまでの距離が3mを超えるようであれば、光が届かない可能性もあります。そのときはストロボを使わずに撮影しましょう。

また建物内で人物を撮影する場合は、一般に「スローシンクロ」と呼ばれるモードで撮影すると、背景も明るく撮影でき、見た目に近い画像を得ることができます。
 
ローザンヌのオリンピック博物館入り口。シャッター速度2分の1秒で撮影   (左)伝統衣装を作る工房での撮影。これでは背景がよくわからない
(右) スローシンクロ・モードで撮影。店内の様子がわかるようになった
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地球の歩き方ガイドブック 編集部