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シネマの旅、映画の舞台の歩き方発表!!「旅に誘う映画ランキング2006」

「行ってみたい映画の舞台」「行ってしまった映画の舞台」という視点で「旅に誘う映画」アンケート調査を実施した。200名を超えるホームページユーザーの参加があり、のべ652票、250作品が投票された。映画と旅の深い関係が浮き彫りになった。キーワードは冒険とラブ・ストーリー。

総合ランキング BEST30

  作品名 ロケ地 得票数
ローマの休日 イタリア/ローマ 62
サウンド・オブ・
ミュージック
オーストリア/
ザルツブルグ
22
ダ・ヴィンチ・コード イギリス、フランス、イタリア 18
4 アメリ フランス/パリ 17
5 ハリー・ポッター※ イギリス 13
6 第三の男 オーストリア 12
6 冷静と情熱のあいだ イタリア/フィレンツェ 12
8 かもめ食堂 フィンランド/ヘルシンキ 11
9 ノッティングヒルの恋人 イギリス/ロンドン 11
10 ロード・オブ・ザ・リング※ ニュージーランド 10
11 恋する惑星 香港 8
11 スター・ウォーズ※ チュニジアほか 8
12 赤毛のアン カナダ/
プリンス・エドワード島
7
12 ティファニーで朝食を アメリカ/ニューヨーク 7
12 ニュー・シネマ・パラダイス イタリア/シチリアほか 7
12 プリティウーマン アメリカ/LA 7
12 世界の中心で愛をさけぶ オーストラリア 7
18 カサブランカ モロッコ 6
19 グラン・ブルー イタリア/シチリアほか 6
20 ひまわり イタリア、ウクライナ 6
21 モーターサイクル・ダイアリーズ 南米 6
22 男と女 フランス/パリ 5
22 ライフ・イズ・ビューティフル イタリア/アレッツォ 5
23 ジュラシック・パーク(※) ハワイ 4
23 ビフォア・サンセット フランス/パリ 4
23 フォレストガンプ アメリカ 4
23 ユー・ガット・メール アメリカ/ニューヨーク 4
23 地雷を踏んだらサヨウナラ カンボジア 4
23 慕情 香港 4
23 冒険者たち フランス/ラ・ロシェルほか 4

※シリーズ、リメイクあり

誘われる舞台はヨーロッパ、永遠の名画強し

『ローマの休日』の圧勝。2位の『サウンド・オブ・ミュージック』とともにこの2作品は年代を選ばず根強い人気を誇る。また『カサブランカ』『グラン・ブルー』『ひまわり』などインパクトのあるシーンを持つ作品には、この目でその場所を確かめたい!と思わせる吸引力があるようだ。興味深いのは『男と女』『冒険者たち』など'1960年代に元気のあったフランス映画がランクインしていること。

『ダ・ビンチ・コード』現象とも言える盛り上がり

『ダ・ビンチ・コード』現象とも言える盛り上がり


娯楽の幅が今ほど多岐にわたらず映画への注目度が高かった時代の作品は、時を経ても力を持っていることがランキングからもうかがえる。ロマンチック・コメディのジャンルではハリウッド映画を抑えてロンドンが舞台の『ノッティングヒルの恋人』が9位に入っている。観光地から少しはずれたエリアで等身大のライフスタイルを体験できる場所としてのノッティングヒルの魅力も大きかったようだ。幅広いジャンルの映画が登場しているのも、旅の目的が多様化している表れかもしれない。観てから行くか、行ってから観るか。映画と旅の関係は密接だ。

行ってみたいBEST10

  作品名 得票数
ローマの休日 18
ダ・ヴィンチ・コード 16
サウンド・オブ・ミュージック 9
4 かもめ食堂 8
5 冷静と情熱のあいだ 7
6 アメリ 7
6 ロード・オブ・ザ・リング 6
7 ハリー・ポッター 6
7 スター・ウォーズ 6
7 ニュー・シネマ・パラダイス 6
7 モーターサイクル・ダイアリーズ 6

『かもめ食堂』大健闘!旅心、映画心を誘うイタリア

総合ランキングと比べると、南米を一周する『モーターサイクル・ダイアリーズ』やチュニジアやグアテマラなど、観光ツアーでは行きづらい場所が舞台になった作品がランクインしている。また『ダ・ヴィンチ・コード』、『かもめ食堂』など最近のヒット作も上位に入っている。イタリアは『冷静と情熱のあいだ』のフィレンツェ、『ローマの休日』のローマ、『ニュー・シネマ・パラダイス』のシチリアと、北から南まで旅心、映画心を誘う国のようだ。

イタリア映画強し、まさにニュー・シネマ・パラダイス!

