トップページ >  冬のチェコを旅する >  チェスケー・ブディェヨヴィツェ、チェスキー・クルムロフ、プラハ 
東京を脱出、いざプラハへ
世界遺産の小さな町を訪問
クトナー・ホラ
美しい水辺の町テルチ
コラム〜チェコに行ったら食べたいもの!
チェコの南部をたどって……
バドワイザー発祥の地
チェスキー・クルムロフ
ターボルを経由してプラハへ
プラハに近い小さな町
プラハへ
コラム〜チェコに行ったら飲みたいお酒


<< 前のページへ  

12月7日  チェコの南部をたどって……

●バドワイザー発祥の地、チェスケー・ブディェヨヴィツェ
テルチから南西方面にバスで約1時間半。チェスケー・ブディェヨヴィツェは中心地の町並みもすばらしいが、少し離れたところにあるビール醸造所もぜひ立ち寄ってみたい。ここで作られているブディェヨヴィツキー・ブドヴァル(以下、ブドヴァル)というビールはアメリカのバドワイザーの元祖となったビールだ。ブドヴァルはドイツ語読みをすると、「バドワイザー」と読む。ただし、味はバドワイザーよりも重くて深くて濃い。実はチェコvsアメリカのバドワイザー商標登録を巡って、裁判が起きたこともある。結果は「チェコにアメリカのバドワイザーを輸入してはいけない」という条件のもと、どちらもバドワイザーとして認められることになった。

さて、ブドヴァルの主な原料は水、麦芽、ホップ。地下320メートルよりくみ上げた水と粉末にした麦芽を混ぜ、ゆでたものにイースト菌などを加える。これをろ過して、さらにゆでてという行程を繰り返した上で、寝かされる。製造途中のビールを試飲できる部屋があったので、味見させていただくと、ホップの香りがさわやかなすっきりとした味わいであった。これをさらに寝かせると濃くて深い味わいになるとのこと。チェコのビールは本当においしい。南ボヘミア地方のレストランへ行ったらまずブドヴァルを飲んでみよう。

 

●南ボヘミアのハイライト、チェスキー・クルムロフへ
チェスケー・ブディェヨヴィツェからチェスキー・クルムロフまではバスで約45分。チェスキー・クルムロフは、チェコ人も「チェコで一番美しい町」と誇るだけあり、少し高台となっているビューポイントからの町の眺めは息をのむ美しさ。

町に到着したのは午後3時で早くも日が沈みかけていたが、やわらかい夕方の光のなかで見る町並みは格段だった。
夕方5時頃、日がとっぷりと暮れて町のなかに下りると、ランタンの灯りが石畳を照らして幻想的な雰囲気を作り出していた。石畳の道は右に左にくねくねと曲がっているので、ともすると方向感覚を失ってしまう。そんなふうに迷いながらランタンのやさしい光に照らされた石畳の道を歩いていると、中世時代に迷い込んだような錯覚に陥る。

にしても、入り組んだ路地はまさに迷路だ。ホテルまでの道筋がわからなくなってしまう観光客も実際に多いらしい。

ビューポイントから見るチェスキー・クルムロフの町並み
ライトアップされたチェスキー・クルムロフ城

12月8日  南から北へ、ターボルを経由してプラハへ

●プラハから近い小さな町、ターボル
チェスキー・クルムロフは、できれば2泊くらいしたい町だ。未練をたっぷり残して次の町ターボルへ。チェスキー・クルムロフからはバスで約1時間半だ。

ターボルは15世紀に起こった宗教改革運動の軍事拠点の町。敵から町を守るために、路地が大変入り組んでいる。チェスキー・クルムロフでも散々迷ったが、ここの町も大迷路。けれども、静かな落ち着いた町並みで後期ゴシックからルネッサンス様式の建築は綺麗だ。狭い町なので、すぐに見終わってしまうが、プラハからバスで約1時間半(列車でも同じ)なので、プラハからの日帰り旅行にも適している。

ターボルのジシカ広場に建つ「キリストの変容教会」
 

●プラハへ
チェコに来て4日目にして、再びプラハに戻ってきた。12月上旬はクリスマス前ということで、中心地の旧市街広場に行くとクリスマスツリーが立っており、屋台が軒を連ねていた。観光客もたくさんいた。なかでも最もにぎわうのが天文時計の前。この時計は毎正時になると、からくり人形時計が動き出し、観光客の目を楽しませてくれる。

死神が鐘を鳴らす音と共に、時計の上にある小窓から人形たちがゆっくりと顔を出す。動き出してたったの20数秒後、朝の到来を告げる鶏が「コケー(というよりプオ〜という拍子抜けする音)」と鳴くと終わり。確かに精巧に作られた仕掛け時計だが、「コケー」の後に、観光客の「な〜んだ、これだけ〜!?」という感情を表すため息と笑い声もれる。プラハに滞在中、何度かこの時計を見に行ったが、各国の観光客が同時にもらすがっかり声もどうやらからくり時計鑑賞後のお約束であるようだった。
(6MB)
※こちらのムービーはウィンドウズメディアプレイヤーで再生いたします。 お使いのブラウザにウィンドウズメディアプレイヤーがインストールされていない方はこちらからダウンロードしてください。

毎正時動き出す仕掛けを見に天文時計前に集まる人々
 

夜のプラハはまた違った顔を見せてくれる。この町の夜景は何度見ても飽きない美しさだ。クリスマスマーケットでにぎわう旧市街広場のライトアップも美しいが、一番の夜景スポットはヴルタヴァ川を挟んでプラハ城が見える岸辺だ。この岸辺は散歩道になっており、ところどころにベンチがあり、観光客が対岸を見るための望遠鏡も設置されている。冬の澄んだ空気のなかで見る夜景もすばらしいが、夏の夜風に吹かれながら、散歩道から見上げるプラハ城のライトアップもどんなにか素敵だろうと思うと、夏にもまた来れますように……と願わずにはいられなかった。

プラハにて。ヴルタヴァ川沿いから見上げるプラハ城の夜景
 

▲このページのトップへ

チェコと言えばやっぱりビール! チェコ国民ひとりあたりのビールの年間消費量は、なんと世界第1位。同じくビール好きの日本人の軽く3倍は消費していることになる。最も人気のビールは緑色の瓶の「ピルスナー・ウルクェル」だが、バドワイザーの元祖の「ブディェヨヴィツキー・ブドヴァル」なども試してみたい。

「ヘベロフカ」という薬草酒も有名だ。おいしいが、ウオッカのようなアルコール度の高いお酒なので、強いお酒に慣れていない人にはちょっときつい。これを飲みやすいカクテルに変身させるには、「トニックウオーター」を一緒に注文すればいい。トニックウオーターで割ると、たちまちジュースのように飲みやすくなる。このカクテルは「ベトン」と呼ばれている。

チェコのワインもおいしい。ボヘミア地方(チェコの西側)では主にビールが造られているのに対し、モラヴィア地方(チェコの東側)ではワイン造りが主流だ。赤ワインはフランコフカ、白ワインはミクロフというものがメジャーだが、大量に造ってはおらず、あまり輸出をしない。チェコ国内でぜひ飲んで帰ろう。


▲このページのトップへ

<< 前のページへ  


spacer
お問い合わせ先一覧 | リンクについて | 運営会社と個人情報取扱について | 採用情報 | プレスリリース | このサイトについて
spacer
spacer
Copyright(c)2012 Globe-Trotter T & E Inc. (c)2012 Diamond-BigCo., Ltd.
Design All rights reserved.
spacer