VIA鉄道で途中下車
バンクーバー
旧CP 鉄道駅
オールド・バンクーバー、ガスタウン
プリンス・ルパート
先住民文化と鉄道の歴史を学ぶ博物館
日本人の足跡をたどる旧缶詰工場跡
トロント
北米のプロスポーツを楽しむ
美術館散策とトロントアイランド
モントリオール
ケベックシティ
モンクトン
プリンス・エドワード島
ハリファックス
鉄道旅でおすすめの宿
モントリオール
ケベックシティ
カナディアン号
スキーナ号


<< 前のページへ 次のページへ >>

  バンクーバー

往時の鉄道旅行の風雅さを漂わせる旧CP 鉄道駅

パシフィック・セントラル駅のVIAの窓口でチケットを発券してもらい、ふと思い立ってかつての鉄道駅、旧カナダ太平洋鉄道駅Canadian Pacific Rail Stationへ行ってみた。スカイトレインのウォーターフロント駅で下車し、シーバス乗り場へのエスカレーターを上り、右に折れると、高い天井を持つ美しいホールが現れる。スターバックスやギフトショップが並ぶこのホールは、1912〜1914年に造られたCP鉄道の3番目の駅舎。ネオゴシック様式のかつての駅舎は、バラード入り江対岸の街ノース・バンクーバーへと渡るシーバス乗り場の乗り換え口となったが、優雅なその雰囲気は賓客をロッキーへと誘った往時の鉄道旅行の風雅さを彷彿とさせる。

優雅なCPR駅のロビーホールで休憩するのもいい

オールド・バンクーバー、ガスタウンを歩く

ウォーターフロント駅から次に、バンクーバー発祥の地ガスタウンを訪ねる。
駅舎ホールを横切り、コルドバ通りに出て東に少し歩くと、ウォーター通り沿いにガスタウンが広がっていた。煉瓦の遊歩道とガス灯、古い建物はお洒落なカフェやレストランに生まれ変わったが、やはりここにはバンクーバー発祥の地らしい懐かしさが漂っている。名物の蒸気時計の周りには歩みを止め、時計が蒸気を吹き上げる瞬間を待ちかまえる観光客の輪ができていた。ヴゥオー!出た出た蒸気音。

ウォーター通りをさらに歩くと、メープルツリー広場に街の発展に貢献したイギリス人、ジョン・デイトンの像が立っている。ガスタウンとは、彼のあだ名ギャシー・ジャックにちなんで名付けられたのだとか。

この通り沿いでぜひ訪れてほしいギャラリーが、膨大な先住民コレクションを誇る「ヒルズ・ネイティブアート」。カナダの歴史は、先住民文化を抜きには語れないのである。

15分毎に蒸気を吹き出す蒸気時計

Hill's Native Art
URL:www.hillsnativeart.com
 

  プリンス・ルパート

先住民文化と鉄道の歴史を学ぶ博物館

プリンス・ルパートを歩くと、多くの先住民たちに出会う。1万年以上昔からスキーナ川渓谷に暮らし、豊富な海産物や豊かな森の恵みを受け、偉大なトーテムポールの文化を築き上げたジッツサン族の人々だ。ノーザンBC博物館には、彼らが残した仮面や篭、ポトラッチの儀式に用いた衣装などが展示され、その素晴らしい文化を目の当たりにできる。6月〜8月の夏季なら、博物館主催のヘリテージツアーや木彫り小屋でツムシアン族、ハイダ族、ニスガ族のアーティストによる木彫りや篭作りも見られるという。鉄道旅行者には、鉄道敷設に関わる展示物も見逃せない。当時の駅長室を描いたイラストからは、タイプを打ち、切符を作り、ひとりてんてこ舞いする駅長さんの様子が伝わってくる。

