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2011年版 地球の歩き方 エアラインランキング

2009年版地球の歩き方エアライン・ランキング
航空ジャーナリスト 緒方信一郎氏に聞く
航空業界の最新動向を知るキーワード(その1)

航空ジャーナリストの緒方信一郎さんが解説する航空業界の最新情報。 世界経済が厳しさを増す中、エアライン&エアポートをめぐる状況はどうなっているのだろうか。

■プロフィール

緒方信一郎(おがた・しんいちろう)
航空・旅行関連の記者・ジャーナリスト。旅行業界記者、旅行雑誌編集などを経て、フリーとして独立。航空会社および旅行業界の取材歴は20年。現在は、旅行雑誌、一般誌、ウエブなど幅広いメディアで企画・編集・執筆を行っている。著者に『もっと賢く・お得に・快適に空の旅を楽しむ100の方法 海外旅行 私にぴったりの航空会社はどこ?』(ダイヤモンド社)他。オフィス緒方代表。

航空業界の最新トレンドを知る
キーワード

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航空業界を知るキーワード
サービスの有料化

KLMオランダ航空ビジネスクラスのシート

KLMオランダ航空ビジネスクラスのシート

ここ数年でエアラインのサービスは有料化が進んでいます。まず、アメリカ系をはじめ一部の航空会社でアルコールが有料化されました。また、スカンジナビア航空のデンマーク、ノルウェー、スウェーデン内・ヨーロッパ内路線では、エコノミークラスの機内食と飲み物を「Cloudshop」と称し、有料で提供しています。

機内食以外でも有料化が導入されており、 KLMオランダ航空 では、インターネット・チェックイン時に足元のスペースが広い座席など人気のある一部の座席を有料で指定することができます。また、スカンジナビア航空ではオンライン予約推進のため、オンラインで予約可能な旅程をコールセンターで電話予約すると、航空券1枚に付き5000円のサービス手数料が徴収されます。

また、以前より荷物制限が厳しくなり、 ユナイテッド航空 の国内線では預け入れ荷物1個から有料です。世界的な不況で航空会社の経営も一段と厳しくなるなか、こうしたさまざまなサービスの有料化は今後いっそう進んでいくものと思われます。

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羽田空港の国際化

羽田空港の国際化による今後の国際・国内線網の各社展開に注目

羽田空港の国際化による今後の国際・国内線網の各社展開に注目

いよいよ2010年に羽田空港が国際化します。2008年4月には、香港線がチャーター便で運航をスタートしました。すでに2007年に上海紅橋空港線、2003年秋に韓国ソウル金浦空港とを結ぶフライトが就航しており、いずれもビジネス路線としてすっかり定着、搭乗率も高く好調です。

2008年5月、国土交通省は2010年の羽田空港再拡張に伴い、深夜と早朝の時間帯に限定して国際線の中距離・長距離便の就航を自由化する方針を固めました。羽田は2010年秋に4本目の新しい滑走路が供用開始され、年間発着枠が約30万回から約41万回に増えます。国交省は、このうち3万回を国際定期便に割り振ることを決定しています。

これにより、羽田からイギリスやフランス、シンガポールなどへのフライトが実現します。また、2010年までに北京や台湾などへのフライトが就航する可能性も高いと思われます。日本全国からの国内線網が充実している羽田空港は、地方在住の人にも便利。国際線ターミナルビルも新しくなる羽田空港の今後が期待されます。

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茨城空港2010年開港

同年に国際化を予定する羽田空港、成田空港との棲み分けがカギ

同年に国際化を予定する羽田空港、成田空港との棲み分けがカギ

百里飛行場(茨城県小美玉市にある航空自衛隊の飛行場)は、2010年3月の開港をめざして民間共用化の工事が進められています。新空港の名称は茨城空港で、茨城県は成田、羽田に続く首都圏の第3空港として位置づけようとしています。

茨城空港は、国内4路線(北海道、大阪、福岡、沖縄)への就航を基本としつつ、アジアを中心に国際ハブ空港との路線をつなぐ海外路線の就航利用を促進するとしています。他空港との差別化を図るため、LCC(ローコストキャリア=格安航空会社)導入に向けた空港利用のローコスト化を進めており、ターミナルビルをLCC仕様にするなどしてLCCの誘致を行っています。

マレーシアのLCC、エアアジアの日本乗り入れが話題となっていますが、就航するのは2010年開港の茨城空港になる可能性が高まっているようです。ただ、同空港は東京都心から車で2時間かかり、ロケーションの点で弱みがあります。