イタリア映画強し、まさにニュー・シネマ・パラダイス!

行ってしまったBEST10

  作品名 得票数
1位 ローマの休日 44
2位 サウンド・オブ・ミュージック 11
3位 アメリ 10
4 第三の男 8
5 恋する惑星 7
5 ノッティングヒルの恋人 7
5 ハリーポッター 7
8 ティファニーで朝食を 4
8 プリティウーマン 4
8 慕情 4
8 冷静と情熱のあいだ 4

都市&ラブ・ストーリーに憧れて

『ハリー・ポッター』以外はヨーロッパ、アメリカ、アジアの都市が舞台の映画、そしてラブ・ストーリーが強い。カフェや街並みといった何気ない都市の風景が映画によって特別な場所に生まれ変わっているせいだろうか。『恋する惑星』『慕情』など近場の香港が舞台の映画もランクイン。圏外だが12位の『地雷を踏んだらサヨウナラ』は実話がベースだけに説得力を持ってアンコールワットの魅力を知らしめる効果があったようだ。

『アメリ』の魔法は観光客にも効く?

『アメリ』の魔法は観光客にも効く?

■DATA

調査期間:
2006年6月10日〜7月9日
告知方法:
地球の歩き方ホームページ&メールマガジン
募集内容:
「行ってみたい映画の舞台」「行ってしまった映画の舞台」というテーマでそれぞれ投票。最大投票数は各3件。
集計方法:
1票1ポイントとして、それぞれの作品ごとに積算。
投票人数:
203名
投票件数:
のべ652作品
投票作品総数:
250タイトル

アンケート回答者の声私にとって「映画と旅」とは

敬称略

◆映画を観ると、旅に出たくなります。[海路の日和]

◆興味のある街が舞台になっている映画は、観光案内ビデオのようにも楽しむことができて好きです。[ナオキ]

◆映画は新しい世界を見せてくれる。旅も同じ。旅は道連れですが、映画を道連れの旅も一興。[DOLCE]

◆『かもめ食堂』は今年公開された映画の中でも出色の出来。観る前は「なぜ、フィンランド? なぜヘルシンキで日本食堂?」という感じがしたのですが、観ているうちに「これはヘルシンキだからこその映画」と思えてきます。小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりという個性派実力派女優3人が淡々と演じるのが素敵。丁寧に毎日を生きていけば、だいじょうぶ、きっと幸せになれる、そんな気持ちになれる映画です。ヘルシンキの空気感とぴったり合っていて、フィンランドは大人の国だなぁ、と思わせてくれました。 [スナフキンの彼女]

◆ほんとうに一瞬の映像が、永遠にアタマに焼きつくことがあります。魅惑を生み出す映画と、実際に自分も演じることができる旅。わたしは両方大好きです。 映画は観ていないけれど、元となった小説を読んで それをきっかけにして旅したというのならあります。たとえば「メナムの残照」や「サンダカン八番娼館」など。[茂兵衛爺]

◆映画を観てから行くと、思い入れも違ってくると思うので、より感動すると思います。 [エリ]

◆ロケ地ツアーは諸刃の剣です。下手をすると、「ああ、このシーンはこうやって撮ったんだ」と裏事情が頭をよぎってしまい、二度とその映画にのめり込めなくなります。私もその点を恐れていたのですが、幸いなことに、「ロケ地はロケ地、映画は映画、原作は原作」と脳内で「住み分け」が出来ており、映画鑑賞に支障はありません。逆に言えば、「原作と全然違ってガッカリ」と映画に幻滅される方にはロケ地ツアーは勧めません。映画の魔法が消えてしまいますので。 [匿名希望]

◆映画(特に少し古いもの)が好きで、気に入った映画があると、そのロケ地へ旅したくなります。昔の映画でも、行ってみたらその感じが残っているととても感動します。[ayako]

◆映画も旅行も好きなので、映画に影響されて次の旅先を決めることが多い。同時に映画を観てどうしても行きたくなって行くパターンも多い。 [匿名希望]

◆映画を観て、旅に出る・・・。いつもの旅とは、全然違った旅行になる事は間違い無いと思います。きっと実際その場所に立った時は、映画のワンシーンが蘇り、自分自身が主人公になって、自分の世界になっちゃうんでしょうね。まだ、その経験が無いのですが、そういう旅も楽しいでしょうね。 [Michi]






2006年08月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部