ガイドブック編集部 > 特集 > 映画・ドラマ舞台の歩き方 > 「ナイトミュージアム2」「スミソニアン博物館」をまるごとガイドする!!! > 映画コース#06-#10 カポネ/カスター将軍ほか

映画「ナイトミュージアム2」の歩き方 コース#06-#10 カポネ/カスター将軍ほか

#06 ワシントン美術館は存在しない!? −映画のなかの美術館はどこ

「考える人」が考え込み、ハッピーな天使たちが歌い踊る……。彼らが登場するワシントン美術館Washington Art Museumは、架空の美術館。とは言っても、モデルがある。航空宇宙博物館の正面に位置するナショナルギャラリーがそれ。では、なぜ映画では架空? スミソニアンの博物館群に囲まれているものの、ナショナルギャラリーは別組織なのだ。

アメリアとラリーが謎を解くために、ワシントン美術館の「考える人」の力を借りようとするが

アメリアとラリーが謎を解くために、ワシントン美術館の「考える人」の力を借りようとするが

”考える”人だから....

”考える”人だから....


#07 アル・カポネも2016年オリンピック誘致に参加? −シカゴ1の嫌われ者

ナポレオンと並んでカームンラーの一味となっている、アル・カポネ。映画ではモノクロのカポネがお目見えするなど、かなりの凝りようだ。マフィアの大ボスとして、アメリカで1、2を争う極悪人の出身はシカゴ。ただし、シカゴでダントツに嫌われてもいる。2016年オリンピックの開催候補地であり、東京のライバルでもあるシカゴ。シカゴが地盤のオバマ大統領と一緒に誘致運動するかも?

「犯罪と刑罰博物館」に展示されているシカゴ随一の有名人はオバマ大統領でなく、マフィアのボス、アル・カポネ。英語では「アル・カポーン」と発音する

シカゴ随一の有名人はオバマ大統領でなく、マフィアのボス、
アル・カポネ。英語では「アル・カポーン」と発音する

「犯罪と刑罰博物館」に展示されているアル・カポネ

「犯罪と刑罰博物館」に展示されているアル・カポネ


#08 アメリカにもいました!!「愚将」 −口だけは勇ましい、カスター将軍

映画のなかで敵を倒す妙案(?)をラリーたちに授け、一気呵成に攻撃しようと試みるが、敵に向かう前に落馬ならぬ、落車してしまうのがカスター将軍だ。実在の人物も、勝ちを焦った戦いで敗北を喫した愚将。それでも南北戦争時は若くして功績を挙げ「少年将校」とも呼ばれた。長髪がトレードマークだが、それがかえって敵の目に留まってしまったという。ホントにおろか。

いい意味でなくて有名なカスター将軍

いい意味でなくて有名なカスター将軍

国立肖像画美術館の『グラント総司令官と将軍たち』(Grant and His Generals)の巨大絵画の中に描かれている。まだ名声を得ていた頃のものだ

国立肖像画美術館の『グラント総司令官と将軍たち』(Grant and His Generals)の巨大絵画の中に描かれている。まだ名声を得ていた頃のものだ


#09 頭をなでられるのが嫌いなアインシュタインの頭をなでてみよう

相対性理論を説き、大天才として知られるアインシュタイン。映画のなかでは、コミカルで神経質なみやげ物として笑いを誘う。まるで首振り人形のようなアインシュタインだが、ワシントンでは彼に関する人気のスポットがある。リンカーン記念館に近い科学アカデミーの前に、ユーモラスなアインシュタインのブロンズ像があるのだ。ぜひ拝謁しておこう。

ホントは大天才なのだが....

ホントは大天才なのだが....

ちょっと大きなアインシュタインのブロンズ像。ユーモラスで天才とは思えない姿。子供たちがよじ登って頭をなでることもある

ちょっと大きなアインシュタインのブロンズ像。ユーモラスで天才とは思えない姿。子供たちがよじ登って頭をなでることもある


#10 アメリカでパロディに使われるNo.1絵画 『アメリカンゴシック』に注目!

この絵、実はシカゴ美術館の所蔵品。

この絵、実はシカゴ美術館の所蔵品。

ラリーが絵画のなかからクワを引き抜き、それを持って戦うシーンがある。この絵画こそが、アメリカでは最も有名な絵と言われる『アメリカンゴシック』だ。農夫とその娘を描いたもので、簡素な服装は質素な生活を意味し、気難しいふたりの表情は保守的な考え方を表現しているといわれている。映画『ロッキー・ホラー・ショー』にも登場したり、クリスマスカードなどにもよく見かけるなど、アメリカで最もパロディとして使われる作品でもある。ふたりの表情が印象的な絵は、ワシントンにあるのではなく、アメリカ中西部ミシガン湖に面したシカゴの町にある。フランス印象派も数多く有するシカゴ美術館の所蔵だ。

2009年08月


ページ上部に戻る
地球の歩き方ガイドブック 編集部