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セドナの歩き方/ドライブ編(1)

ラスベガスからセドナへ

今回、1日500kmものロングドライブは初めての体験だった。大変と言えば大変だったが、アメリカを突っ走るという爽快感は、最高である。特にこのルートは、まずエンターテインメントの首都、ラスベガスで遊んでからスタートできるし(何より、ラスベガスからのレンタカーの借り出しは、初心者でもわかりやすい)、そこからセドナまでの道のりもポイントがいっぱいだ。セドナまでの道のりをトレースしてみよう。

ラスベガス〜セドナ ルートマップ

ラスベガスからキングマンへ

フーバーダムに寄り道もできる

ラスベガスをスタートすると、まずI−515からUS93−S(南行)に入る。この道は、前半にフーバーダムへのつづら折りの道を抜けていく。車はのろのろになる(現在、ダムの入口でテロ防止のための検問を行っていることもある)。途中には、ドライブ用のシーニックポイントがいくつもある。フーバーダムの観光もここがメッカ。休んで観光するにも絶好のポイントだ。しかし、今回はとても気持ちに余裕がなく、車を停めずにひたすら走り続けた。

山越えが終わると、アメリカ西部らしいひたすら砂漠の中の一本道となる。爽快に車を飛ばしていると、行く手にひなびたドライブ・インが見えてきた。ラスベガスからはすでに100マイル。USハイウエイクラスの道沿いには、このようなちょっとひなびた店がぽつんぽつんと現れて、一息つかせてくれる。ここで一服しようと道路を離れた。トイレを借りて、アイスクリーム購入。$1.6、ビッグサイズ。外は猛暑。一気に溶けてきた。慌ててアイスクリームを食べて、背伸びをしてから、運転再開。キングマンからI−40へ。ここからいよいよインターステートを東に突っ走る。

ちょっと入るのが不安になるが、たいていのものは揃っているロードサイドにはなくてはならない店だ

ちょっと入るのが不安になるが、たいていのものは揃っているロードサイドにはなくてはならない店だ

延々とこのような風景が続く道を東へ走る

延々とこのような風景が続く道を東へ走る

セリグマン

古きよきルート66の町

予定では、キングマンから旧ルート66を走ってセリグマンに行くつもりだったのだ。でも、ちょっと弱気になって、I−40をそのまままっすぐ、セリグマンへと走ってしまった。I−40のマイルポスト道路の起点からの距離を1マイル単位で表示した標識)は、121マイル。ここで給油をしてトイレを借りた。車のメーターは、172.7マイル。ガソリン代、$28.07。

ガスステーションからさらに道を進むとセリグマンの街に入る。セリグマンは、ルート66の雰囲気が残る町として有名だ。私も期待を胸に車を走らせたが、よく写真で見かける町並みは、思いのほかこじんまりしていた。観光のポイントはほんの数軒のおみやげ物屋だけだ。何となく肩透かしを食った感じがしたが、渋いお店やピンクのビンテージカーを見てるとわくわくする。

セリグマンは、アメリカ人にも人気の町らしい。私がいたほんの小一時間の間にも、3台くらい観光バスが乗りつけては、カメラを持ったアメリカ人がぞろぞろ降りてきて土産物屋を覗いて買い物をしたり、写真を撮ったりしていた。

セピア色の写真の方が、お似合いの町だ

セピア色の写真の方が、お似合いの町だ

セリグマンは、古きよきルート66の再興の先鞭をつけた町だ。多くの人がその懐かしさに憧れて、この町を訪れる。土産物屋のビジターノートには、たくさんの日本人の名前も記されていた
セリグマンは、古きよきルート66の再興の先鞭をつけた町だ。多くの人がその懐かしさに憧れて、この町を訪れる。土産物屋のビジターノートには、たくさんの日本人の名前も記されていた

セリグマンは、古きよきルート66の再興の先鞭をつけた町だ。多くの人がその懐かしさに憧れて、この町を訪れる。土産物屋のビジターノートには、たくさんの日本人の名前も記されていた

ウイリアムズ、フラッグスタッフ、そしてセドナへ

I―40は、ラスベガスからグランドキャニオン国立公園へのルートでもある。マイルポスト161−165がグランドキャニオンへのゲートシティ、ウイリアムズへの出口だ。マイルポスト195の辺りがフラッグスタッフ。

ウイリアムズも、フラッグスタッフもやはり古きよきルート66時代の雰囲気を残す、町歩きをしてみたい町だ。今回は、断念。マイルポストを横目で見ながら、休憩も取らずにひたすらセドナへ向けて走り続けた。

フラッグスタッフの先のあたりで、T−40を降りるようにとカーナビが告げる。指示に従って降りると、セドナ方向への道案内が。そのうち、レッドロックの岩山が迎えてくれるだろうという予想に反して、道なりに走り続けると、緑豊かな美しい山道に入った。走っても走ってもというか、走れば走るほど、緑あふれる山間の道になるので、道を間違えたのかと思ったほどだ(セドナに入るには、あの独特なレッドロックの山々を通り抜けると思い込んでいたのだ)。

あとから、フラッグスタッフからセドナまでのオーククリークキャニオンを通り抜けるルートは、アメリカでもっとも美しいドライブルートのひとつと呼ばれていることを知った。ぐんぐん山道を下るといきなり、ぽん。という感じで、セドナのアップタウンに到着した。

思いも寄らなかった豊かな緑に迎えられたあと、セドナの町が見えてきた
思いも寄らなかった豊かな緑に迎えられたあと、セドナの町が見えてきた

思いも寄らなかった豊かな緑に迎えられたあと、セドナの町が見えてきた

2008年9月