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  2008年版地球の歩き方エアライン・ランキング
人気上昇中&話題のエアラインをチェック!
注目のエアライン最新トピックス

躍進めざましいエアライン
スカンジナビア航空に注目

保有機材のひとつであるエアバスA330保有機材のひとつであるエアバスA330
ぬくもりのある北欧デザインが特徴のコペンハーゲン空港ラウンジぬくもりのある北欧デザインが特徴のコペンハーゲン空港ラウンジ
エコノミークラスのワンランク上「エコノミーエクストラ」エコノミークラスのワンランク上「エコノミーエクストラ」


今回の調査で順位が急上昇したスカンジナビア航空(以下、SAS)昨年の15位から4位に大幅にランクアップし、8項目別でも7部門で順位を上げた(1部門は前回と同ランク)。 SAS は、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの北欧3ヵ国の航空会社が統合して誕生したエアライン。日本路線は、コペンハーゲン〜成田の直行便を毎日運航している。今回の躍進には、どのような背景があるのか、 SAS を取材してみた。

旅客営業管理・マーケティング部長の金子真也さんによると「当社は、スカンジナビア航空という冠の下に、デンマーク・スカンジナビア航空、スウェーデン・スカンジナビア航空、ノルウェー・スカンジナビア航空、スカンジナビア航空インターナショナルと4つの会社があります。2007年は、6月に日本発着便の全クラスに新しい運賃体系を導入しました。 これにより、快適さコストパフォーマンスフレキシビリティサービスレベルなど、お客様それぞれのニーズに合った航空券を選んでいただけるようになりました。具体的には、日本出発便と帰国便とでサービスクラスを自由に組み合わせられます。たとえば、日本出発便はエコノミークラス、帰国便はより快適なエコノミーエクストラまたはビジネスクラスを選択する、といったことが可能になりました」とのこと。

この新運賃体系の最大の特徴は、エコノミー、エコノミーエクストラ、ビジネスのいずれのクラスも往復運賃を2で割った価格で、往路/復路を自由に組み合わせられるという自由度の高いシステムだということ。有効期限も1年間と長い。「新運賃体系のスタート以来、お陰様でご好評をいただいております。ヨーロッパではすでに導入していましたが、日本路線では業界初のこの運賃体系を評価していただき、今回この「2008年版 地球の歩き方 エアライン・ランキング」でもランクアップしたのではないかと考えています」と金子さんは語る。

利便性の項目で1位になった理由のひとつには、 SASのハブであるコペンハーゲン空港にも要因があると思われる。同空港は、北欧各地はもちろん、ロンドンやパリ、東西ヨーロッパの主要都市への乗り継ぎがスムーズ SAS日本人スタッフが常駐しており、乗り継ぎ案内をしてくれるため、言葉の問題もない。また、木を多用した北欧デザインの明るいインテリアも好評を得ている。

また、 SAS積極的に環境問題に取り組んでいるエアラインでもある。「環境問題については、二酸化炭素の削減に協力すること、グリーンアプローチという燃料消費量を減らすプロジェクトの2つの事業を進行中です」と金子さん。具体的には、省エネ型の着陸システムを実施中。これにより、燃料と二酸化炭素の削減を実現し、空港周辺の騒音も減少させることができたという。

革新的ともいえる新運賃体系利便性の高さ、そして環境問題への熱心な取り組みなどが、 SASの高い評価につながったものと思われる。


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「ハローキティ」に徹底的にこだわる
エバー航空の機内食&ワインに注目

英国のライフスタイル誌の最優秀デザイン賞を受賞したハローキティジェット・バージョン2英国のライフスタイル誌の最優秀デザイン賞を受賞したハローキティジェット・バージョン2
©‘76,‘08 SANRIO CO., LTD.
APPROVAL NO. ST 0801601 キティちゃん尽くしの愛らしいチャイルドミールキティちゃん尽くしの愛らしいチャイルドミール
©‘76,‘08 SANRIO CO., LTD.
APPROVAL NO. ST 0801601台北発ハローキティジェットのエコノミークラスでお目にかかれるキティアイス台北発ハローキティジェットのエコノミークラスでお目にかかれるキティアイス
©‘76,‘08 SANRIO CO., LTD.
APPROVAL NO. ST 0801601鼎泰豐の小籠包コースもあり、こちらは機内に特製スチームオーブンを設置するこだわりよう鼎泰豐の小籠包コースもあり、こちらは機内に特製スチームオーブンを設置するこだわりよう


台湾のエアラインであるエバー航空は、2005年11月から成田〜台北路線にキティちゃんがペイントされた「ハローキティジェット」を就航、現在は名古屋、仙台、福岡からもフライトがある。同ジェットは、機体にキティちゃんやハローキティのキャラクターを塗装しただけでなく、機内の壁紙や客室乗務員のエプロンもハローキティのイラスト入り。また、搭乗券やバゲージタグ、紙コップなどもキティのオリジナルデザインになっている。このほか、ハローキティをテーマにした機内食やハローキティグッズの免税品を販売するなど、見事な徹底ぶり。くわしい情報は、エバー航空のスペシャルサイト「エバー航空ハローキティランド」で入手可能。

