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旅の基点はマドリッド・チャマルティン駅
今回の列車の旅の基点は、マドリッド・チャマルティン駅(Madrid Chamartin)である。

マドリッド中心地より北側に位置し、アトーチャ駅とは近郊線のセルカニアスや地下鉄で結ばれている。パリに向う国際夜行列車「エリプソス」、スペイン北部に向う長距離列車やスペイン各都市に向かう夜行列車が発着する駅である。以前は、バルセロナに向かうTalgoの発着駅でもあったが、現在は、アトーチャ駅に移ってしまった。

AVEやAlvia、Alarisといった高速列車やAltariaといった高速専用線対応の列車はアトーチャ駅、それ以外の長距離列車、近郊列車はチャマルティン駅と使い分けしているのが、マドリッドの2大ターミナル駅の現状である。

マドリッド・チャマルティン駅は全部で21番線、ホームは11本ある。駅構内は
シンプルかつ機能的な構造だ。チケット売場、両替所、コインロッカー、イン
フォメーション、カフェ、レストランなど鉄道旅行には欠かせない施設が揃っている。
マドリッド・チャマルティン駅外観   マドリッド・チャマルティン駅チケット売り場
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国際夜行列車ルシタニアとは?

さて、スペインとポルトガルを結ぶ直通列車は、数少ない。長距離列車では、フランス国境に近いイルン Irunとリスボンを結ぶ国際夜行列車「シュド・エクスプレス」、そして今回乗車するマドリッドとリスボンを結ぶ国際夜行列車「ルシタニア」の2つである。

またスペイン北西部のビーゴVigoとポルトガル第二の都市ポルトPortoを結ぶ列車以外は、国境駅で乗り換えるしかない。ある程度、効率よくスペインとポルトガルを鉄道で周遊するのであれば、「ルシタニア」や「シュド・エクスプレス」といった夜行列車は、欠かせないであろう。

今回乗車する「ルシタニア」は、スペイン国鉄のタルゴ客車によって運行されている。ちなみに「シュド・エクスプレス」のほうは、ポルトガル国鉄(CP)の客車によって運行されている。

「ルシタニア」は、大きく分けて4つのクラスで編成されている。まずは特等にあたるグランクラーセ(Gran Class)。コンパートメント内にシャワー、トイレ、洗面台が設置された個室寝台で、1部屋につき2名まで利用できる。夜行列車には珍しくカードキーがあり、外からコンパートメントの鍵が閉められる。また特等だけあって、食堂車での夕食代金、朝食代金がチケットに含まれている。

次は1等にあたるプリフェレンテ(Preferente)。コンパートメント内に洗面台が設置された個室寝台で、1部屋につき2名まで利用できる。トイレは1車両につき1ヵ所あるトイレを共同で使用することになる。食堂車での朝食代金がチケットに含まれている。有料だが食堂車で夕食を取ることは可能である。グランクラーセとプリフェレンテ利用者には、ミネラルウオーター、タオルや石けん、歯ブラシといったアメニティグッズがサービスで付いている。

2等にあたるトゥリスタ(Turista)は、洗面台が設置された個室寝台で、1部屋につき4名まで利用できる。クシェットと違い男女別の部屋に分かれる。4名グループで利用するのなら、男女の相部屋は可能である。洗面台は付いているが、1コンパートメントにつき1つしかないので、共同で使用することになる。ベッドは1コンパートメントに2段ベッドが2つの構造である。

最後は座席である。2+1の配列の1等のプリフェレンテ、2+2の配列の2等のトゥリスタの2クラスからなっている。共にオープンサロン式のリクライニングシートである。4名部屋のトゥリスタと座席に関しては、食堂車での夕食、朝食代金はチケットに含まれていない。

これらの編成は、スペイン国鉄のタルゴ寝台客車によって運行されているスペイン国内の「トレンオテル」やマドリッド〜パリ、バルセロナ〜パリ、ミラノ、チューリヒ間で運行している国際夜行列車「エリプソス」もほぼ同じである。

出発を待つルシタニア 食堂車が編成されている
上)食堂車の内部
右)グランクラーセの内部
 
 
グランクラーセのシャワールーム グランクラーセのトイレ
グランクラーセのカードキー グランクラーセの内部(右側が出入口、上側はシャワールームトイレの入口)
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2007年1月号

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