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中国発 季節の過ごし方レポート4
華南地方/江西省、広州発

●大晦日は故郷の特産品と米酒で客人を歓待します

上海在住/江西省州出身 楊菁さん(22歳/モデル)

餃子からコインが出てきたらラッキー!

春節には毎年帰省します。大晦日は友達と会ったり、親戚の家に挨拶に行ったりして過ごします。大晦日の昼間にお客様を迎える時は、故郷の特産品である中国ソーセージやビーフジャーキーなどをおつまみに米酒(日本酒のような酒)でおもてなしをします。夕食のメインは水餃子。キレイに洗ったコインを入れた餃子がいくつかあって、当たった人は、新しい年はラッキーになると言われています。

他には魚の炒め物、鶏のスープ、ビールで煮たダック、荷叶包(豚肉とサトイモと米の麺を蓮の葉で包んで蒸したもの)などのごちそうがテーブルに並び、これらをおかずにご飯を食べます。ただしご飯(白米)を翌日に必ず残します。これが、私の地方での「年年有餘(毎年蓄えがあること)」を願うしきたりになっています。お腹いっぱい食べたら、お風呂に入って身を清めます。

カウントダウンの時は爆竹を鳴らして新しい春を迎えます。毎年1日には全身真新しいものを着ます。お正月を迎えた朝は、甘いお餅を食べます。お正月の間は、公園に集まって花火を見て、屋台がたくさん出るのでいろんなおやつを食べますね。元宵節には湯圓のほか、中に小豆餡が入った大きな元宵を油で揚げたものを食べます。

コインは祖母の思いやり

たしか私が5、6歳のとき、家で食べた餃子の中に5角のコインが入っていて、そのお金で飴を買いに行ったのが嬉しかったのを覚えています。親戚のお姉ちゃんの餃子にもコインが入っていましたが、急いで食べたので喉につかえてしまいました。叔父さんがお姉ちゃんをすぐに逆さまにして、叩いてコインを吐き出させたのをよく覚えています。餃子を作ってくれたおばあちゃんはコイン入りの餃子がどれであるかを知っていて、孫の私たちふたりに分けてくれたらしいということを、ずっと後になってから知りました。

右下が5角のコイン。餃子に入れるときは十分気をつけて

右下が5角のコイン。
餃子に入れるときは十分気をつけて

帰省して家族や親戚と会えるのが楽しみ!

帰省して家族や親戚と会えるのが楽しみ!

華南地方/広州発

●潮州スタイルのお正月料理に舌鼓

広州在住/広東省掲陽出身 陳偉東さん(25歳/会社員・広告営業)

イベントや縁日でにぎやかに新年を楽しみます

お正月は、新しい洋服を着て街をぶらぶらします。正月用のごちそうである潮州式団年飯を食べます。このとき、魚は必ず食べなくてはなりません。他には鶏、カモ、ガチョウ、お餅も食べます。春節に行われる行事としては、獅子舞や龍の舞、花火、夜店のゲームなど。もちろん爆竹は欠かせません。

子どものころは、親戚の家を回ってお年玉をもらいました。潮州の風習では15歳以上になるとお年玉はもらえません。春節は、おいしいものをたくさん食べられるのがうれしかったですね。いろんな市や縁日が開かれてとても楽しいですよ。

潮州料理は広東料理のルーツといわれています

潮州料理は広東料理のルーツといわれています

2005年12月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部