地球の歩き方ガイドブックトップ > ウィーンからはじまる中欧音楽&世界遺産散歩 3 > チェスキー・クルムロフ、プラハ
 
   
 
   
 
   
 
   
 
 



  チェスキー・クルムロフ

絵になる城を取り囲むおとぎの国の町並み

前回チェスキー・クルムロフを訪れたのは冬。冷たい石畳をオレンジ色の街灯が照らし、人もまばらな早朝の町並みを散歩したときには、まるでタイプスリップしたかのような錯覚に陥った。

今回訪れたのは、夏の日差しが眩しい7月。冬に来たときとはだいぶ違う雰囲気に驚いた。緑が青々と生い茂り、どこから湧いてきたのかというくらいにたくさんの観光客がいた。町を取り囲むように流れるヴルタヴァ(モルダウ)川では、ボートレースが行われており、大勢の人が川岸や橋の上から見物していた。ところでこのレースの最中、ハプニングが。川のど真ん中でボートが石に乗り上げ、前にも後ろにも動かなくなってしまったのだ。大勢の人が川岸に集まり、長いこと見守っていたが結局動かずじまい。その後、どうなったのか気になる。

チェスキー・クルムロフの町なかを歩いていると、ふと路地の向こうに見える城の塔。どこから見ても、絵になる。塔のまわりに用いられているのは、テルチでも見たスグラフィット技法。絵に描いたレンガ模様が本物のレンガに見えてくるから不思議だ。塔に上ると、おとぎの国のような町並みが手に取るように見渡すことができ、いつまでも眺めていたいくらいに美しい(ただし、塔に上れるのは夏期のみ)。

▼チェスキー・クルムロフの観光情報サイト
URL:www.clrumlov.cz

ボートのレースが行われていたヴルタヴァ(モルダウ)川
 
チェスキー・クルムロフ城の塔から見下ろした町並み
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名物マスのグリル

チェスキー・クルムロフに着いたのはちょうどお昼どき。旧市街にあるホテルレストランにて、マスのグリルをいただいた。魚の皮はパリッ、身はふっくらとおいしく、臭みが全くない。マスの下にしかれたマッシュポテトも、なめらかでおいしい。
マスは、南ボヘミア地方(チェコの南西側)の名物で、グリルやフライなどにして食べることが多い。この地域を車で走っているとよく池を目にするのだが、これは人工池で、マスの養殖がさかんに行われている。

●チェスキー・クルムロフのおすすめレストラン
RESTAURANT PETR VOK
(レストラン・ペトロ・ヴォク)

ホテル・ズラティー・アンディエル(地球の歩き方「チェコ・ポーランド・スロヴァキア編」05-06年版P.168掲載)内にあるレストラン。窓辺の席では、町の中央広場にあたるにぎやかなスヴォルノスティ広場とチェスキー・クルムロフ城の塔を眺めながら食事ができる。
URL:www.hotelzlatyandel.cz

マスのグリル、マッシュポテト添え
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  プラハ

モーツァルト記念館と旧市街散策を楽しむ

モーツァルトと言えば、オーストリア(特にウィーンやザルツブルク)という印象が強いが、プラハも活躍の地として覚えておきたい場所。モーツァルト縁の場所を求めて、旧市街のはずれにあるベトラムカというモーツァルト記念館を訪れた。ドン・ジョウァンニが作曲された場所として有名だ。黄色の外観がかわいらしい建物で、平和で落ち着いた雰囲気の場所に建つ。彼がここを作曲の場として選んだのも納得だ。記念館内には、モーツァルトがプラハで愛用したピアノ、そして貴重な遺髪がおさめられていた。名曲を作り上げたその場所を訪問できたという感動がわきあがり、館内にてやさしく流れる「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」がひとしお感慨深く耳に届いた。

さて、旧市街の中心に戻り、散策を開始。プラハで最もにぎわうポイントのひとつ、旧市街広場では、毎正時動き出す人形の仕掛けを楽しめる天文時計がある。多くの人が期待して集まる割には、あっけなく終わってしまう“がっかり名物”なのだが、これを見るとプラハに来たなぁという感じがする。広場の中央に立つと、二本の尖塔が美しいティーン教会や荘厳なバロック建築の聖ミクラーシュ教会、ピンクの壁が目をひくゴルツ・キンスキー宮殿などの見どころに囲まれる。これらを一度に見下ろせるのが、天文時計のある旧市庁舎の塔の上で、プラハの建築ウオッチングを楽しめる絶好のスポットだ。

ちなみに、私のお気に入りの場所は、プラハ城敷地内にある聖ヴィート教会。ここのステンドグラスと薔薇窓をじっと眺めるのが好きだ。ステンドグラスのなかには、チェコの有名な芸術家ムハ(ミュシャ)の作品もある。光の加減によって毎回印象が変わるので、何度訪れても初めて見るような感動を味わうことができる。

▼プラハの観光情報サイト
URL:prague.cz
     pis.cz

ベトラムカ(モーツァルト記念館)
 
旧市街広場。左手前に見えるのが天文時計、右側の二本の尖塔はティーン教会
 
ちょうど光が差し込んで輝いていた聖ヴィート教会内のステンドグラス
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プラハのおみやげ

旧市街を散歩していると、ヴルタヴァ川にかかる有名なカレル橋の上や、東側からプラハ城へと続く旧登城道沿いに、たくさんの露店が並んでいる。ここで売っている絵画、木工人形やマリオネット、ガラス製品などはおみやげにもぴったり! 今回は絵画を買った。細い黒ペンでデッサンしたものに、水彩絵の具で淡く色付けしたものはとても美しい。絵の露店はどれにしようか迷うほどあったが、後で買っておけばよかったと思ったのがきれいなガラス細工を施した小瓶。旧登城道で見つけて、別の場所で買おうと思ったら、それ以来見つけることができなかった。「迷ったら買え!」はやはり旅の鉄則だ……。

かわいらしい小瓶を売るお店
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