同社は、2007年のボジョレー・ヌーボー解禁のシーズンにフランスの名門ワイナリーと提携し、「ハローキティボジョレーヌーボー」を企画。ファーストクラスとビジネスクラスでは、ヴィンテージのボジョレーヌーボーを機内でサービスした。エバー航空はワインセレクションが充実しており、アメリカで唯一、業務渡航者のために定期調査を行なっているGlobal Traveler誌の2007年ビジネスクラスワインコンテストにて「Best Wines on the Wing」を受賞している。

ボジョレー企画をはじめ、年間行事にも力を入れており、中華圏の人にとって大切なイベントである中秋節には、上海へのチャーター便と長距離路線便のスーパーファーストクラス、プレミアム・ローレルクラスとスーパービジネスクラスでスペシャルメニューをサービス。さらに9月25日の中秋当日に、台湾を出発するフライトのスーパーファーストクラス、プレミアム・ローレルクラスとスーパービジネスクラスでは「ミルク珈琲月餅」、エリークラス、エコノミークラスでは「抹茶小豆月餅」がサービスされた。

エバー航空では、オンライン限定の特別メニューも用意。たとえば、台北出発便のファーストクラス、プレミアム・ローレルクラス、ビジネスクラスでは、台南の伝統的な軽食である担仔麺が予約できる。コシが強い麺にチャーシューと豚肉のそぼろ、煮玉子、もやしをトッピング。上質なスープとマッチして格別なおいしさだ。また、台北の名店として知られる鼎泰豐の人気メニュー、エビワンタン麺もリクエスト可能。いずれも、搭乗前に公式サイトにアクセスし、「オンライン機内食」をクリック。事前予約しておくと機内で台湾の名物ヌードルが味わえる。カップ麺ではない本格的なヌードルを空の上で堪能できるとは、美食の島、台湾の航空会社らしいサービスだといえるだろう。


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地球環境に配慮するルフトハンザ
利用客が環境保護に寄与できる試みも

環境先進国ドイツのエアラインらしい環境保護への積極的な取り組み環境先進国ドイツのエアラインらしい環境保護への積極的な取り組み クルーパイロットも客室乗務員もほぼ100%自社で養成している


フライトの際に大量の燃料を消費する航空会社は、「地球環境にやさしくない企業」というイメージをもたれがち。。温暖化をはじめとする気候変動の危機に直面し、航空会社各社はいかにジェット燃料の消費を今後削減していくか、その対策に迫られている。環境保全先進国であるドイツのフラッグキャリア、ルフトハンザ ドイツ航空(以下ルフトハンザ)では、他のエアライン各社と協調しながら、気候保護に向けて4つの側面から取り組んでいる

ひとつめの柱は、「技術的進歩」による燃費とCO2の削減である。あまり認知されていないが、航空業界では燃費とCO2を1970年と比べてすでに7割もカットした実績がある。今後も、航空力学の研究や航空機材の材質改良、エンジンや電子機器部品などのさらなる技術革新によって、いっそうの削減策を講じることをミッションとしている。

2つめは、エネルギー消費の省力化を、空港と飛行空域の「インフラ改善」によって推進させることである。航空機の離発着および飛行体制は、そのままダイレクトに燃料消費と排気ガス排出の変動に大きく影響を与えるため、いかにサステナビリティ(持続可能性)の高い空港運用と効率のよい空域活用を果たせるかがひいては各エアラインの省エネ化につながる構図となっている。

3つめは、「運航対策」による環境保全である。各都市間を結ぶ運航路線ごとに、燃費効率の最もよい機材の種類やサイズ、無駄のない飛行ルートやスピードについてを徹底検証し、また滞空時だけでなく、空港での運航についてもいっさいの余計な燃料消費や排気ガス排出を抑制することを目指している。不断の努力の末、ルフトハンザが2006年に削減したCO2排出量は年間20万トンにも及んだ。

以上の3つの柱を補うものとして最後に挙げられているのが、「経済的手法」である。これは、CO2排出量取引は一部エリア内でのみ偏って行われるべきではなく、あくまでも世界全体でのバランスを鑑みつつ公正に取引されることを前提とするもの。生態系バランスを人的な作為により崩さない配慮とともに、ヨーロッパ域内の航空産業が不利益を被らないことを基本としている。

またルフトハンザは、スイスの国際的な非営利組織であるマイ・クライメイトと提携、2007年9月からフライトによるCO2排出量を算出し、希望する乗客が同社サイトからカーボンオフセット(CO2削減)施策への寄付が行えるプロジェクトを開始している。寄付金は温室効果ガス排出を縮小させるための各種気候保護プロジェクトに活用され、ルフトハンザの利用客が環境保護に関わることができる内容となっている。

また、2006年以降すでに同社では、乗客がこうした環境保護の組織・団体を支援するためにマイルを寄付することができる「ヘルプ・マイル」を設定、世界の湖畔・湿地帯の保護を目的とする「Living Lakes」活動支援のサポートなどの実績を培っている。


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