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南部アフリカおすすめの旅その4 世界3大瀑布ビクトリア・フォールズに陶然とする旅

横幅1700m、最高落差108m、世界3大瀑布のひとつに数えられるビクトリア・フォールズ(ちなみにほかのふたつは、ナイアガラの滝とイグアスの滝)。1855年イギリス人宣教師兼探検家のリビングストンによって「発見」され、当時の女王の名にちなみ『ビクトリア・フォールズ』と命名された。もちろん、これほど大きな滝を地元の人が知らなかったはずはない。現地では『モシ・オア・トゥンヤ(=雷鳴の轟く水煙)』と呼ばれる。行ってみれば、その意味はすぐにわかる。ザンベジ川を悠々と流れる水は、轟音とともに滝壷に落ちたあと、水煙となって150m以上も舞い上がるのだ。空はカラッと晴れていても、滝のまわりは雨降りのような状況になっている。とくに3月下旬〜8月にかけては、雨降りというより土砂降り、というか嵐のような状況で、身の危険を感じるほどだ。

見たことがないほど大量の水が流れ落ちる様に足がすくむ

見たことがないほど大量の水が流れ落ちる様に足がすくむ

見学にはレインコートは必携。現地でも貸してもらえる

見学にはレインコートは必携。現地でも貸してもらえる

世にも不思議な月夜の虹

ただでさえその迫力に圧倒されるビクトリア・フォールズだが、チャンスがあればぜひ一度観てみたいのがムーン・レインボー。煌々とした月明かりでビクトリア・フォールズに虹がかかるのだ。この幻想的な光景が見られるのは満月の夜だけ。満月の夜とその前後の3日間だけは普段よりも遅く、夜21:30までゲートが開いている。ひと月にワンチャンスしかないが、これに合わせて旅程を組む価値は充分にある

これがムーンレインボー(ザンビア側から撮影)

これがムーンレインボー(ザンビア側から撮影)

滝に向かってバンジージャンプ!

ビクトリア・フォールズはアクティビティのメッカだ。ラフティングやリバークルーズ、ヘリコプターに乗って空から滝を見下ろすのもいい。しかし、数あるアクティビティの中でも最もスリルがあるのがバンジージャンプだ。ジャンプ台があるのはジンバブエとザンビアを結ぶビクトリア大橋のど真ん中。111m下の激流に向かって飛び込むわけだ。滞空時間は約5秒間といわれるが、飛んでいる間は永遠に感じられるはず。人生で5秒間「あー死ぬかもしれない」と思える体験はそうそうないだろう。これはほんとにビビります。

国境にかかるビクトリア・フォールズ大橋。この真ん中にジャンプ台がある。これは高い!

国境にかかるビクトリア・フォールズ大橋。この真ん中にジャンプ台がある。これは高い!

「バンジー!」の掛け声とともに川に向かって真逆さま

「バンジー!」の掛け声とともに川に向かって真逆さま

ビクトリア・フォールズ、じつはほとんどザンビア領

ほとんどの旅行者にとって、ビクトリア・フォールズのゲートウエイとなるのはジンバブエ側なのが現状だが、実は幅1700mのうちジンバブエ領はわずか500m。残りの1200mはザンビア領だ。実際、ザンビア側のほうが滝もよく見える。日帰り入国も可能なので時間があれば、ぜひザンビアまで足をのばしてみよう。大渓谷にかかるビクトリア・フォールズ橋を渡って国境を越える体験も、旅のいい思い出となるだろう。パスポートとビザ代US$10をお忘れなく。

ジンバブエとザンビアの国境には鉄道も通っている

ジンバブエとザンビアの国境には鉄道も通っている

ロイヤル・リビングストン・ホテルのサンデッキからビクトリア・フォールズの水煙を眺める。ザンビア側にもいいリゾートホテルがたくさんある

ロイヤル・リビングストン・ホテルのサンデッキからビクトリア・フォールズの水煙を眺める。ザンビア側にもいいリゾートホテルがたくさんある

第1版 2006年9月 改版 2010年2月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部