スペイン&ポルトガル
鉄道旅行
バルセロナからポルトを巡る
列車の旅(前編/スペイン)
バルセロナ〜サラゴサ
海岸沿いを走るAlviaの旅
 
〔コラム〕世にも珍しい車輪
の幅が変わる装置
サラゴサ〜マドリッド
荒野を疾走するAVEの旅
 
サラゴサはどんな街?
最新式のAVEでマドリッドヘ
荒涼とした大地を疾走
〔コラム〕古きよきスペインの
列車タルゴV
マドリッド〜トレド
世界遺産都市へAVEの旅
スペインの鉄道事情
スペイン国鉄列車図鑑
パスの活用法&予約
 
鉄道パスの活用法
予約と包括運賃チケット
申し込み
 

荒涼とした大地を疾走するAVE
駅を出発した列車は、高速専用線を最高速度280キロのスピードで疾走する。サラゴサからマドリッド間は、広大なカスティーリャ地方の荒野の中を走るため、残念ながら車窓風景の変化は乏しいが、日本では決して見ることはできない風景である。

荒涼とした風景の中に土色をした城塞や放牧された羊を見かけることもある。ただ人が住んでいる様子は感じられない。

「AVE」は、3クラス制の設備である。特等にあたる「クルブ Club」、1等にあたる「プリフェレンテ Preferente」と2等にあたる「トゥーリスタ Turista」。座席はリクライニングシートであり、座席配列は、クルブとプリフェレンテは横に2+1、トゥーリスタは横に2+2である。

クルブとプリフェレンテの特徴は、アルビアと同じくドリンクと食事が付くことである。食事メニューも同じく、時間帯によって朝食、昼食、スナック、夕食に分けられる。トゥーリスタ利用者には、食事は付かないが軽食が購入できるバー車両が編成されている。

サラゴサを出発して1時間ぐらい過ぎると、列車はマドリッド郊外に差し掛かる。今までの荒涼とした風景とは一変し、近代的なビルや住宅地が車窓に広がる。この風景を眺めること30分でマドリッド・プエルタ・デ・アトーチャ駅に到着する。サラゴサ・デリシアス駅からは、1時間30分、307kmの列車の旅である。
上)AVEのプリフェレンテの車内。2名掛けと1名掛けの組み合わせである
右)実際に座ってみるとこんな感じである
 
 
 
プリフェレンテに提供される食事。写真は昼食の場合。この他にドリンクが付く   AVEの編成されているカフェテリア車両。トゥーリスタ利用者は、ここで食事やドリンクを購入することができる
 
サラゴサ〜マドリッド間の車窓風景。荒涼とした大地が車窓に広がる   マドリッド・アトーチャ駅に到着したAVE。隣にはセビーリャから到着したAVEがいる。新旧のAVEが同時に見られるのは、マドリッド・アトーチャ以外にはない
▲このページのトップへ
古きよきスペインの列車 タルゴV
スペインが生んだ客車として、軌道変換ができる「タルゴ」客車がある。

ゲージ幅が広軌であるスペインにとって、隣接するフランスやスイス、イタリアに行くためには、ゲージを標準軌に変えなければならない。そのため、ひとつの列車で直接、近隣諸国に行くために開発されたのが「タルゴ」である。

現在の主流は、200キロのスピードに対応した第4世代ものである。しかし、その前の第3世代目にあたる「タルゴV」は、登場して40年近く経っているが、まだまだ現役で活躍をしている。1970年〜80年代のTEE時代(全席1等編成だった国際急行列車。今でいえばユーロシティにあたる)のスペインを代表とする列車である。スイスのジュネーヴからバルセロナまで結んでいた「カタラン・タルゴCatalan Talgo」は、このタルゴVで運行されていた。

現在は、モンペリエからバルセロナまで路線を短縮してしまい、1日2往復のみの運行である。シルバーの車体に赤いラインは、今でも新鮮に見える。近年のスペイン国内の高速列車化に伴い、スペイン国内でも運行が減りつつある。タルゴVは、数年以内には消えていくと考えられるので、是非乗車したい方は、早めにスペインに行くことをお薦めする。
 
▲このページのトップへ
<< 「バルセロナ〜サラゴサ:
海岸沿いAlviaの旅(1)」へ
「マドリッド〜トレド:
世界遺産都市へAVEの旅(1)」へ >>

2006年12月号

■スペイン・ポルトガルを楽しむためのガイドブック
その他のヨーロッパガイドを探す
spacer
お問い合わせ先一覧 | リンクについて | 運営会社と個人情報取扱について | 採用情報 | プレスリリース | このサイトについて
spacer
spacer
Copyright(c)2012 Globe-Trotter T & E Inc. (c)2012 Diamond-BigCo., Ltd.
Design All rights reserved.
spacer