海外では、LCCは郊外の空港が使われることが多いですが、日本でのこうした郊外型空港が浸透するかどうか注目したいです。

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航空業界を知るキーワード
航空業界の再編

ルフトハンザ ドイツ航空はオーストリア航空をグループ傘下に Leitwerk von Austrian und Lufthansa Foto: Ingrid Friedl Lufthansa: 06.2006 080612_OELH_01

ルフトハンザ ドイツ航空はオーストリア航空をグループ傘下に
Leitwerk von Austrian und Lufthansa Foto: Ingrid Friedl Lufthansa: 06.2006 080612_OELH_01

エールフランスと KLMオランダ航空 、デルタ航空と ノースウエスト航空 、コンチネンタル航空と ユナイテッド航空 。航空業界は、激しい再編の波が続いています。エアライン各社は厳しい経営状態にあり、スターアライアンスやワンワールド、スカイチームといった航空連合だけではもはや運営の効率化にも限界があり、資本提携や吸収合併が進んでいます。

2008年12月にブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はカンタス航空と合併に向けた交渉を進めていることを明らかにしましたが不調に終わりました。他方、BAの発表によればイベリア航空とも交渉している模様です。

すでにスイスインターナショナルエアラインズとブリュッセル航空をグループ傘下に収めているルフトハンザ ドイツ航空は、2008年12月オーストリア航空の株式41.56%を取得し、ルフトハンザグループ傘下に新たに加えました。

2009年1月12日、2008年夏に経営破綻したイタリア最大の航空会社、アリタリア航空はエールフランス航空−KLMオランダ航空と包括提携すると発表、エールフランスがアリタリア株の25%を約3億2000万ユーロ(約380億円)で取得しました。

こうした航空会社大手による資本参加、さらには企業買収や吸収合併は、今後も続くと思われます。上述のルフトハンザによる資本参加のように、株式の半数近くを取得しても、相手先エアラインの独自カラーを活かしつつ、運航、サービスは従来通りとし、一方でFFPプログラム拡大や新規アライアンス加盟などを促進することで、ユーザーにとってもメリットを享受できると思われます。

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航空業界を知るキーワード
専用ターミナルの時代

エミレーツ航空専用の最新ターミナル3はさながら高級ホテルロビーのよう

エミレーツ航空専用の最新ターミナル3はさながら高級ホテルロビーのよう

2008年3月、ロンドン・ヒースロー空港にブリティッシュ・エアウェイズの専用ターミナル、ターミナル5がオープンしました。

エミレーツ航空 はドバイ国際空港に2008年10月、エミレーツ専用ターミナルをオープンしています。新しいターミナルは、50ヵ所以上の出発チェックインカウンターがあり、エアバスA380専用ゲートも5ヵ所設けられています。同じく中東のエアラインである カタール航空 は、2006年にファーストクラスとビジネスクラスの専用ターミナルをドーハ国際空港に開設しています。

こうした専用ターミナル化により、乗り継ぎやチェックインカウンター手続きの簡便さ、諸設備の充実など、利用者にとって利便性が高まるというメリットがあります。

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航空ジャーナリスト緒方氏による
書き下ろし新刊ご紹介

「地球の歩き方 エアライン・ランキング」専門家解説でもおなじみの緒方信一郎氏による、「行き先別に航空会社を賢く選ぶ」ための旅行者必携ガイド。

エアライン各社が多様なサービスや路線拡大を図るなかで、本当に自分に合った航空会社を決めるのがますます難しくなっています。事前に知っていれば断然、お得で快適に空の旅を楽しめるポイントについて、航空業界に精通した著者ならではの豊富な経験・知識、そしてエアライン各社最新情報と航空業界の中長期見通しをふまえつつ、実際に選びやすい旅行者の視点から「目的地別」にエアライン選びをアドバイスしています。

本書では、「一番お得な航空券を獲得する方法」「燃油サーチャージの怪」「混雑時の席をキープするワザ」「コードシェア便に注意」「おいしく楽しめる機内食の選び方」「特典を使うときのことを想定して貯めるマイレージ」といった、誰もが気になるチェックポイントを詳しくご紹介。

さらに本邦初!「行き先別フライト選び」では、アメリカ/ハワイ/アジア/ヨーロッパといった目的地別に重視すべき点を掲げながら、具体的なエアライン各社をおすすめ解説しています。また話題のローコストエアライン(LCC)も詳しく紹介。昨年2008年12月から成田空港に乗り入れたジェットスター航空や、エア・アジアの搭乗記はわかりやすく必読です。

その他、日本就航の国際線主要航空会社に関する基本データも収録。いつもエアライン選びに悩む方も、ツアー参加などすでに利用エアラインが決まっている方も、本書を読めばきっと、「エアラインを選択するってこういうことか!」とご納得いただけるはずです。

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