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セドナの歩き方/ヒーリング編(2)

「祈り」と「自然」に心を洗われる

三日月エリアでのんびり レッドロック・クロッシング

その他ボルテックス

カセドラルロックのエネルギーが流れ込んでいると言われているエリア。レッドロック・クロッシングは、すばらしいところだった。本当ならお弁当を持って朝からゆっくりやってきて、本を読んだり、トレイルを歩いたり、暑くなったら川で水浴びをする。そして、太陽の位置によって刻々と変わるカセドラルロックの写真を飽きずに撮っていたい・・・そんなところだ。

この日は、幸運にも結婚式に出合えた。カセドラル(聖堂)ロックと称されるだけに、まさにカセドラルが見守ってくれているようなこの場所は、結婚式の場として人気があるそうだ。ウエディングドレスを着た花嫁さんは、暑くてちょっと大変そうだったけど、それでも若いふたりは笑顔でいっぱいだった。

広い川原はくつろぎの場。この日は結婚式が行われていた

広い川原はくつろぎの場。この日は結婚式が行われていた

カセドラルロックをバックに誓いの言葉、写真撮影

カセドラルロックをバックに誓いの言葉、写真撮影


レッドロック・クロッシングのあるエリアは、クレセント・ムーンCrecent Moon(=三日月)というおしゃれな名前のレクリエーション・エリアになっている。整備された公園の方には、バーベキューグリルや遊歩道もあり、のんびり歩きながらさまざまなオーククリークの姿を見ることができる。

レッドロック・クロッシングからのこのカセドラルロックの姿は、アメリカで一番多く撮影された観光写真とも言われている

レッドロック・クロッシングからのこのカセドラルロックの姿は、アメリカで一番多く撮影された観光写真とも言われている

手を取り合って川を渡る二人は、幸せいっぱいだ

手を取り合って川を渡る二人は、幸せいっぱいだ

クレセント・ムーン・レクリエーション・エリアCrecent Moon Recreation Area

クレセント・ムーン・レクリエーション・エリアCrecent Moon Recreation Area

【アクセス】
ザ・ワイから89Aをウエストセドナ方向へ。Upper Redrock Roop Rdを左折して道なりに。Chavez Ranch Rdを左折して走る公園に着く。なお、この公園のパーキングはレッドロックパスが通用しない。駐車料金は$8。

異次元への入り口?「カップルの木」

レッドロック・クロッシングの近くに、「カップルの木」と呼ばれる2本の木がある。アリゾナ・サイプレスとアリゾナ・シカモアという種類の異なる2本の木が、寄り添うように絡み合っている。そのこと自体も不思議だが、このスポットは、異次元の入口(ポータル)になっていると主張する人もいるそうだ。霊感のあまり強くない人でも、ここに来ると手がほてってくるというか、しびれてくる感じがするらしい。言われてみれば、そんな感覚がするような気がしないでもなかった。さすがに異次元までは連れて行ってもらえなかったけど。

カップルの木
この木の下で静かに瞑想をする人がちらほら。だけど屈託なく笑顔で写真を撮る人がほとんどだ

この木の下で静かに瞑想をする人がちらほら。だけど屈託なく笑顔で写真を撮る人がほとんどだ

礼拝堂で静かなひとときを ホーリークロス教会

その他ボルテックス

この教会は、1956年、建築家のマーガレット・ストードによる設計で建てられた。ここもボルテックスのひとつと言われている。神々しいレッドロックの岩山にそびえる教会からの展望もすばらしい。礼拝堂で静かに時を過ごすのもよい。地下にはギフトショップもある。

ガラス張りの美しいフォルムが印象的だ。十字架の高さは、約27m

ガラス張りの美しいフォルムが印象的だ。十字架の高さは、約27m

停車中のトロリーとパーキングからの展望。後ろに見えるのは、ベルロック(右)とコートハウス

停車中のトロリーとパーキングからの展望。後ろに見えるのは、ベルロック(右)とコートハウス

レッドロックの丘の崖に沿って建てられているのだ

レッドロックの丘の崖に沿って建てられているのだ

砂漠のまぶしい太陽とは別世界の静謐な礼拝堂。毎週月曜日の17:00からミサがある

砂漠のまぶしい太陽とは別世界の静謐な礼拝堂。毎週月曜日の17:00からミサがある


満点の星に癒される 天体観測ツアー

ネイパーパワーを感じる その1

セドナは、標高が高く(4500フィート、約1370m)、町の景観を守るために夜間照明などが厳しく規制されているため、美しい星空を見ることができる。今回の取材では、最近人気を集めているという天体観測ツアーに参加できた。

このツアーは、夜、街の明かりが届かない観測場所まで自分で行かなくてはならない(まっ暗な道を知らないところに向けて車を走らせるのは、さすがに不安だった)。また、説明もすべて英語。英語力はもちろん、天文学の基礎知識もある程度ないと解説を理解するのはなかなか難しい。

それらを差し引いても、ツアーはすばらしいものだ。解説は理解できなくても、「ここを覗いてみて」と言われて順番に望遠鏡を覗き込めばいいことはわかる。元ローエル天文台(フラッグスタッフ にある。冥王星を発見した天文台として有名)の職員だった方がスタッフと3人で、それぞれの天体望遠鏡で恒星やその星の温度による色の違いなどの解説をしながら、さまざまな星の様子を観察させてくれるのだ。ぼんやりとした星雲、温度の違う二重星を観察できた。また、幸運にも土星が見える日で、望遠鏡を通してはっきりと土星の輪が見られた。

天体観測ツアーパンフレット

天体観測ツアーパンフレット

Evening Sky Tours

料金:
大人ひとり$60
(団体割引、ジュニア・シニア割引あり)
URL:
http://www.eveningskytours.com

最後に、人工衛星が頭上を通過するところを肉眼で観察させてくれた。彼らは衛星の正確な軌道計算を持っており、「どの方向に、あと何分後に現れる」とほぼ正確に予想できるのだ。その衛星には日本の「きぼう」も含まれている。みんなでその方向に目を凝らして待っていると、誰かが「あれだ」と発見する。自然と声が沸きあがり、「ほんとだ」「見つけた」と大いに盛り上がった。

そして、何よりもすばらしいのは、灯りに邪魔されない満天の星である。久々に天の川を見た。人工衛星が通り過ぎてからも、私たちはしばらく口もきかずに空を見続けていた。

美しい緑に癒される オーククリークキャニオン

ネイパーパワーを感じる その2

最後の日の午後、オーククリークキャニオンの中の1本のトレイルを歩いた。89Aをアップタウンからフラッグスタッフの方向へ少し走っただけで、オーククリークの水音が聞こえる静かな森に包まれる。ここが、オーククリークキャニオン。州立公園やレクリエーション・エリアはもちろん、隠れ家的なレストランやリゾートがある。訪れたのは、6月中旬。ここがアリゾナかと疑いたくなるほどの豊かな緑と水の音に心から癒された。

これも、セドナなのだ。セドナの中心街からはボルテックスへ車で行くのとほとんど同じくらいの時間で、オーククリークキャニオンにも行くことができる。ぜひ、足を運んで欲しい。

果樹園のあとを思わせるようなところもある

果樹園のあとを思わせるようなところもある

アリゾナで、こんな風景に合えるとは思わなかった

アリゾナで、こんな風景に合えるとは思わなかった

2008年9月