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セドナの歩き方/ドライブ・マニュアル編

レンタカーの使い方

今さら改めて言うまでもないことなのだけれど、アメリカを自在に旅して回るには「FLY&DRIVE」、レンタカーで思いのままに目的地に走ることが一番だ。一度走ってみるとそれがわかる。ほんとうに楽しい。

ここでは、今回の旅で経験したことから、ビギナーや私自身もそうである英語もレンタカーも不慣れ人が上手にレンタカーを使うポイントをまとめてみる。

なんたってアメリカは車社会なのだ(イメージ)

なんたってアメリカは車社会なのだ(イメージ)

予約は日本で

旅行の日程が決まっているのなら、日本でレンタカーの予約をした方がいい。各社は日本向けの特別なパッケージプランを用意している。現地で申し込んだ方が料金が安いように思うかもしれないが、レンタカーの料金体系はとても複雑で、結局トータルではパッケージの方がお得ということもある。何より初めての人、慣れてない人は、現地のカウンターでのやり取りがずっと楽になる。これだけでも大きなメリットだ。

現地カウンターでのやり取り

ここがビギナーには、最初の関門。事前に予約してあれば、予約内容の確認、クレジットカードの提示などすんなり進むが、それでもオプションの確認や説明をいくつか受ける。内容は、

  1. 車のアップグレードの提案、
  2. 追加保険の加入、
  3. ガソリンサービス、
  4. 車種と駐車場所の説明、などだ。

1.これは、マクドナルドの「ポテトはいかがですか」と同じようなもの。その気がなければ、「No」と受け流せばいい。

2.日本で保険もセットされたプランを選んであれば保険の追加はあくまでも任意(カバーされている保険は、予約の際に日本語できちんと確認しておくこと)。しかし、パッケージにはカバーされていない保険もあり、気になる人はここは安心代の意味で「Full cover」にすることをすすめる。決して安い金額ではないが。

3.簡単に言うと、満タン返しかそうじゃないかの確認。これは日本で予約する際に決めることもある。燃料先払い制度(FPO)を案内されることが多い。満タン返しの方が安いと言われているが、しっかり走ってガソリンを使い切れば、返却前にガソリンを入れなくていいFPOの方が気が楽でいい。

4.ここをきちんと聞いておけば、後述する思わぬハプニングに出くわしても慌てずに済む。特に車種とカラーは復唱するつもりで(私は、慌てて頭が真っ白になってしまったのであとから気づいたのだが、契約書に車種とカラー、車両ナンバーはきちんと明記されている)。駐車場所は、係員が間違うこともある・・・。

車の装備と操作方法は事前にしっかり点検すること(イメージ)

車の装備と操作方法は事前にしっかり点検すること(イメージ)

カウンターで聞かれることは、だいたい決まっている(イメージ)

カウンターで聞かれることは、だいたい決まっている(イメージ)

駐車場の係員は、ほんとうに頼りになるのだ(イメージ)

駐車場の係員は、ほんとうに頼りになるのだ(イメージ)

パーキングには、必ず係員がいる

初めて運転する車は、窓や燃料タンク、トランクの開閉などをどこで操作するかとまどうものだ。パーキングには必ず係員がいるので、わからないことがあったら、言葉が不自由でも遠慮なく説明を聞こう。身振り手振りで何がわからないのかは理解してくれるはず(私も係員がいることを知っていれば、ハプニングでも慌てずにすんだ)。

右側通行について

道路に出てしまえば、車の流れに乗っていけるので右側通行は思ったよりも違和感なくできるものだ。むしろ、意識したいのは、駐車場の中とか道路から外れたとき。車の流れや規準となるセンターラインがない場所だと、対向車を避けようとして本能的に左端に寄ろうとハンドルを切ってしまう。これが体験的には一番ヒヤッとしたことだ。

