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旅を終えて Epilogue

空の色や雲のかたちによって異境にいることを強く印象づけられることがある。
旅の終盤、マグリット美術館で画家の作品を見終えて
併設のレストランで食事をしようとしたとき、
窓から見えたのは
紛れもないマグリットが描いたあの雲だった。

 

仮面の画家が見続けた北海の海、北方のヴェネツィアに喩えられる水の都ブルージュ、ルーベンスを生んだアントワープ、マグリットの足跡の残るブリュッセル。 日本人の憧れるヨーロッパの風景のひとつの形が、ベルギーにはしっかりと残っている。愛らしいレンガ造りの家並みを眺めながら、風情のある石畳を歩いていると、何気ない小さな路地に迷い込みたい衝動を感じることがある。そんな思いの数だけ町の印象は深まり、その思いは旅の記憶に刻まれる。

そして、楽しい旅の記憶を支えているのは、出会ったの人たちのたくさんの笑顔なのだ。

Dank u wel.

2011年04月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部