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厳選1/シカゴ(アメリカ)


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写真/地球堂 文/山本玲子

ジョン・ハンコック・センターより眺める
ミシガン湖とシカゴの町並み

アメリカの絶景といえば、グランドキャニオンに代表される大自然を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、逆の「人工的な絶景」としておすすめしたいのが、シカゴのジョン・ハンコック・センターからの景色だ。
シカゴはアメリカ中西部、五大湖のひとつであるミシガン湖に面した、アメリカ第3の都市。夏は湖から吹く風がさわやかで、フレンドリーな人々が集うアメリカらしい町だ。
シカゴは、近代摩天楼発祥の地としても知られている。世界初のスケルトン(骨組み)構法によるビルが誕生したのが、1888年。以来、町の中心部は新旧摩天楼が混在する不思議な空間となった。ローリングトゥエンティズ(激動の1920年代)とも、近未来とも思うようなビルが、無数に、競い合うかのようにそびえ建っている。

眺望を楽しむなら、全米No.1の高さを誇るシアーズタワーより、断然、ジョン・ハンコック・センターがいい。ミシガン湖沿いに建つこの摩天楼からは、まるで海のようなミシガン湖と、大都会らしい町並みのふたつの異なった景観が楽しめる。
やはり、おすすめは夕暮れどき。湖岸線沿いに帰宅を急ぐ車が連なり、そのヘッドライトやテールランプが地平線の彼方まで続く。赤や紫に変化する夕焼けのなかでの車の行進は、幻想的でもある。湖とは逆に目を向けると、摩天楼たちのお化粧直しが始まる。キラキラと輝く摩天楼は、夜の舞台へ繰り出すように新たな顔を披露する。

X字に組まれた鉄骨と黒い台形の姿のビルは、100階建て、高さは343m。オフィス、ホテル、ショッピングセンター、アパートが入る複合ビルだ。ちなみに、このアパートのバスタブにお湯をはると、チャプチャプと波打つ。人には感じられないほどわずかだが、風でビルが揺れているのだそうだ。

●ジョン・ハンコック・センター

http://www.hancock-observatory.com (英語)

【アクセス】
シカゴへは日本からの直行便で約12時間。ニューヨークから飛行機で2時間30分。
【ツアー情報】
市内を楽しむにはリバークルーズやウオーキングツアー、バスツアーなどがある。セグウェイに乗ってミシガン湖畔を行くツアーがユニーク。
2006年6月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部