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シャインビルリゾート

企業タイアップは当たり前?!
観光誘致を考えた撮影方法に脱帽

ここまで書くと、ドラマを知らない方でも、ロケ地の使われ方が日本のドラマとは比較にならないほど多いことがわかると思います。

ソプチコジのオールインハウスや中文観光団地の3つのホテルのほか、『オールイン』では、たくさんの場所で撮影が行われていますが、撮影後の観光効果を念頭に置いたドラマ作りを徹底的に行っているのが印象的でした。テレビ制作会社と済州道、そしてホテルなどの企業が全面タイアップしているわけで、済州島観光を考えたプロジェクトがドラマに託されているというのは、私にとっては本当に新鮮な驚きでしたし、韓国ドラマの力強さを見せつけられた気がします。

ロケ地の詳細情報については、アルキカタ・ドット・コムの『韓ドラ舞台の歩き方(www.kdrama.jp)』をご覧下さい。

済州島へのアクセス

東京(成田)から済州島までは飛行機で約2時間45分。大阪(関空)からは約1時間50分。ソウルからは国内線で約1時間。シャトル便が頻繁に運航している。釜山からの国内線利用も可能。

ロッテホテル済州 風車のライトアップが美しい夜景

ロッテホテル済州 風車のライトアップが美しい夜景

『オールイン運命の愛』のロケ地として使われた大侑ランド

『オールイン運命の愛』のロケ地として使われた大侑ランド

島唯一のタラソテラピーセンターをもつシャインビルリゾート

中文観光団地にある3ホテル「ロッテホテル済州」、「済州新羅ホテル」、「ハイアットリージェンシー済州」は、日本でもよく知られている存在ですが、「シャインビルリゾート」(www.shineville.com)は、日本ではまだまだ知られていないホテルです。中文観光団地からは車で40分ほど離れた場所にぽつんとあるため、距離的にもちょっとデメリットがあるかと最初は思いましたが、滞在を楽しむ大人のリゾートラバーにはおすすめです。ドラマ『オールイン』では、イナが経営者としてふさわしい一流の品格とマナーを学ぶために特訓を受けた場所として登場します。

ドラマでは、アメリカから帰国したイナが、日本人のリエ(ユミン)からテーブルマナーやワインティステイングを学んだホテル本館の810号室や、イナが物思いにふけった屋外プール周辺、最初にゴルフを習ったミニゴルフ場などが出てきます。

私は『オールイン』の撮影地として最初は見ていたのですが、ホテル内を見ている間に、「もしかて、ここは『夏の香り』でも撮影された場所では?」と思い、日本担当の支配人の康さんに訪ねると、「撮影されました」という返事がかえってくるではありませんか。このホテルはCF(コマーシャル)撮影などでもよく使われているということですので、韓国人のテレビ&広告関係者には有名なのでしょう。

ただ、ロケ地として使われただけでは、私もここまで注目しませんでした。実は、私が注目したのは、このホテルにタラソテラピーセンターがあるといわれたからなのです。韓国初のタラソセラピー施設で、まだまだ規模は小さいものでしたが、今後拡張工事をスタートさせるということを聞き、ますます興味をもちました。社長自らがタラソの本場フランスや日本のタラソテラピー施設などへ赴き、施術の内容や本格的な機器などを視察してオープンさせたそうです。

美容に関心のある韓国ですから、韓国人にも徐々に浸透していくと思いますし、タラソセラピーに関して一歩先をいく日本人としては、とても興味深いホテルでしょう。

確かに1日中観光地を見て回るような旅には向かないかもしれませんが、のんびりリゾートで過ごしたい人にはぴったりのホテルです。「今はまだ韓国人観光客が多いのですが、今後は日本人のお客様にもたくさん来ていただきたい」と語る日本担当支配人の康さんが、あまりに日本語が堪能なのにも驚きました。

タラソテラピープール

タラソテラピープール

ロビーラウンジ

ロビーラウンジ

イナがテーブルマナーやワインのティスティングを学んだプレジデンシャルスイートルーム(810号室)写真協力:シャインビルリゾート

イナがテーブルマナーやワインのティスティングを学んだプレジデンシャルスイートルーム(810号室)
写真協力:シャインビルリゾート

シャインビルリゾートの本館と庭

シャインビルリゾートの本館と庭

2005年10月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部