古い建物が多く残るプリンス・ルパートのダウンタウン
 

Museum of Northern British Columbia
URL:www.museumofnorthernbc.com

日本人の足跡をたどる旧缶詰工場跡

ポート・エドワードに住む日系人Ryokoさんの案内で、スキーナ川河口に建てられた旧缶詰工場跡「ノーザン・パシフィック・ヒストリック・フィシングビレッジ」を訪れた。19世紀後半、プリンス・ルパート周辺には220もの缶詰工場が建てられ、スキーナ川を遡ってきたサケやオヒョウは缶詰工場で塩漬けにされ、工場内に引き込まれた鉄道で、カナダ中部や東部の街へと大量に運ばれたのである。ノーザンBC博物館で1918年当時のスキーナ川の様子を写したビデオを見たが、母船の後ろに小舟を従えた船団が沖合に出て網をたぐると、おもしろいようにサケがかかる。Ryokoさんは、「1889年に創業されたこの缶詰工場には、大勢の日本人が働いていたのよ」と教えてくれた。しかし漁獲高の落ち込みと共に、缶詰工場は次々に閉鎖され、この工場も1958年に閉鎖された。5月〜9月は、当時の工場の様子を再現した史蹟博物館としてオープンしている。スキーナ号は、この缶詰工場前を通過する。

プリンス・ルパートで最後まで操業していた旧缶詰工場跡

North Pacific Historic Fishing Village
URL: www.district.portedward.bc.ca/northpacific/default.htm

  トロント

北米のプロスポーツを楽しむ街

アメリカのプロスポーツとリーグを組むトロントは、メジャーリーグ(MLB)をはじめ、アイスホッケー(NHL)やバスケット(NBA)が楽しめる街でもある。「ホッケーの殿堂」で、スタンレーカップを一目見たいと思っていた。BCEプレイスの地下入り口から館内へと入る。目指すスタンレーカップは階段をあがった最上階にあった。頭部のオリジナル部分(実は複製)に5段の台座を継ぎ足した銀製のカップは、大人が一抱えできる大きさだった。台座には歴代の優勝チームの名前が刻まれているが、2005年はNHLの労使交渉が決裂し、全試合ボイコットされたため、このカップに今季名前を刻むチームはない。

次に私は、メジャーリーグの試合、ブルージェイズ対タンパベイ戦をみるためにスカイドームへと向かった。
世界初のドーム型球場スカイドームは、秋の日差しに輝いていた。3塁側のネット裏という一等席に陣取り、CNタワーを正面に見ながらの観戦だったが、ブルージェイズは惨敗。人気がいまひとつのお寒いチーム事情ゆえ、メジャーのチケットは当日でも容易に手に入る。野球を見たい人には穴場の球場ではある。球場を出た足で、隣のCNタワーに上り、トロントの絶景を味わい尽くし、すっきりした気分を取り戻した。

HHFにあるスタンレーカップ。実はこれはレプリカで本物は優勝者たちの家々を回っているのだとか

Hockey Hall of Fame
URL:www.hhof.com
Skydome
URL:www.skydome.com
CN Tower
URL:www.cntower.ca

美術館散策の後は、島旅でリフレッシュ

スポーツに加えてトロントでのおすすめは、美術館散策とフェリーで渡るトロント・アイランドでの休日だ。
中華街の入り口にある「オンタリオ美術館AGO」は、カナダでもっとも有名な画家集団グループ・オブ・セブンの優れたコレクションのほかに、イギリスの彫刻家ヘンリー・ムーアの彫刻作品があることで知られている。AGOには2002年、グループ・オブ・セブンの著名なコレクターであるケニス・ロイ・トムソン氏が2000点余りのカナディアンアートを寄贈し、ますます目が離せない存在になった。2階には、「横たわる母子像」をはじめ、静かな気配をたたえた一連のムーア作品が並んでいる。

美術館探訪の後は、地下鉄とストリートカーを乗り継いで、ハーバーフロントのフェリー乗り場へと向かった。センター・アイランド行きのフェリーに乗って、オンタリオ湖の湖上遊覧を楽しむのだ。
真っ青に晴れた空にCNタワーや高層ビルが美しいスカイラインを刻み、空を見ているだけで爽快な気分になった。島の反対側に回り込むと海のようなオンタリオ湖が広がっている。対岸はアメリカ・ニューヨーク州である。

ハーバーフロントからトロントアイランド行きフェリーに乗船。湖岸を渡る風と絶景を楽しみたい

Art Gallery of Ontario
URL:www.ago.net
 

▲このページのトップへ

<< 前のページへ 次のページへ >>


spacer
お問い合わせ先一覧 | リンクについて | 運営会社と個人情報取扱について | 採用情報 | プレスリリース | このサイトについて
spacer
spacer
Copyright(c)2012 Globe-Trotter T & E Inc. (c)2012 Diamond-BigCo., Ltd.
Design All rights reserved.
spacer