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セドナの歩き方/ヒーリング編(1)

4大ボルテックス(パワースポット)を歩く

セドナは、ボルテックスVortexが集中しているところと言われている。そもそもボルテックスとは、ラテン語で「渦巻き」を意味する単語だったが、そこから転じて大地からの強いエネルギーが渦を巻いて放出されているポイント、神秘的なパワーが人々に癒しを与える場所を表す言葉になった。

何か特別なエネルギーが出ていることが、科学的に証明されているわけではないのだが、ここで何かを感じたり、力を得たように感じる人がたくさんいることも事実だ。スピリチュアルな場所として、ヒーリングやサイキック・リーディングなど体験やニューエージ系のショップ、インスピレーションを感じて住み着いたアーティストなどが集まり、セドナは単なる観光地やリゾートではない、特別な場所として人気を集めている。

ボルテックスVortex ボルテックスVortex

ボルテックスのなかでも、エアポートメサベルロックボイントンキャニオンカセドラルロックは、特にパワーの強いところで、4大ボルテックスと呼ばれている。

セドナを一望できる エアポートメサ

4大ボルテックスその1

セドナのアップタウンから一番近いボルテックス。ザ・ワイから89Aを西方向へ。Airport Rd.を左折して坂を上っていくと着く。 ここは、台地のようになっていて、セドナ全体のボルテックスを見渡すことができる。特に朝夕がすばらしい。私が参加したヒーリング・ツアーもここが舞台。主催者のラヘーリオ氏もここが一番大好きだと言っていた。

エアポートメサからの展望。これらの山々からパワーをもらうために、夕方人々はエアポートメサにやってくる

エアポートメサからの展望。これらの山々からパワーをもらうために、夕方人々はエアポートメサにやってくる

このねじ曲がったジェニパーは、ボルテックスのパワーの影響だという

このねじ曲がったジェニパーは、ボルテックスのパワーの影響だという

6月はサボテンの花の季節だった

6月はサボテンの花の季節だった

山道を進むごとに展望が変わっていく

山道を進むごとに展望が変わっていく

美しいフォルムが印象的 ベルロック

4大ボルテックスその2

どこからみてもそれとわかる美しいフォルムのボルテックス。ベルロックは、男性性を持つのだそうだ。トレイルは歩けなかったが、目の前のビューポイントまで足を運んで対峙した。エアポートメサから見渡した遠景でも独特の存在感があったが、目の前に立つと、バランスの取れたその姿に身の引き締まる思いがしたのは確かだ。

ザ・ワイから179を南に下ると左の方向にベルロックが見えてくる。179に沿っていくつかパーキングがある。

エアポートメサから見るベルロック

エアポートメサから見るベルロック

ベルロックにも、トレイルがありこの頂上まで行くこともできる

ベルロックにも、トレイルがありこの頂上まで行くこともできる


ネイティブアメリカンの聖地 ボイントンキャニオン

4大ボルテックスその3

ここは、最も神聖な場所と言われるボルテックス。ネイティブアメリカンが大地の守護神として祀っている「カチーナ・ウーマン」と名のついた岩がある。私は、大きな山々に抱かれるように建てられたエンチャントメント・リゾートに1日宿泊することができた。

ここは、アップタウンから車で30分ほどの距離で、周囲に人工の灯りがなく美しい星空もまた印象に残っている。何か大きなものに守られているような安心感を感じるところだ。

ウエストセドナを走り抜けて、Dry Creek Rd.をさらに深く入っていく

ウエストセドナを走り抜けて、Dry Creek Rd.をさらに深く入っていく


ベルロックにも、トレイルがありこの頂上まで行くこともできる
エアポートメサから見るベルロック

今回は足を踏み入れることはできなかったが、キャニオンに入り込むいくつかのトレイルが整備されている。なかでも、ボイントンキャニオン・トレイルは、キャニオンの一番奥まで入っていける。往復で約4時間ほどの距離


セドナと言えば、この岩山 カセドラルロック

4大ボルテックスその4

まるで大聖堂のようなそのたたずまいから名付けられた美しい岩山。セドナを紹介する写真には必ず紹介されている。この山のトレイルを歩くことができた。休憩も含めて、ほぼ2時間30分で往復できる。

ちなみに、駐車場からのカセドラルロック・トレイル往復の歩数を万歩計でカウントしたら4841歩だった。往復の距離は決して長くはないが、アップダウンの差は大きく、軽い気持ちで歩けるコースではない。少なくともしっかりとした靴は履いていこう。

トレイル入口の駐車場から見上げるカセドラルロック

トレイル入口の駐車場から見上げるカセドラルロック

エアポートレイルを外れないよう、要所要所に道しるべが置かれている

レッドロック・クロッシングからのカセドラルロック

トレイルはよく整備されているが、岩に取りつくと登りがきつくなる

トレイルはよく整備されているが、岩に取りつくと登りがきつくなる

エアポートレイルを外れないよう、要所要所に道しるべが置かれている

トレイルを外れないよう、要所要所に道しるべが置かれている

トレイルの途中で、そこだけ周囲の岩石とは色も質感も明らかに違う堆積物があった。この塊は、地下からの溶岩(Lava)の噴出の跡だそうで、ここがボルテックスのエネルギーの出口、パワーが一番強いところだと主張する人もいるらしい。そう言われると、確かにそうだなと思わせるような存在感を放っている。

最初に目にしたとき、私にはレンガを積み上げて作った遺跡のように見えた

最初に目にしたとき、私にはレンガを積み上げて作った遺跡のように見えた

ネイティブアメリカンゆかりの植物図鑑

このトレイルでは、ネイティブの暮らしにも密着し、独特の生態をもつ植物も観察することができる。

アガベ(センチュリープラント):

20から30年に一度だけ、花が開く。開花して受精すると一気に枯れてしまう。不思議な生態。
アガベ(センチュリープラント)
アガベ(センチュリープラント) アガベ(センチュリープラント)

オコティロ:

普段はサボテンのようなとげのあるやせた植物だが、雨が降るほんのわずかな期間に緑色の若葉が生える。

オコティロ

ユッカ:

アガベよりも細い葉。これも高く伸びる花茎に花を咲かす。

ユッカ

ジュニパー:

ネイティブアメリカンの生活に密着した植物。木の皮はオムツに、幹は建材に、実は食料となり、酒も作ったという。ボルテックスのパワーでねじれたと言われるジュニパーも目にすることができる。

ジュニパー

ピニョン・パイン:

ジェニパーとともに、ネイティブアメリカンの命綱。木材としての用途はもちろん、この木から取れる松の実が貴重な食料源となっていた。

ピニョン・パイン
2008年9月