カーナビは使うべし

あえて見出しを立てて、強調したい。カーナビをレンタカーにつけることで、アメリカドライブのハードルは一気に低くなる。日本で予約ができるレンタカー各社では、すでにカーナビ付きのクーポンプランも用意している。別途オプションにすると現在1日$10程度の料金が追加になるが、それでも余りあるメリットがカーナビにはある。

以前、初めての場所でレンタカーを借りるとき、何よりも不安だったのは、レンタカーの駐車場から目的地に向かうインターステートに乗るまでの道順だ。空港の近辺は町から遠いし人通りもない。迷えば迷うほどさびしいところに入り込んでしまい、その心細さと言ったらなかった。

それがボタンひとつで地図も見ずに車の流れに乗れるのだ。また、町中に入ってからも行きたい場所の住所さえわかれば、運転は自由自在だ。行き方がわからないとつい運転が億劫になって、結局大移動をするとき以外は車を使わなかったりしたのだが、ナビがあれば、夕食のレストランを決めて、そこまで車で行こうという気になる。夜でも道に迷うことはない。この安心感はほんとうに大きい。

カーナビゲーション装備の先鞭をつけたHertzの「ネバーロスト」。操作も感覚的ですぐに慣れる

カーナビゲーション装備の先鞭をつけたHertzの「ネバーロスト」。操作も感覚的ですぐに慣れる

カーナビがあれば、アメリカのハイウエイも自由自在だ(イメージ)

カーナビがあれば、アメリカのハイウエイも自由自在だ(イメージ)

トラブルは思わぬ場所で

チェックアウトの手続きは順調にクリアしたのだが、車を借り出す最初の所でつまずいた。

受付で指示されたスポットに行ってみると、見るからに高級な白のBMWが停まっていたのだ。なんだか借りた車と違うなーとは思ったのだが、何度見ても駐車スポットの番号に間違いはない。「455」こんなとき、どんな車かよりも、指示された番号の方を信じるのが普通だろう。ということで、その車に荷物を積んで乗り込んだ。

運転を始めてネバーロスト(Hertzのカーナビ)が設置されてないことに気づいた。やっぱりへんだ。

出口でチェックしているおばさんに「ネバーロストを頼んだのに付いてないんだけど」というと、「戻って付けてもらいなさいよ、開けてやるから。外に出ないで右折して、ああして、こうして×××(以下早くてついて行けず)で、いいのよ」

ここから出るのに、ひと苦労してしまった

ここから出るのに、ひと苦労してしまった

言われるままに車を動かしてパーキング内に戻ったが、その後どうしたらいいかわからなくて、うろうろ車を回すしかなかった。すると、近くで車を出そうとしていた黒人のおじさんが不審がって、「お前、ナニやってんだよ、外に行くならあっちだぞ」と注意してきた。「いやいやカーナビをつけたくて・・・」「ナニ? なんだそれ、よくわかんないな」「おい、係員、こいつよくわかんないけど、助けてやれ」(と言ってたと思う)。

係員がやってきた。身振り手振りで説明してると、受付の用紙を見ていた彼が「ああ、これは番号の方が間違ってますね。ごめんなさい。あなたの車はこちらです」と案内してくれた。「その車は片付けておきますから」。

とても丁寧なスタッフだった。原因は、受付カウンターの係員が、私の運転する車の駐車スポットの番号を間違えたらしい。こんなこともあるのだ・・・。でも、体験に勝る勉強はない。これで、レンタカーを借りる際にたいていのトラブルには対処できるようになったと思う。まあ、パーキングには係員が待機していることが頭に入っていれば、てんやわんやにならずに済んだとも言えるが。

無事、私の相棒となったヒュンダイ・ソナタ。いい走りをしてくれました

無事、私の相棒となったヒュンダイ・ソナタ。いい走りをしてくれました

それにしても、最初のBMWにネバーロストが付いていたら、私はハイグレード会員が予約した車を何の疑問もなく運転していただろう。あとから大問題になっていたかもしれない。

あー、ネバーロストよ。君は、道案内ばかりではなく、車の間違いさえも指摘して、正しく私を導いてくれたのだ!

2008年9月